Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    水無瀬 瑞穂

    @mizuho_m_create

    主にR18系の話と、pixivやBOOTHにあげる話の進捗をポイする場所。作品は全てログイン限定公開
    文字書きなので、投稿は全て文章です
    ※画像投稿には小説タグ付けてます
    エアスケブの受付は、今のところ考えていません
    (エアスケブ開始の依頼が来ていたので一応)
    メインの活動場所はpixiv
    https://www.pixiv.net/users/77794155
    pixivやポイピクのまとめPDF配布中のBOOTH
    https://blue-grotto.booth.pm
    匿名でメッセージを送りたい方はマシュマロにどうぞ
    https://marshmallow-qa.com/mizuho_m

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 31

    related works

    recommended works

    Tears_reality

    MEMOワンドロリベンジ(途中まで)
    ワンドロリベンジ『復縁』(途中まで)「もう我慢できない。お前とはこれでおしまいだ」

    「それはこっちのセリフだよ。僕以外に触れさせるなって言ってるのにいつも君は仕事だから、付き合いだから仕方ないって、こっちの気も知らないで、あぁ、もう早く洗ってきてよ。他人の匂いがついた君なんて見たくもない」

    いつも通りのやり取りだった。一通り言いたいこと言い終わったら仲直りするのが常だったはずが今回はそうじゃなかった。それに類が気づいたのは司が出ていった後だった。

    「ちゃんと寝てるの?ご飯は食べてる?」

    「それなりにね。仕事もあるからね。」

    「ならいいけど。」

    類の話を聞きながら幼なじみの彼女、草薙寧々は紅茶を飲みながらため息をつく。寧々ともう一人のえむは司と類の秘密の仲を知る数少ない友人だ。当初2人が別れたと知った時真っ先に寧々は類を心配した。それもそのはず類は司がいないと生きていけない男だった。それは依存にも似たもので仲間である寧々たちも二人の間にはいるのはどこか躊躇いがあった。長い付き合いの寧々は類のそう言った危うさに気づいていた。だからこそ真っ先に心配したのだが当の本人は何処吹く風だ。以前の類だったらきっと。司と付き合ったことで心の安定が取れるようになったのかもしれない。その日は他愛のない話をして終わった。
    844