デイカい猫「ミッチーどしたの!?その背中!?」
ドアホのバカデカイ声が部室内に響く。
着替えながら三井先輩とドアホの方に視線を向ける…三井先輩の背中には引っ掻いた、いや引っ掻かかれたような傷が赤く痛々しく付いている…
「っえ…あっ…コレか?コレは、昨日の夜無性に痒くて掻いたんだ…はっはっはぁ~」
と明らかに同様している三井先輩。
「痒いと止まらないですよね~」と特別にそれ以上は気にした様子もなくドアホは部室を
「さ~練習練習」と言って出て行った。
ドアホが出ていき大きくため息を付く三井先輩
オレは大げさにロッカーを閉めると
三井先輩はびっくりしたような表情でオレを見る
「いたのか流川…」
「居ちゃ悪いですか…」
「いや…もうお前の事だからさっさと行ったのかと思っただけだ…」
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