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    UMU_4002

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    UMU_4002

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    炎ゴブレのダンスパーティーの、違うバージョンです。書きかけ
    ルームメイトが化粧を担当、衣装(この場合は普通のドレス)の話は、ドラコがシリウスに相談、マホウトコロにも話が行った。シリウスが仕事で中々、主人公と話が出来ないかなって思って、このシーンを書き殴ったんですけど、お話の最初から書いてたら、予想以上にぐいぐい行ってましたwwなんで????(そりゃ好きだからですわね)

    ##人形は歌わない
    #シリウス夢
    #HP夢
    #ハリポタ夢
    harpottaDream

    人形は歌わない 炎のゴブレット X 部屋で喜んで衣装を着せられ、化粧も施されて、肩まで伸びた髪も巻かれて結ばれて、付属の髪飾りで仕上げ。内心泣きながら、私よりもかわいい女子たちと一緒に会場へと向かう。周りの視線が痛い、泣いた。

    『あなたの綺麗さに見惚れてるのよ』
    『三人と比べられてるんだって』
    『そんなことないってば』
    『あ、ドラコ!』
    『見てよ今日の咲夜!』

     なんていらんことをするんだ君らは。いつもの三人で話し込んでいたドラコが、こちらを向いた。返ってきたのは一瞬の驚きと、その後の渾身のドヤ顔。

    『どうもありがとうございます、ドラコ。ブラック家にわざわざ手紙送ったんでしょ』
    『ああ、でもマホウトコロとの連絡は校長とシリウスだ。似合ってる。で、肝心のパートナーは?』
    『あ、そうよ、それは聞いてなかった』

     決まっているわけが無かろう昨日の今日で。そんな思いを込めて皆を見る。それを感じ取ったのか、もうわかっていたのか、皆がため息をついた。そんな中、ハリーとロンがこっちに来て、こう言った。

    『『ハーマイオニー知らない?!』』
    『え?見てないわ』
    『いつも一緒にいる子よね、そういえば、見てないわね』
    『……今見えてる』
    『え、嘘』
    『あっちよ、ほら』

     パンジーが指を差した方向を見る。口をあんぐりと開ける、私含めた御一行。えぐ可愛いんだが、え、パートナーなってもらえないかな、いや駄目か、もういるんだっけ……いや一回踊ってもらいたいんだが。

    『咲夜、心の声駄々洩れだ』
    『日本語だからわからないけど、どうせ一緒に踊りたいとか考えてるのよ』
    『その通り……ねえ、もしかしてそろそろ始まったりする?』
    『ああ、そうね』
    『ドラコ、頼む、一生に一度のお願いだ、今だけ、一瞬だけパートナーなって!』

     一生に一度は何度も繰り返される。もう既にドラコには何度か言ったことのある台詞である。ドラコはわざとっぽくため息をついて、首を横に振る。

    『頼むよー!!』
    『その必要はないだろ、ほら』

     ドラコが顎で私の背後を示した。私の背後や横にいたルームメイトは、いつの間にかそんな彼の方へ移動している……すごい嫌な予感がするんだよね。

    『咲夜』

     聞きなれた声に、徐に振り返った。きちんとした服、少し整えられて耳にかけられた黒髪、そんな彼を見つめる女子生徒たち。やめろこっち見んな全体的に。

    『お手をどうぞ』
    『……マジで言ってる?私、変な呪文かけたかな、自分に』
    『冗談言わないの、ほら時間よ、行ってきなさいって』
    『王子様と一緒にね!』
    『パンジー、変なこと言わない!っわ』

     パンジーか誰かに背中を押されて、前へ二三歩進んだ。その勢いのままシリウスが私の手を取って、会場の中央へ。途中合流したハリーには何故かウィンクされた。あいつ、何か知ってたな。文句を言ってやろうかと思ったが、音楽が流れ始めてしまった。

    『ど、どうしよう、シリウス、私__』
    『大丈夫、右手はそのまま、左手は私の腕をつかんで』

     本当に、ダンスの授業はさぼってはいないが、真面目には受けていない。日本で一時期練習していたダンスとも、全く系統が違う、音楽ももちろんジャンルが違うし。青い顔のままシリウスの言葉の通りに手を置いて、ステップを踏む。

    『足元は見るな、上を向いて』
    『え、でも』
    『私がリードする、心配するな』

     足を踏んでしまうかもしれない。昨日初めて履いた靴だし、ダンスのステップもよくわかっていない。パートナーの言葉を信じて恐る恐る、顔を上げた。少し見上げるような姿勢で、シリウスと目が合った。嬉しそうな、楽しそうな顔。私を見つめる目は、まるで__

    『ほらっ』

     少し勢いをつけて、その場でジャンプ。シリウスがそれを支えて、一瞬だけ浮いた。少しだけ高くなった視線に、目を見開いた。それを見て、シリウスがさらに顔を綻ばせる。
     それ以降は喋ることなく、踊り切った。拍手の後に、皆が一緒に踊り始める。私たちもそれに続いて、また踊る。最初よりは慣れて、ぎこちなさも無くなった、気がする。


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    MOURNING炎ゴブレのダンスパーティーの、違うバージョンです。書きかけ
    ルームメイトが化粧を担当、衣装(この場合は普通のドレス)の話は、ドラコがシリウスに相談、マホウトコロにも話が行った。シリウスが仕事で中々、主人公と話が出来ないかなって思って、このシーンを書き殴ったんですけど、お話の最初から書いてたら、予想以上にぐいぐい行ってましたwwなんで????(そりゃ好きだからですわね)
    人形は歌わない 炎のゴブレット X 部屋で喜んで衣装を着せられ、化粧も施されて、肩まで伸びた髪も巻かれて結ばれて、付属の髪飾りで仕上げ。内心泣きながら、私よりもかわいい女子たちと一緒に会場へと向かう。周りの視線が痛い、泣いた。

    『あなたの綺麗さに見惚れてるのよ』
    『三人と比べられてるんだって』
    『そんなことないってば』
    『あ、ドラコ!』
    『見てよ今日の咲夜!』

     なんていらんことをするんだ君らは。いつもの三人で話し込んでいたドラコが、こちらを向いた。返ってきたのは一瞬の驚きと、その後の渾身のドヤ顔。

    『どうもありがとうございます、ドラコ。ブラック家にわざわざ手紙送ったんでしょ』
    『ああ、でもマホウトコロとの連絡は校長とシリウスだ。似合ってる。で、肝心のパートナーは?』
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    『あなたの綺麗さに見惚れてるのよ』
    『三人と比べられてるんだって』
    『そんなことないってば』
    『あ、ドラコ!』
    『見てよ今日の咲夜!』

     なんていらんことをするんだ君らは。いつもの三人で話し込んでいたドラコが、こちらを向いた。返ってきたのは一瞬の驚きと、その後の渾身のドヤ顔。

    『どうもありがとうございます、ドラコ。ブラック家にわざわざ手紙送ったんでしょ』
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    DONEあくねこ、ハウレス夢。
    過労で熱を出したハウレスが主様に看病される話。
    なおハウレスは回復したあと、ボスキやアモンから主様に甲斐甲斐しく世話されたことをさんざんからかわれたそうな。

    担当執事をつついてると、いやそのセリフそっくりそのまま返すよ!?って思うことが多くて、この話もそういうアレから生まれました( ˇωˇ )
    きみに捧げる特効薬 今になって思い返して見ると、朝起きたとき、いつもより体が重いような気はしたのだ。けれど、頭が痛いとか咳や鼻汁が出るとか喉が痛むとか、ほかの症状がなかったものだから。少し疲れが溜まっているのだろうと、ハウレスは軽く考えてしまった。
    「おそらくは、過労だね」
     診察していたルカスが真剣な表情で告げるのを聞いて、ハウレスの主人はひどくショックを受けた表情になった。主様がそのように悲しそうなお顔をされる必要はないのにと、ハウレスは思ったけれど、熱があることを自覚してしまった体はやたらと重だるくて、口を開くこともままならなかった。
     ハウレスの異変に気づいてルカスの元へと連れてきたのは、他ならぬ主人だった。
     この日――。ハウレスは寝起きに体のだるさを覚えたものの、大したことではないと断じて普段どおりに仕事に取りかかった。屋敷中の窓を開けて空気を入れ替え、トレーニングをこなし、主人に起床時間を知らせにいった。身支度を済ませた彼女を食堂までエスコートするために手をとって、そこで眉間に皺を寄せ険しい顔になった主人に手首や首筋、額などを触られた。そうして、有無を言わさずここへ連れてこられたのだ。
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