Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    花月ゆき

    DONE降谷さんが赤井さんへのチョコに盗聴器を仕掛けちゃってます、が……赤井さんは何でもお見通し。
    相変わらず、赤井さんがかかわるとグダグダになる降谷さんがいます。

    こういうことで降谷さんは盗聴器を仕掛けないかもですが、創作ということでここはひとつ…。
    n番煎じだったらすみません。捏造多し。なんでも許せる方向けです。
    あと三十秒 赤井と恋人同士になって初めて迎えるバレンタインデー。
     何日も前から試行錯誤して準備してきたチョコは、自分でも納得のいく味となり、降谷の胸中は早く赤井に食べてもらいたい気持ちでいっぱいだ。
     しかし、いくら恋人同士になったとはいえ、赤井に手作りのチョコを手渡すのはどうも気恥ずかしかった。いったいどんな顔で、何と言って渡せばいいのか。降谷は答えを見つけられないまま、バレンタイン当日を迎えてしまった。
     悩んだ結果、降谷は本人不在の赤井のデスクにチョコを置いて立ち去ることを選んだ。盗聴器をつけておけば、赤井の反応も知ることができる――実に良い案だと降谷は思った。
     お互いの機関の連携をはかるため、今FBIのメンバーは警察庁の一室に常駐している。降谷はその部屋に出入りする術を知っているので、赤井のデスクにも容易に近づくことができるのだ。FBIのメンバーが全員ランチに出かけている時間を見はからって、降谷は誰もいないその部屋に入り、赤井のデスクに近づいた。
    2002

    花月ゆき

    MAIKING以前、ライとして組織に潜入していたとき、催眠術をかけられてしまった赤井さん。
    組織壊滅作戦前、赤井さんが降谷さんへの恋心を自覚するのと同時に催眠の効果があらわれはじめ…というお話。
    催眠術の影響で、赤井さんが降谷さんにちょっとひどいことを言ったりします(が、いずれ降谷さんはそれ自体を楽しむようになります)。

    ※捏造ありまくりの大変不真面目な内容です。なんでも許せる方向け。
    ヒトフリの魔法-赤井Side-

    「任務以外で、あなたが女性に興味を持つなんてことあるのかしら。せっかくこんなに良い雰囲気の店に呼び出しておきながら……あなたのその顔、私にはまったく興味がないって感じね」
    「あいにく、興味があるのはこのデータの中身だけでね」
    「まったくひどい男ね。こんなときは、嘘でも何か気の利いたことを言うものよ」
    「……言う必要があればそうするがな」
    「私には言う必要がないってこと? 失礼しちゃうわね。バーボンはとても気が利く良い子なのに、あなたときたら……」
    「……バーボンに会ったのか?」
    「あら、随分と怖い顔。バーボンと私の関係が気になるの?」
    「…………いや」
    「ふふ。あなたの気にするようなことは何もないわよ。ほんの数回、取引で会っただけ。それにしても、今の顔すごく良かったわね。余裕のない感じで。あなたのそんな顔、もっと見てみたいわ」
    20633