Karen_gotoku
DONE酔った染谷さんが可愛い連呼するだけの話。酔ってるので少しキャラ崩壊気味?
「4代目って本当可愛いですよね」
「……はっ?」
素っ頓狂な声が思わず出てしまったがこれは悪くないと思う。
普段染谷は桐生に対して「かわいい」などと言った覚えが無い。だが今はっきり声に出して言ったのだ。かわいいと。
「聞こえなかったんですか?4代目、かわいいです」
「いや聞こえてたが…こんなおっさんに可愛いは無いだろ」
「いや、4代目は可愛いですよ」
ふわりと微笑み、伸ばした指先で桐生の頬を優しく撫でる。珍しく直接的な言葉を言う染谷にみるみる内に頬が赤く染まっていった。
「赤くなってる顔も可愛い」
「お前…酔ってるだろ」
「酔ってますよ…貴方の瞳に、ね」
「……お前なぁ」
さらりと恥ずかしげも無くそんな台詞を吐くので逆にこっちが恥ずかしくなり心臓が煩いほど鳴っている。
779「……はっ?」
素っ頓狂な声が思わず出てしまったがこれは悪くないと思う。
普段染谷は桐生に対して「かわいい」などと言った覚えが無い。だが今はっきり声に出して言ったのだ。かわいいと。
「聞こえなかったんですか?4代目、かわいいです」
「いや聞こえてたが…こんなおっさんに可愛いは無いだろ」
「いや、4代目は可愛いですよ」
ふわりと微笑み、伸ばした指先で桐生の頬を優しく撫でる。珍しく直接的な言葉を言う染谷にみるみる内に頬が赤く染まっていった。
「赤くなってる顔も可愛い」
「お前…酔ってるだろ」
「酔ってますよ…貴方の瞳に、ね」
「……お前なぁ」
さらりと恥ずかしげも無くそんな台詞を吐くので逆にこっちが恥ずかしくなり心臓が煩いほど鳴っている。
Karen_gotoku
DONE柏(→)←桐極0.5くらいの時間軸(???)
桐生ちゃんの怪我治療する面倒みの良い冷麺さんの話。
この感情に名前は無いバタバタと慌ただしい音が事務所内に響く。あぁ、またかとため息を吐くとバタンと扉が開きすぐに閉められる。音を出している本人がぜぇはぁと珍しく息を乱している。
「また『奴』に追いかけられてるのか――桐生」
桐生と呼ばれた男はバツが悪そうに目を左右させながらそうです、と肯定した。
どうやら喧嘩したようで顔中に痣やかすり傷が出来ている。桐生の傷の治りはかなり早いが流石に見ていられないので立ち上がり救急箱を取り出すとチラリと振り返り「手当してやる」と言った。
「これくらい大丈夫です」
「こっちが見てられねぇんだよ。いいから早く来い」
本当に大丈夫だったのだがもし断って怒ったらたまったものではない。いくら昔より丸くなったとは言え柏木を怒らせたらどうなるのか知っている桐生は折れて渋々隣に座った。
1515「また『奴』に追いかけられてるのか――桐生」
桐生と呼ばれた男はバツが悪そうに目を左右させながらそうです、と肯定した。
どうやら喧嘩したようで顔中に痣やかすり傷が出来ている。桐生の傷の治りはかなり早いが流石に見ていられないので立ち上がり救急箱を取り出すとチラリと振り返り「手当してやる」と言った。
「これくらい大丈夫です」
「こっちが見てられねぇんだよ。いいから早く来い」
本当に大丈夫だったのだがもし断って怒ったらたまったものではない。いくら昔より丸くなったとは言え柏木を怒らせたらどうなるのか知っている桐生は折れて渋々隣に座った。
Karen_gotoku
DONE前々から書きたかったシチュ。極軸あたり。絶対真島吾朗の因縁SSS
もはやライフワークと化している桐生のストーカーをしていると目標である人物が立ち止まった。
気付いたのか、と思いきや誰かに呼び止められたようで急いで近づいてくる男はひっきりなしに頭を下げている。ここからでは会話はよく聞こえないが動きで恐らく以前桐生が助けた男なのだろうと推測する。元ヤクザか疑うほど桐生はお人好しなのは真島も知っている。
建物の影に隠れつつ男が去っていくのを待つが一向に何処かへ行く気がない。寧ろまた頭を何度も何度も桐生に下げ、当の桐生は首を振ったり何か悩んでいる様子だった。
もう少し近づいてもバレないだろうとこっそり忍び寄る。ある程度近付き耳を済ませると2人の会話が聞こえた。
「お願いします!桐生さんの強さと優しさに惚れたんです!1回だけでいいので!!」
1393気付いたのか、と思いきや誰かに呼び止められたようで急いで近づいてくる男はひっきりなしに頭を下げている。ここからでは会話はよく聞こえないが動きで恐らく以前桐生が助けた男なのだろうと推測する。元ヤクザか疑うほど桐生はお人好しなのは真島も知っている。
建物の影に隠れつつ男が去っていくのを待つが一向に何処かへ行く気がない。寧ろまた頭を何度も何度も桐生に下げ、当の桐生は首を振ったり何か悩んでいる様子だった。
もう少し近づいてもバレないだろうとこっそり忍び寄る。ある程度近付き耳を済ませると2人の会話が聞こえた。
「お願いします!桐生さんの強さと優しさに惚れたんです!1回だけでいいので!!」
Karen_gotoku
DONE秋→→→→→桐結構前にツイートした名前呼ぶやつを少し改変しました。短いのでお試しがてらポイピクに投稿。
時間軸は気にしない人向け。
なまえ「桐生さんって実際俺の事どう思ってます?」
突然隣で酒を呑んでいる秋山に言われてぽかん、とした表情をする。暫く悩んだ後口を開いた。
「良いやつ、だな」
「良いやつですか…。まぁ、悪く見られてないなら良かったかなぁ」
項垂れるように秋山はテーブルに突っ伏した。秋山の望んでいた回答では無いようで困ったような悲しそうな顔をしている。だが何故こんな質問をしたのか気になった桐生は秋山に問うた。
「だって年下の人たちは皆名前で呼んでるじゃないですか〜…。俺は年下に見られてないのかなって」
思い返せば東城会の6代目である大吾やかつて闘った龍司も年下で桐生自身も名前で呼んでいる。だがそこの何が不満なのだろうか。ますます秋山の心の内が分からず眉間に皺を寄せる。
914突然隣で酒を呑んでいる秋山に言われてぽかん、とした表情をする。暫く悩んだ後口を開いた。
「良いやつ、だな」
「良いやつですか…。まぁ、悪く見られてないなら良かったかなぁ」
項垂れるように秋山はテーブルに突っ伏した。秋山の望んでいた回答では無いようで困ったような悲しそうな顔をしている。だが何故こんな質問をしたのか気になった桐生は秋山に問うた。
「だって年下の人たちは皆名前で呼んでるじゃないですか〜…。俺は年下に見られてないのかなって」
思い返せば東城会の6代目である大吾やかつて闘った龍司も年下で桐生自身も名前で呼んでいる。だがそこの何が不満なのだろうか。ますます秋山の心の内が分からず眉間に皺を寄せる。
なるちょ
DONE錦桐(錦山BD)切ないお話に自分が耐えられなくなったので、END後に別END分岐がありますが、そちらは転生(錦山記憶有り)注意です。
今日という日にありがとう帰りにコンビニで買い込んだ缶ビールを2つ取り出して蓋を開けると、1つは机に置いたまま、もう1つを持ち上げて軽くぶつけるとようやく喉を潤す。
「やっとお前に奢れたな」
金を惜しまず、いつも面倒をみてくれた兄弟分を思い出す。
いつも奢ってもらってばかりいたが、いつか俺が奢ると約束をしていた。
本当ならこうやって毎年奢るつもりが……できなかった。
現実を受け入れることが辛く、思い出すと立てなくなるのではないかと不安になったからだ。
しかし、いい加減そんな弱さと別れを告げないと笑われてしまうと、今年は部屋で祝い酒を決めた。
「錦は酒に詳しかったが、今日はビールで我慢しろよ」
誰もいない空間にポツポツと言葉を投げる。
昔を思い出したり、自分の近況を報告した後、あの爆発が起きてからどれくらいの時が経っただろう、とボーッと考えながら酒の量を増やしていくと、いつの間に寝てしまったのか……。
2743「やっとお前に奢れたな」
金を惜しまず、いつも面倒をみてくれた兄弟分を思い出す。
いつも奢ってもらってばかりいたが、いつか俺が奢ると約束をしていた。
本当ならこうやって毎年奢るつもりが……できなかった。
現実を受け入れることが辛く、思い出すと立てなくなるのではないかと不安になったからだ。
しかし、いい加減そんな弱さと別れを告げないと笑われてしまうと、今年は部屋で祝い酒を決めた。
「錦は酒に詳しかったが、今日はビールで我慢しろよ」
誰もいない空間にポツポツと言葉を投げる。
昔を思い出したり、自分の近況を報告した後、あの爆発が起きてからどれくらいの時が経っただろう、とボーッと考えながら酒の量を増やしていくと、いつの間に寝てしまったのか……。
higashinokaze10
REHABILI・西谷×真島(西真)・ギャグ…?
・関西弁わからん
・雰囲気で読んでね
西真〉癪だから言いたくない カーテンの隙間からもれた陽光を顔に浴びて、真島は目を覚ます。ボロ部屋の煎餅布団…ではなく、いかにもセレブっぽいマンション、上等なベッドの上で伸びをする。
グランドまでの距離は少し遠いが、このマンションが今の住居である。といっても、持ち主は真島ではないのだが。
真島は隣で寝ている、このマンションの持ち主である男を一瞥する。西谷誉。彼の自宅に同棲している身である。
起こしてしまわないように静かにベッドを降りた真島は、服を拾って部屋を出る。
別に言われたわけでは無いが、西谷が家賃やら生活費などを真島から全く受け取らないので、代わりとして食事や掃除を請け負っている。
冷蔵庫の白米を温めている間に味噌汁、おひたし、卵焼き、など簡単ではあるが朝食を準備する。
1149グランドまでの距離は少し遠いが、このマンションが今の住居である。といっても、持ち主は真島ではないのだが。
真島は隣で寝ている、このマンションの持ち主である男を一瞥する。西谷誉。彼の自宅に同棲している身である。
起こしてしまわないように静かにベッドを降りた真島は、服を拾って部屋を出る。
別に言われたわけでは無いが、西谷が家賃やら生活費などを真島から全く受け取らないので、代わりとして食事や掃除を請け負っている。
冷蔵庫の白米を温めている間に味噌汁、おひたし、卵焼き、など簡単ではあるが朝食を準備する。
higashinokaze10
REHABILI・リハビリ、書き方忘れた・意味分からんかったらごめん
・西谷→→(←)真島
・リバ可のヤツが書いてるのでちょっとあやしい
・まだ喧嘩するだけの仲
・交流関係良好
・生存ifってことで
・関西弁分かんなくて雰囲気で書いてるのでご了承ください
西真〉実はお互い浮ついて 蒼天堀の路地を抜けた先にある、とあるアパート。その階段で、煙草を吸ってたむろする男が一人。脱力する体躯とは裏腹に、鋭い眼光で路地を見下ろしている。
月夜にコンクリート、錆だらけの柵のなかで、男の臙脂色(えんじいろ)のスーツが一層、妖しさを醸し出す。
近江連合直参鬼仁会 会長、西谷誉。
「真島くんは、まだかのぅ〜」
西谷は煙草を消しながら、ソワソワと待ち人の名前を呼ぶ。
といっても約束などはしておらず、勝手に待ち伏せているだけであるのだが。
アパートへ続く唯一の路地に人影が現れ、西谷はそのシルエットを確認するや否や階段を駆け降りる。
「待っとったでぇ、真島くん!」
タキシード姿で左眼には眼帯、長髪を一つに結んでいる顔色の悪い男が顔を上げる。西谷の姿を見るなり、名前を呼ばれた男はさらに顔色を悪くした。
2202月夜にコンクリート、錆だらけの柵のなかで、男の臙脂色(えんじいろ)のスーツが一層、妖しさを醸し出す。
近江連合直参鬼仁会 会長、西谷誉。
「真島くんは、まだかのぅ〜」
西谷は煙草を消しながら、ソワソワと待ち人の名前を呼ぶ。
といっても約束などはしておらず、勝手に待ち伏せているだけであるのだが。
アパートへ続く唯一の路地に人影が現れ、西谷はそのシルエットを確認するや否や階段を駆け降りる。
「待っとったでぇ、真島くん!」
タキシード姿で左眼には眼帯、長髪を一つに結んでいる顔色の悪い男が顔を上げる。西谷の姿を見るなり、名前を呼ばれた男はさらに顔色を悪くした。