ジャンル雑多らき
TRAINING【松+花菅】「自覚したくなかった」(2020年6月20日)※松菅はくっつかない上に、両片想いの花菅※
大学生くらい/キス/※行為があるのは松菅です。
〇と菅さんの夏。真っ赤な林檎飴を囓る君が、どうしようもなく眩しくて、目隠しして口づけた。https://shindanmaker.com/545359
~7頁目からは、松川家の家族捏造。松川が自分の兄嫁(捏造)に想いを寄せている話。 9
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TRAINING【黒菅】彼女か彼氏か、彼氏で彼女(2020年5月14日)大学生/付き合う前/初キス
お題:〇菅の新刊は【単語】テスト明け【短文】ショッピングモールをぶらぶらと見て回る。【長文】「眼鏡が絶対に似合う」と言うので見繕ってもらったフレームを試してみると、満足気な笑顔で頷く。です。https://shindanmaker.com/889224 4
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TRAINING【兎菅】あなたの自由(2020年4月15日)木兎さんはあんまり恋愛するイメージがなくて(赤葦相手でも)、ほとんど書かないです。とはいえ、世界を抱く男だと思ってる。
唯一自主的に書いた兎菅。 4
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DONE【赤菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月26日)「goodbye」を菅原風に訳すと「忘れてもいい。俺が覚えているから」になりました。https://shindanmaker.com/732889
相互さんへの誕プレ。恋の始まり。
『染み入る声』 誰にでも感じるものではない。ふとした瞬間に触れられた時の、その空気と呼吸、その人の胸がクッションのように、受け止める腕のタッチの柔らかさ、それが、ああこいつなら分かる。という人物ではない相手から感じたら、ときめくどころではない。
「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。
1924「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。
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DONE【研菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月26日)相互さんへの誕プレ。スガさんに懐かれる研磨。恋は始まってない。
『食べたら美味しかった』 上ばっかり向いてて首が疲れた。と言って、その人はおれの隣にやってくる。お宅の主将とか翔陽がいるじゃん。と言うと、大地は忙しいし日向といても落ち着けない、とかいう理由。座っていればおれじゃなくても見上げないで済む相手はいるのに。
最初の頃は隣に来られると落ち着かなくて、こっちがそわそわしていればそのうち去っていった。別にしつこく話しかけられる訳でもないし、無言でゲームしていてもただおれの隣に座って休んでいるだけのようで、そのうち「また来た」くらいの感覚になり、近所のすずめみたいだな、と思っていた。
肩に顎を乗せられても気にならなくなって来た頃。スマホのゲームでおれが鳥のキャラクターに餌を上げていたところ、「美味そうに食うなぁ」と言うので「人間もよくこんな苦いもの食べるよね」と何気に呟くと、「俺苦いの好き」と言ってきた。
644最初の頃は隣に来られると落ち着かなくて、こっちがそわそわしていればそのうち去っていった。別にしつこく話しかけられる訳でもないし、無言でゲームしていてもただおれの隣に座って休んでいるだけのようで、そのうち「また来た」くらいの感覚になり、近所のすずめみたいだな、と思っていた。
肩に顎を乗せられても気にならなくなって来た頃。スマホのゲームでおれが鳥のキャラクターに餌を上げていたところ、「美味そうに食うなぁ」と言うので「人間もよくこんな苦いもの食べるよね」と何気に呟くと、「俺苦いの好き」と言ってきた。
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DONE【黒菅】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2019年)『キスしないと出られない部屋に閉じ込められる。
キスくらいいけると余裕ぶって小一時間のんびりしたあといざキスするときになって照れまくる。https://shindanmaker.com/831289』
『夏の幻』 ここは誰だか知らない他人の部屋。普通にキッチンもあればトイレもあれば、シャワールームもある。テレビもビデオも、食料はさすがに充分とは言えないけど、我慢すれば3日はここで暮らすのに困らない。ベッドは1台きりだが、寝ようと思えばどこでも寝られる。
「なんで……俺とスガちゃんなんですかね」
「俺だって知らねーし」
黒尾と二人っきりで閉じ込められて、キスしなければこの部屋からは出られないらしい。
確かに、部屋の中に扉はあれど、出口はない。
「キス……してみます?」
「その敬語しゃべり、マジっぽいからやめろ」
なるべく避けたい話題を黒尾が口にするもんだから、少しヒヤリとして突き放す。すると黒尾もキレたのか、
「そうね~。俺は別に、キスなんてちょちょいのちょいだけど、スガちゃんはしたことないもんね~」
1985「なんで……俺とスガちゃんなんですかね」
「俺だって知らねーし」
黒尾と二人っきりで閉じ込められて、キスしなければこの部屋からは出られないらしい。
確かに、部屋の中に扉はあれど、出口はない。
「キス……してみます?」
「その敬語しゃべり、マジっぽいからやめろ」
なるべく避けたい話題を黒尾が口にするもんだから、少しヒヤリとして突き放す。すると黒尾もキレたのか、
「そうね~。俺は別に、キスなんてちょちょいのちょいだけど、スガちゃんはしたことないもんね~」
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DONE【天童×菅原】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2019年)この年のこのタグはCPリクを受け付けて書いたので、天菅は後にも先にもこの1作だけです。
自分では書かないとはいえ、好きなCPです。
『俺が嫌いな俺を好きな彼』「……何それ、いつ買ってきたんだよ」
大学から直でバイトへ行って、疲れて帰ってきてみれば共用のダイニングルームのソファを占領して、朝には見かけなかった巨大な熊のぬいぐるみを抱えたデカい男が、二人掛けのソファがもうどこにあるんだというくらいの状態で、のびのびと寝そべってテレビを見ている。その姿に、自分の体から疲れのせいだけじゃない溜息がどっと噴き出した。
「先週ネットで注文したのが、今日届いたんだよね~」
若利くんみたいで可愛いでしょ、と言うが、残念ながら自分にはあの大男も、2メートル級の巨大熊も可愛いとは思えなかった。
「自分の部屋に持って帰れよ? 俺、そういうの好きじゃないし」
「エッうそ! 孝支くん、モコモコするもの好きじゃん」
972大学から直でバイトへ行って、疲れて帰ってきてみれば共用のダイニングルームのソファを占領して、朝には見かけなかった巨大な熊のぬいぐるみを抱えたデカい男が、二人掛けのソファがもうどこにあるんだというくらいの状態で、のびのびと寝そべってテレビを見ている。その姿に、自分の体から疲れのせいだけじゃない溜息がどっと噴き出した。
「先週ネットで注文したのが、今日届いたんだよね~」
若利くんみたいで可愛いでしょ、と言うが、残念ながら自分にはあの大男も、2メートル級の巨大熊も可愛いとは思えなかった。
「自分の部屋に持って帰れよ? 俺、そういうの好きじゃないし」
「エッうそ! 孝支くん、モコモコするもの好きじゃん」
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TRAINING【及菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年)これが及菅初書きだったかと。
「孝支くんは、はいしか言っちゃ駄目ね」
「孝支くんとかキモいし、何」
及川が烏野の正門まで毎度出向いてくるから、今日は俺が青葉城西の正門で先に待ち伏せをしていた。
えっ嬉しいとか言われても、だってお前がこっち来ると女子が騒いで煩いし、その女子に笑顔振り撒いてるの見てるとウザいし、待たせてた相手が菅原!? とかみんなの注目浴びちゃうし、モテる彼氏を自慢しなよとか言うけど無理ったら無理。慣れない。
「孝支くん、迎えに来てくれて嬉しいけど、もっとヘラヘラして待ってて」
「はあ?」
「男前過ぎると女子が寄って来ちゃうでしょ」
「それはお前――」
と言い掛けて、言ったら及川を男前だと認めてしまうようなもんだからムググと口を噤む。
681「孝支くんとかキモいし、何」
及川が烏野の正門まで毎度出向いてくるから、今日は俺が青葉城西の正門で先に待ち伏せをしていた。
えっ嬉しいとか言われても、だってお前がこっち来ると女子が騒いで煩いし、その女子に笑顔振り撒いてるの見てるとウザいし、待たせてた相手が菅原!? とかみんなの注目浴びちゃうし、モテる彼氏を自慢しなよとか言うけど無理ったら無理。慣れない。
「孝支くん、迎えに来てくれて嬉しいけど、もっとヘラヘラして待ってて」
「はあ?」
「男前過ぎると女子が寄って来ちゃうでしょ」
「それはお前――」
と言い掛けて、言ったら及川を男前だと認めてしまうようなもんだからムググと口を噤む。
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TRAINING【黒菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月21日)『すやすやと眠る彼を写真に収め、ふふと笑ってから布団に入る。朝目が覚めると、彼がキッチンに立ち、朝ごはんを作ってくれている。素晴らしい朝だな。』
https://shindanmaker.com/706181
仕事にバレーに忙しい黒尾は、帰ってくるなり今日もまたバタリとベッドに倒れ込んで、一瞬にして安らかな眠りに落ちる。俺はその寝顔をスマホに収めるのが日課。
それでも毎朝先に起きるのは黒尾の方で、準備してくれた和朝食を俺が幸せと共に噛み締めていると、黒尾のスマホがアラームを作動させ、画面に俺の寝顔が表示された。口開けっぴろげのだらしない寝顔。
「ひでえ!」
俺が消すように言うと「俺のやる気の源だから」とか言わてしまう。
くそぅ。俺も黒尾の一番だらしない顔を待ち受けにしてやる、とフォルダを漁ったが、悔しいかなどれも惚けて見入ってしまう程、そこにはイケメンしかいなかった。
288それでも毎朝先に起きるのは黒尾の方で、準備してくれた和朝食を俺が幸せと共に噛み締めていると、黒尾のスマホがアラームを作動させ、画面に俺の寝顔が表示された。口開けっぴろげのだらしない寝顔。
「ひでえ!」
俺が消すように言うと「俺のやる気の源だから」とか言わてしまう。
くそぅ。俺も黒尾の一番だらしない顔を待ち受けにしてやる、とフォルダを漁ったが、悔しいかなどれも惚けて見入ってしまう程、そこにはイケメンしかいなかった。
ジャンル雑多らき
TRAINING【治菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月14日)『次々上がる花火の小休止、隣の君に名前を呼ばれた。視線が絡む長く短い3秒の後、一際大きな銀冠。歓声。その刹那、君が何か呟く。聞き取れず首を傾げると、なんでもない。と笑った。』
https://shindanmaker.com/545359
治、とすぐ傍で名を呼ばれ、振り向くのとほぼ同時に一際大きな花火が上がる。その人も見逃すまいとすぐに前を向き直し、観客たちと一緒になってたまや~などとよく分からない歓声を上げる。
「孝支くん、今なんか言うたやろ?」
「たまや?」
「その前」
3秒にも満たない刹那。目が合った瞬間に流れ込んできた熱い感情はその人からか自分が先だったか。残像のように銀色の光に掻き消され、それでも確かにその唇が「好き」と発音したのを見た。
なんでもない、なんて、一瞬で散る花火みたいに誤魔化さないで。
その人の肩を掴んで今度は俺が振り向かせると、8秒よりも長くその口唇を自分のものにした。
287「孝支くん、今なんか言うたやろ?」
「たまや?」
「その前」
3秒にも満たない刹那。目が合った瞬間に流れ込んできた熱い感情はその人からか自分が先だったか。残像のように銀色の光に掻き消され、それでも確かにその唇が「好き」と発音したのを見た。
なんでもない、なんて、一瞬で散る花火みたいに誤魔化さないで。
その人の肩を掴んで今度は俺が振り向かせると、8秒よりも長くその口唇を自分のものにした。
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TRAINING【黒菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月12日)『サボテンを育てることにした。世話したいのはわかるけど、水のあげすぎはよくないらしい。そんなに見つめても急には大きくならないよ。』
#今日の二人はなにしてる
https://shindanmaker.com/831289
俺はすぐでもいいけどスガちゃんはまずこれで訓練ね。と言われ、渡されたのは直径5センチもない小さなサボテンの鉢。まず植物の世話が一人で出来ないと他人と住むなんて無理だから。
同居を提案したのは黒尾の方なのに、何で俺がお預けを食らうのか。サボテンなんて水あげてりゃ育つだろ? 簡単だ。って水をちょろりとかけただけでやりすぎ! とダメ出しを受ける。
花が咲いたら一緒に暮らそう。
いつ咲くんだよ?
んー3ヶ月くらい?
上手くいけばだろ。
「スガちゃん、そんなに俺と暮らしたい?」
サボテンを食い入るように見つめる俺の頭をぽんと軽く叩いて笑う。
「俺だと思って育ててね」なんて黒尾は言うけど、後ろから両腕を回して抱き締められると彼もそれを待ち焦がれているのが分かる。
433同居を提案したのは黒尾の方なのに、何で俺がお預けを食らうのか。サボテンなんて水あげてりゃ育つだろ? 簡単だ。って水をちょろりとかけただけでやりすぎ! とダメ出しを受ける。
花が咲いたら一緒に暮らそう。
いつ咲くんだよ?
んー3ヶ月くらい?
上手くいけばだろ。
「スガちゃん、そんなに俺と暮らしたい?」
サボテンを食い入るように見つめる俺の頭をぽんと軽く叩いて笑う。
「俺だと思って育ててね」なんて黒尾は言うけど、後ろから両腕を回して抱き締められると彼もそれを待ち焦がれているのが分かる。