新レオラフレオ前提のガイズ手招きされるミケランジェロに促されるまま、ドナテロは部屋へ顔を覗かせる。
すると笑い転げるミケランジェロはそのまま下を指さした。
「見て見て」
そこにはよくやかん頭と称されるラファエロが、まさしくゆでダコ状態で蹲っていた。
鉢巻の色とそう大差ないくらいに燃え上がっていてちょっと異常なくらい。
確か食事後部屋に戻るドナテロとは別に、手合わせするんだって意気込んでいた筈。
その相手を思い出し、ドナテロは涙を拭っているミケランジェロへ肩を竦めた。
「わかるかいマイキー、あれが珍しくレオにちゃんと褒められて浮かれ野郎になってる男の姿だよ」
「えーそんなことであんな風になっちゃうのやばーい」
そんな台詞を聞いて、ラファエロがばっと顔を上げる。
依然として顔面熟れた林檎のようだが、揶揄われてることだけは察したらしい。
「うるせぇぞマイキー!」
「きゃー!」
そのまま大騒ぎしてしまいながらいなくなってしまって、ドナテロはふと好奇心で部屋には帰らずある場所へ向かった。
「それで、なんでレオまでそんな風になってんの?」
修練場の入口に佇んでいたレオナルドは顔を手で覆ったまま小さく何か言っていたが、細やか過ぎて聞こえない。
近付いて見ると覗き込まなくてもわかる、先ほどみたラファエロと同じような顔色をしていたから。
「いや……偉そうに言うなって怒るだろうと思ってたから」
「素直に喜ばれてきゅんとしちゃった?」
黙り込んで俯いた姿はいつものどこか気を張っている姿とは程遠く、不慣れな色恋事に振り回されているだけの一匹の亀だ。
お互い想い合っているのならさっさと通じ合えばいいのに、と思うのだけど恋愛ごとについてはドナテロも管轄外なので口出しはしないようにしている。
面白がって時節揶揄うミケランジェロともその辺り口裏合わせ済み。
それに、ドナテロ的には面白いから是非とももう少しこのままでいて欲しいところだ。
マイキーの台詞をcv勝さんで再生できた人は上級者です
噛み合わなさがきゅんポイントに消化しちゃうRLR平和の極み