新レオラフ完リバRLR前提の話です
大きく開いた掌できゅっと締まったレオナルドの手を掴む。
最近少しずつ開いてきた身長差はそのまま身体のパーツにも影響してきたのか握られた拳がしっかりと収まり、ラファエロは気分よく鼻を鳴らした。
「俺の勝ちだな」
強く握りこまれた手が開いて指を絡ませ、そうしてシーツに沈み込ませればあとはもう好き勝手貪ることができる。
セックス中のポジション決めはもうひとつ勝者側に極力従わなければならないという暗黙の了解があった。
反抗的な目で見上げてつつ制止しようとした手はラファエロの背に留まったまま、そんな態度は堪らなく熱を煽る。
そんな想像ひとつでまだ仕舞われたままの下半身が疼いた。
自分がそうであった時のことは今は考えない、だって今夜はラファエロが勝者なのだから。
そう、気分良く握り締めていた手は突如返され、気が付いたら天井が見える。
「おいっテメなにして」
見下ろすレオナルドは憮然とした表情をしていた。
平面に波打つ瞳はただ静かなままだが、それが熱の脈打つ前の静けさであることをラファエロは良く知っている。
起き上がりたくも胸元に体重を乗せられ手を取られたままでは力だけではどうにもならない。
こんな時でも遠慮のないレオナルドに、ラファエロはやがて大きな溜息を吐いた。
「はぁ、やりたかったなら最初からそう言え」
それなら最初から賭け事なんてしなければ良かったのだ。
常に組み敷かれるのはいただけないが別に頑なにトップがやりたいわけじゃない。
どうしてもそういう日はそれに従うのも、暗黙の了解だった筈だろう?
「今のラフ見てたらそう言う気持ちになったんだ」
そう、いけしゃあしゃあと言って首筋を擽る吐息は明らかに熱を灯して居る。
勝者然とする態度が気に食わなかったとでも言うのか、負けず嫌いも大概だ。
零れそうになる息を抑えているといつの間にか掌は開かれ、複雑に指が絡み合っていた。
触れ合う唇の合間に交わす吐息に言葉はなくラファエロは貪欲に貪る舌を軽く食んだ。
それを肯定と受け取ったレオナルドの手が身体の上を這う。
性急な手つきはたまに爪で引っ掻き、どっちが乱暴者なんだと揶揄ってやりたい。
しかしラファエロはただ口を閉ざしたままにした。
だってここでちょっと我慢すれば、次回何したってレオナルドは反抗どころか文句だって言えない。
駆け引きにおいてはラファエロの方がずっと上手。
もっともそんな口元から抑えられなくなる嬌声が響くまで、そんなに時間はかからなかった。
どっちもトップやりたいRLRはとてもおいしいんですが、お兄ちゃんのわがまま聞いてあげたいRは結構こうやって流されがちだしこの後きっちりお返しするのでwin-winですね