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    KirisansAK

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    KirisansAK

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    マフィアパロ(購入店舗特典絵のやつ)のアポコロと医神親子
    ※コロニスは死ぬ
    ※殴り書き

    #固定夢主
    fixedDreamMaster

    マフィアパロのアポコロ/アポ+レピまずアポコロのターン。

    マフィアなアポと一般人のコロが偶然街で出会ってほしい。
    コロニスがナンパされてるところを見かねたアポロンが助けに入ったとか、アポロンが落としたハンカチをコロニスが拾ったとか、喫茶店で相席頼まれたとか、なんでもない出会い方をしてほしい。別に運命的でもなんでもないけど、後々本人達が「あれは運命だった」って思うような。
    仮にコロニスがナンパされていたところをアポロンが助けたっていう出会いの形だとすると、アポロンは最初、下品な男(2人程度)の声が聞こえてきて「美しくない」と不快感を覚えながら、何気なく目を向ける。見れば艶やかな黒髪が見える。どうやら男たちとは知り合いでは無さそうな女が一人。
    下心も何もなく、「不快な輩を一秒でも早く黙らせたい」という理由で、割って入るアポロン。
    なんやかんやで男たちが去った後、初めて自分にお礼を告げる女の顔を見て、目を奪われる。「……本当にこれからオレ様とデートしないかい?」と素でぽろっと零してしまう。コロニスは少し困ったような顔をして、ごめんなさいする。友達と待ち合わせているとかそういう理由で。
    その日の夜、アポロンは名前を聞きそびれた彼女のことが頭から離れない。翌日も同じ時間に彼女と出会った場所に向かう。すると後ろから「あの…!」と控えめに声をかけられる。
    そう、アポロンのことを忘れられなかったコロニスである──!
    昨日のお礼を、という名目で今度こそ本当にデートする。名前も聞くし連絡先も交換する。

    そんなこんなで交流が始まったはいいけど、コロニスはカタギ。裏社会に生きる自分とは本来交わるべきでない存在。でも隣に置いておきたい。コロニスと同じ時間を過ごす程に悩みが大きくなる。
    そんな折に、社交界的なのでドレスで着飾るコロニスと顔を合わせる。
    コロニスの父・プレギュアスはアポロンの傘下組織のボスだった。ただ、コロニスは裏社会とは交わらず、本当にカタギとして育てられた。社交界に顔を出したのは歳頃であるというのと、裏社会に生きる者たちだけの集まりではなかったため。
    コロニスは薄々アポロンが表社会に生きてる人じゃないんだろうなとは察しながら、打ち明けてくれる日を信じて待っていた。「オレ様が何も明かさずキミを遠ざけるとは思わなかったのかい?」「いいえ、ちっとも」
    よくよく思い返せば、胆の据わり方がカタギのそれじゃないなと思い直すアポロン。

    熟考に熟考を重ねて、アポロンが出した答えは裏社会から足を洗うことだった。
    生まれ育った土地を離れて、静かな田舎で穏やかな時間を過ごす。
    血に濡れた人生をやり直すかのような、生まれ変わったかのような。二人きりの時間を三年、何より愛しい我が子も合わせた三人での時間を七年。
    このまま幸せな時間が続くかと思われたが、そうは問屋が卸さない。
    コロニスの父・プレギュアスはアポロンに叛逆する気満々だったし、アポロンに戻ってきてもらいたい人間も大勢いた。
    裏社会に戻るのであればそれはそれで、とコロニスはアポロンについて行く気だったが、でも子どもも生まれたし…ともだもだしている内に居場所を突き止められ、抗争に発展。
    片田舎のこじんまりとした楽園(いえ)が血に染まる。
    敵が撃った弾か、味方が撃った弾か、それともアポロンが撃った弾か。運悪く、我が子を守ることだけを第一に動いていたコロニスが射抜かれてしまう。
    その後、アポロンは我が子をケイローン(絶対的中立・不可侵領域)に預け、裏社会に戻る。

    ……それから数年後、裏社会で奇妙な噂が広まった。
    なんでも殺したはずの人間が生き返る。瀕死の重傷を負ったはずの人間が、ひと月後には全快して復讐してくる。
    その噂が何故だか妙に気になって、部下に調べさせるアポロン。なかなか足取りが掴めず、指の間をぬるりとすり抜けられるような感覚だったが、ついに噂の根源を捕らえる。
    それはひとりの医者だった。
    昼間は町医者として一般人を診療・治療し、夜には傷ついた裏社会の人間を見つけては治療する。勢力や派閥問わず。神がかり的な医術は死者を蘇生しているとすら錯覚させた。
    「……エピオス」
    件の医者は、アポロンの愛する息子だった。


    七歳の頃、目の前で母が死んだ。
    なにが起きたのか分からなかった。怒声と銃声が聞こえ、それが鎮まる頃には辺りは血の海になっていて、母は冷たくなっていた。死体よりも血の香りをまとった父に連れられて、ケイローンの下へ行き、それから父が迎えに来ることはなかった。どれだけ待っても父は迎えに来ない。
    エピオス改め、アスクレピオスは父に捨てられたことを知った。
    ケイローンに養育され、普通に学校に通って普通に医者になって、偶然、夜の街を歩いている時に怪我人を助け、それが裏社会の人間だった。
    あの日何があったのか。母を殺したのは、母が死ななければならなかった理由は。
    それを知る為に、アスクレピオスはあくまで医者として裏社会に関わるように……。

    ケイローンに預けたのは裏社会に関わらせないためで、本当は家族三人でいつまでも暮らしていたかったアポロンと、
    父には捨てられたと思っていて、なんやかんやで裏社会に関わるようになって、母が死んだのは父のせいなのでは…?と断片的な情報から推測してしまい、真っ当に恨んでいるアスクレピオス。

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