鴨緑☆quiet followMOURNING気晴らしに書いた小話 何もしないでいい日ベッドに横たわりながら、 背中向けているアオガミの装甲の溝を、 足の指で、 つつつ、つーっと、 なぞってみる。 アオガミはこちらに振り向いて、 「どうかしただろうか?」と聞いてきたが、 「暇なの」とふふ、と静かに笑って返した。 やった事に対して意味なんてない。 ただ、やりたかっただけ、ぼんやりと。 眠るのも惜しい微睡んだ休日をただ、 最高に贅沢な形で過ごしていた。 Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 鴨緑PASTいつぞやのハロウィンの時にこっそり出した読み物アオ主少年の部屋の間取りも公式で出ちゃったので供養の意も込めて二倍お得になる方法「トリックオアトリィ〜ト〜」 「少年?」 学寮の少年の自室にて 少年はキョンシーの様な仮装をしていた。キョンシーにしては袖が長く下は、何故かミニスカートになってる。 全体的にフリルが多くあしらわれており、私が知るキョンシーにしては肌の露出が多い。けれど額に札が貼っている以上これはキョンシーなのだろう。 しかし、問題はそこではない。 「少年、ハロウィン祭りは終わったのでは?」 そうだ、今日はハロウィンという事でベテルにてささやかなハロウィン祭りが催された。 皆、簡単な仮装をし、お菓子を分け合う。少年と私も今回の催しにはドンキで購入した仮装で出席した。 狼男の仮装をした私と吸血鬼の仮装をした少年とで長官からお菓子を貰ってきた。 2729 鴨緑MOURNING気晴らしに書いてた話猫が死んだ話「外飼いはやっぱダメだ…」 少年がポツリとそんな事を言った。 「どう言う事だろうか?」 理由を尋ねると、 「母さんから連絡が来た。じいちゃんのところの猫が死んだって。轢いてしまったんだってさ」 こちらに目線を向けながらもスマートフォンを片手に項垂れている。余程落ち込んでいると見えた。 「……かわいかったのにな。可哀想に。やっぱり安全な家の中で飼ってた方がよかったんだ……」 段々と少年の声が涙声になっていく。 私には慰める術が分からなかった。ただ、少年と一緒に見た映画にこの様な場面があったのと思い出し、少年の肩を抱き寄せ、あやす様に肩を優しく叩いた。 「すまない、私には君を慰める手段が分からなかった」 本当にこれは映画で見た光景の真似事に過ぎなかった。 427 鴨緑PAST前にダラーって書いてたネタメモみたいな読み物アオ主これを元にもう少し丁寧に書き足そうと思ったけど結局放置してたプラネタリウム行く話「プラネタリウムに行こう」 ズイと顔に寄せられ見せられたスマホには既に席を購入した後の画面が映し出されている 「都会は星見れないからねー」 確かに、都会は建物の明かりでほとんどの星の光が掻き消されている 「デート!明日が楽しみぃ〜」 「明日……?少年、明日は学校だが?」 「え?サボるよ?」 ………君らしい答えだ、だが 「少年、流石にそれはどうかと思う」 「でももうチケット取ったし、行くしかないよね?」 「そう‥なのか?」 「そうだよ」 そうなのか。行くしかないのか 「ま、そう言うワケで。寝よ寝よ」 「おやすみ、少年」 「おやすみー」 朝、私より先に少年が目を覚ましていた 「楽しみすぎてめっちゃ早く起きちゃった」 「おはよう、少年」 1584 鴨緑MOURNING寝たくない時にダラダラ付け足しながら書いてた読み物。アオが夜中の学校に忘れ物取りに行ったりする話。書いてる時はアオ主だと思って書いてた寝たくない夜の話「やっべ」 少年が胸ポケットに手を入れたり、他のポケットや鞄を漁っている。 「少年?」 声をかけると焦りを含んだ様な声でこちらを見つめてきた。 「学校に生徒手帳忘れたかも」 「それは…」 少年が苦笑いしながらどうしよ…どうしよ…と狼狽えながらまた鞄の中を漁っている。焦るのにも無理もない。 縄印の寮の鍵は生徒手帳なのだ。生徒手帳に埋め込まれているICチップで寮の出入りが可能になっている。 今は夜中の八時。訳あり、ベテルに寄った帰りなので遅めの帰りになってしまい、学校はもう門は閉じている。今から取りに行くのは不可能だ。しかし、 「少年、安心してくれ。私なら鍵を開けられる」 読み取り機に手帳をかざすフリをしてくれ。 そう言い、少年に読み取り機にかざすフリをして貰う。防犯カメラにこの光景が写っている状態で私が今からやる鍵開けは少々奇怪に見える可能性があるからだ。少年が手を置いている読み取り機に手を当て、以前少年の生徒手帳のICチップから読み取った情報を送ると難なくエントランスの自動ドアは開いてくれた。合鍵でドアを開けた様な物だ。 6677 鴨緑MOURNING気晴らしに書いた小話何もしないでいい日ベッドに横たわりながら、 背中向けているアオガミの装甲の溝を、 足の指で、 つつつ、つーっと、 なぞってみる。 アオガミはこちらに振り向いて、 「どうかしただろうか?」と聞いてきたが、 「暇なの」とふふ、と静かに笑って返した。 やった事に対して意味なんてない。 ただ、やりたかっただけ、ぼんやりと。 眠るのも惜しい微睡んだ休日をただ、 最高に贅沢な形で過ごしていた。 184 鴨緑MOURNINGソーシャルネットサービスの海に放流したやつをかき集めたアオ主ネタ もったいない精神青空に放流してたヤツ少年の語った幼い記憶に思いを寄せるアオ 優しく懐かしむ少年の顔を見て、いつかは私との思い出もこの様な表情で誰かに語ってくれるのだろうか? ○ 眠れぬ少年を寝かしつける アオガミの生きている音 ○ 「君を知ってから私はどこか変になってしまった」 「オレもだよ。………アオガミといる時、なんか心が浮かれてる気分」 「………そうか。君の言葉でようやく理解できた。私は変になったのではなく、浮かれていたのか。……君のおかげでようやく、この感情に当てはまる言葉を見つけることができた。ありがとう」 「へへ…どーいたしまして」 ○ 就寝からしばらくしてからの事だった。 「もし、」 アオガミが語りかけてくる。 脈絡もなく、唐突に。 「私が、人間であったなら」 3933 recommended works 極樂教宝物殿DONE黒死牟 櫻夜様からのご依頼品です。 黒山猫人SPOILERおばぐら自陣ファンアート※TRPGシナリオ『Overground Folklore』のネタバレを含みます。 3 🦀🥄🔥DOODLE色気のないジュノヨルのはじめて 貧血玉子TRAININGヨのフェ詰めビマヨダだけどビは🍌と🤚だけ mimorihPROGRESS描き下ろしの人物のペン入れだけ終了させた~~~っ真剣な昌浩 EmoDOODLEテラディオ ryou_tonDOODLE現パロで同棲してるネタ siralopstarDOODLEヘルアル hiroiyasutakaDOODLE2023.08.01〜2023.08.318月のまとめ 21