鴨緑 @gatoyosee 描いた絵ここにポイとするお題箱 https://odaibako.net/u/gatoyosee ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 36
鴨緑☆quiet followMOURNING短文 ベンチにて 何もすることなかったし、アオガミの髪をくしゅくしゅともみほぐしてみた 前髪を下ろした彼は随分と可愛く見えてしまう このかわいいアオガミは、オレだけのお楽しみと また前髪をグイと手ぐしで戻してやった お返しにアオガミに髪を触らせてみた 最初は髪の表面を撫でるように 後からグシグシと髪が踊るようにもみくちゃに 大きな手のひらと、指が とても心地よく、このまま彼の膝を枕に 眠ってやろうかと考えていた Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 鴨緑MOURNINGアオ主フシギ被造物・ちっさいアオの話秋を味わう季節の変わり目の、暑いのか寒いのかよく分からない、おそらくこれをイマドキの『秋』と呼ぶのだろうなぁと感じる放課後に、 オレの寮部屋ではヒッソリと『例のブツ』をいそいそとカバンから取り出していた。 そろそろ食べなければならないと言う使命感でスーパーで買ってきた『焼き芋』である。 買ったばかりの熱さは消えてしまい、今は程よい温もりを感じる程度になってしまったが、これぐらいが丁度いい。 はこっ…と真ん中から芋を割れば、まだ中には熱が籠っていたのかスーパーでカゴに入れた時と同じような蒸気が顔に、鼻に纏わりつき、なんとも食欲のそそる匂いを堪能してしまった。 その匂いを嗅いだのはオレだけじゃないらしい。 学ランの胸ポケット、胴のポケットからも、 2174 鴨緑CAN’T MAKEアオ主テイスト年末のぼやきの様な読み物年が明けただけの、特別では無い日冬休みは実家で家族と過ごしていたが、今年は『三年最後の年は友達と年越ししたい』と親に懇願し、 今年の冬は、初めて学寮で過ごすことになった。 親には一つだけ嘘をついた。 共に年を越すのは『友達』ではなく『恋人』だ。 「もうすぐかぁ…」 狭い学寮の自室に、無理矢理置いた炬燵の中でスマホの画面を見つめながら、天板にオレは頬を突っ伏していた。 連絡アプリで家族とやり取りをしながら、ついでに時間を見ると今年も、もう5分を切ってしまった。 随分ダラダラと炬燵の中で過ごしていたらしい。 重たい頭を上げると正面に座っているアオガミがミカンの皮を剥いている。 綺麗に白いスジを取っているのを眺めていたら、こちらの視線に気づいたのかミカンの一房をこちらに寄せてきた。 1309 鴨緑MEMO『イコクのハレギに魅せられて あとなにも知らない二人』の、あとがき今回はアオ主ウェブオンリー開催ありがとうございましたこれはその展示物のマンガのあとがきになりますただ、少し言い訳がましい内容で正直恥ずかしいものですそれでも読みたい方はパスワード欄に『主人公が着せられたハレギ、漢字三文字』を入力してください 1740 鴨緑DOODLEアオ主ウェブオンリー「青き生命 神の知恵」の展示物『イコクのハレギに魅せられて あとなにも知らない二人』モーショボーのお願いに、ナホビノが付き合う話アオ主オンリー開催おめでとうございますゆるい感じのゆるい話ですが楽しんでいただけたら幸いですたのしもうね、たのしむぞ 16 鴨緑MOURNINGいつか読み物かマンガでかこうとしてたネタの供養書き散らしてる 1638 鴨緑MOURNING短文 ベンチにて何もすることなかったし、アオガミの髪をくしゅくしゅともみほぐしてみた 前髪を下ろした彼は随分と可愛く見えてしまう このかわいいアオガミは、オレだけのお楽しみと また前髪をグイと手ぐしで戻してやった お返しにアオガミに髪を触らせてみた 最初は髪の表面を撫でるように 後からグシグシと髪が踊るようにもみくちゃに 大きな手のひらと、指が とても心地よく、このまま彼の膝を枕に 眠ってやろうかと考えていた 187 recommended works gjmj5285SPOILERハマってから書いたアオ主 11 urusivvDONE予想外に長くなってしまったアオ主推し親族ガチ勢おじさんのまとめです 13 urusivvMOURNINGなにこれ??となったのでボツです urusivvSPOILERアオ主と真エンドを経てサークルクラッシャーとなった少年の幻覚 urusivvPROGRESS怖いね A_wa_KDONE『I love you』を○○風に訳すと(https://shindanmaker.com/730931)さんのお題。二人だけの秘密だよ 閉じた目を開いた少年の視界に映り込んだのは、普段と変わらぬアオガミの表情。 少年以外にとっては、だが。 「嫌じゃ、ない?」 緊張で震える少年の声。 好きだと。愛してると伝えた少年に対して、アオガミは即座に首肯で答えた。私も同じだと。 だが、本当に同じか不安になった少年は咄嗟に動いてしまったのだ。目前にあるアオガミの首へ両腕を回し、唇を重ねた。 (どうしよう) 取り返しの付かない事をしてしまったと、少年は己の体も震え始めてきたことを自覚した。 ――もしも。 もしも、アオガミの「同じだ」が自分の好きと違った場合、きっと、これから先は――。 「少年」 少年を呼ぶと同時に、アオガミは少年の背中へと両腕を回した。 686 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。恋人だった「恋人、か」 アオガミからの告白を受け、少年は目を伏せた。 自分達は想い合っている。 その確信を得て、アオガミは少年に告げた。君と恋人になりたいと。 だが、少年の表情は重い。 物憂げに睫毛を震わせ、少年はアオガミの左手薬指を掴んだ。 「俺はもっと先に進みたいよ、アオガミ」 恋人という関係は一瞬で終りを告げるのであった。 160 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。おいしいごはんになれるといいけど ――こんなこと、誰よりもアオガミが望んでいない。 半身を理解しているからこそ、少年はせめてもと願うのであった。 「美味しいと良いんだけど」 緊張からか、心中だけでなく音として零れ落ちてしまった言葉。 しまったと息を飲む少年の視界に映り込むのは、彼の首元へと顔を寄せている青い髪。その向こうにから見つめてくる黄金の瞳だ。 「少年」 名を呼ばれると同時に首筋に触れる呼気。堪らずに少年が身を震わせると、アオガミはそっと優しく彼の背を撫でる。 「君が美味しくないなど」 ――ありえない。 優しくも、熱が篭もった言葉を紡ぎながら。 「えっ?」 どういう意味だと問う間もなく、首筋に痛みが走る。 ここは現世ではなく、ダアト。少年の首筋からアオガミが摂取し損ねた血が僅かに伝い、瞬時にマガツヒと化して宙を舞う。 457 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。未送信メール アオガミに連絡先はない。 そもそも俺とアオガミの間に“連絡手段”は必要ない。それはとても、便利なのだけれども。 (直接言う、か) 手元にある携帯端末のメモアプリに打ち込んだ2文字の言葉。 今で読んできた本に書かれていた未送信メールや送れぬ手紙を積もらせる描写に今更ながらの感情移入をして、俺はアプリを閉じる。 「恋愛小説、もっと読んでおくべきだったかなぁ」 ーー後日。 「少年が突然、恋愛小説を多く読むようになった。……想い人が、出来たのだろうか」 無自覚なまま、鎮痛な面持ちで近辺報告をするアオガミを前に何と答えるべきか戸惑う越水という光景が生み出されるのであった。 291