敵が味方で味方が敵だ龍虎が手を取り合ったように、謀反人(になってしまった)光秀がみんなと仲良くしているように、1章ではかつての敵同士が手をとってきた。
2章で政宗もそのことは意識していて、戦国時代に戻ったら相手を斬れるかな、みたいなことを言っていた。
ならば。
3部以降で、歴史上の味方・同陣営だった者達は割れていく、と考えている。
実は、秀吉や家康はメインキャラクターになってほしくなかった…
家康は既に半蔵にとって優しい人ではないと見えている。
まだ書かれていないけど、よく考えたら双子を引き裂いた元凶は家康にあることになりませんか?
半蔵が服部半蔵を継いだのは佑太郎と別れてからのことである以上、そういうことでしょう。
秀吉からは2.5部で天下人の野心が見えている。
三成は1部で、織田信長の死により得をした者がいると言っている(豊臣秀吉が天下人となったこと)。
信長に仕え利家と親交があった秀吉が、本当の謀反人なのではないでしょうか?
あの笑顔、質問コーナーで自分の情報をそんなに明かしていないこと、怖い。
才蔵は幸村が自分と手を取らないとわかり次第愛を憎しみにひっくり返しそうな性格だと感じます。
現に今、幸村を「偽信繁様」と言っている。
でも当人は、あの様子じゃ今の自分にものすごく満足している。実際、祭りではよっちゃんに、年越しは花火を見ながら、現代にずっと残る意思を示している(そういう意図と読めます)。
佐助は「もう終わった」と言っているから、あとは余生的な、無気力?を感じます。
攻撃性は他者でなく自分に向いているように見えます。
同じように元就も、攻撃性は他者でなく自分に向いている感じ。
余談ですが、子孫にまで引っ張って幸村と政宗の深いつながりを言うならば、秀吉の天下取りの大きな分岐点となった中国大返し時の敵は毛利家、家康の関ヶ原の敵軍総大将は毛利家→約250年後徳川幕府を滅ぼした長州藩は毛利家……つまり元就の子孫。元就は秀吉家康の壁。
秀吉・家康・才蔵・佐助の関係は2.5部で既に見えている。
すると、HaSHaは5人で戦アラの第1部みたいなことをやっていくのでしょうが、あんなにベッタリになるのか、ならないのか…
戦アラとHaSHaは仲良しになんてならないと思っていますよ。
それどころか、3部はさらに荒れる気すらしています。