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    うず潮

    @uzushiono16

    @uzushiono16
    橙は箱推しなれど、ダイレオ強火勢。そしてダイもレオもポプも、それぞれが大好きな、小説書きです

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    うず潮

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    姫攻めなえちちのお試し作文です。こんな設定でどうでしょう
    (ド11の「呪われしマルティナ」の設定を参考にちょいアレンジしています)
    とりあえずの途中までです
    あーる突入してませんので制限はまだかけてませんが、イチャイチャは始まってます。
    これで姫攻めになってますでしょうか…w

    #ダイレオ
    dileo
    #ひめからのこうげき!

    世界最強の……?「ダイくん……」
    ベッドに寝転んで昼寝をしていたおれに、レオナが話しかけてくる。
    うとうとしていたおれは寝ぼけ眼で目を開ける。
    「ん……? なんだい、レオナ……」
    すると真正面に顔を覗きこんでいるレオナの顔があった。なんか白いふわふわのものが顔を撫でていった。
    目が合った瞬間、レオナの目が怪しく光ったような気がした。途端に体が痺れたような感覚に襲われる。

    なんだ、これ? 金縛りか?
    「……くっ……!」
    「ダイ君、どう……? 体、動かせる?」
    「──ま……まさか?!」
    手をレオナの方に伸ばそうとしても、体が言うことをきかない。
    「うふふ……」
    レオナの唇が嬉しそうに弧を描く。
    それはいつも見せる可愛らしい笑顔とは違って、どこか妖しげで表情だった。

    「レオナ、おれになにを……?」
    「動けないのね……ふふふ……よく効いてるわ」
    体は動かせないが、意識はハッキリしている。
    彼女が着ているのは黒光りしたバニースーツ……?
    「ねえ、ダイ君。楽しみましょ?……」

    どうにも雰囲気の違うレオナにおれは戸惑っていた。
    あの装備になにか秘密があるのかもしれない。
    そう思ってじっと見ていると、戦いの遺伝子が働き出したのか、おれの脳裏に自然とその知識が閃いてきた。

    「呪われしバニースーツ」……
    〇魅力が大幅にアップするが、淫らで攻撃的になる
    〇戦闘においてはおいろけ攻撃が主体となり、ぱふぱふ(行動不能の効果)やサキュバスウィンク(攻撃+睡眠効果付与)、セクシービーム(魅了状態に)などの特技がある
    〇装着した者が意識を失うまで呪いは解けない
    〇装着者に好意をいだく者に対しての効果は絶大で、100%に近い

    ……って、なんだ、それ!
    おれの弱点を突くかのような装備じゃないか。
    誰かが狙ってレオナに着せたのか……?
    前もバニースーツを喜んで着ていたことがあったのを思い出す。
    単純にレオナが楽しんで身に着けているだけなら、まだいい。
    だけど、おれの命を狙う何者かに着せられていたら、結構なピンチなんじゃ……。
    少なくとも「対ダイ」という意味においては、レオナの最強の装備なのかもしれない。
    そう思うと、腹の奥で燻る熱にそのまま身を任せるわけにはいかない。

    そんなおれの警戒をよそに、レオナがおれにのしかかってきた 。
    髪をかきあげながらおれを見下ろすように見つめるその眼差しは、今までのレオナにはない強烈な色気を放っている。
    バニースーツは体にピッタリと添う薄い素材で、いろんな凹凸がバッチリ分かってしまっていた。
    様々な方向から、目に毒な状態だった。

    「ダイ君……かわいがってあげる」
    甘い香りがふわっと鼻先で匂い、それにうっとりととしてしまう。
    気づいたらレオナが唇を重ねてきていた。
    ますます濃くなる、花のような甘やかな匂い。柔らかい唇がおれの口元を包み込む。
    それと同時にチロチロと舌先も入り込んできた。
    舌を絡めてきたかと思うと、口の中を気まぐれに逃げ回る。上顎の下や歯の付け根など自由自在に駆け回り、からかうように刺激してくる。
    甘い蜜のような唾液が入り込み、ますます頭がぼうっとしてくる。
    レオナが両手を伸ばし、おれの首すじを掠め、頬を覆い、耳たぶに触れてきた。ヒンヤリとして気持ちいいなあなんて思っていたら、次の瞬間耳を塞いできた。
    耳を塞がれると、口の中で奏でられる水音がさらに響いてくる。
    「んふ……ふ……あぁん……」
    レオナの漏らす色っぽいため息や微かな声も直に頭に響いてきて、おれはキスだけでどうにかなってしまいそうだった。

    ……to be continued...
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    うず潮

    PAST高校生の頃に書いたドラゴンボールの二次小説です。
    セルゲーム直後のチチさんのお話。カプ色は濃くないですが悟チチです。
    Xでのフォロワさんとのやり取りから過去の作品が懐かしくなり掘り起こしてしまいました。
    取り繕ってもしょうがないので、あえて表現はほぼそのままです(分かりにくいところやおかしな表記は直しました)。
    高校時代の作文という観点で、拙さはお目こぼしいただけますとありがたいです😅
    LAST WISH ──最後の伝言── 初夏の風が木々の葉を揺らし、さやさやと音を立てている。そんな戸外の様子を、チチは窓からぼんやりと眺めていた。
     まだ本調子に戻り切らない身体をソファーに埋もれさせながら。今は亡き人のことを想いながら。

     悟空の死から、早や半年以上の時間が過ぎていた。
     もう悟空を想うとき、彼女の心に哀しみはない。その代わりに、懐かしさと愛しさによって満たされていくのが彼女自身にもわかる。

    ​ しかし、こう想えるようになるまでに、一体どれくらいの涙を流したことだろう──。


      *  *  *


     悟空の死を悟飯から聞かされた瞬間、チチの頭の中は真っ白になった。

    「……うそだろ? 悟飯ちゃん……何、嘘言ってるんだ……?  悟空さが死んだなんて、そんなバカなこと……」
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