ジャスティシア共闘ルート ノート戦*星影教本部 広間*
ノート
「…………」
透也
「………お前か」
ノート
「大人数で押しかけて…迷惑。帰ってほしい…」
「何の用…?」
→人を探しに
→攫った人たちはどこに?
ノート
「攫う…?人聞きの悪い、わたしたちは連れてきてるだけ…」
透也
「よく言うねぇ。攫った人間達がどうなってるか…吐いてもらうぞ」
ノート
「どうなるもなにも…グレイス様によって、エンブルに捧げられる。それだけ。わたしも、そこから先のことはしらない…」
透也
「あー、お前たちが必死に崇めてるっつーカミサマね。アホらし、そんなんいるわけねーだろ。」
ノート
「そう…でも、エンブルがいるのは本当…エンブルは神様じゃないけど…確かにいるの…グレイス様は神様だっていうけど、わたしには神様なんかに思えない…わたしにとって神様はグレイス様だけだから…」
心悦
「…オイ、コイツ話通じねーゾ」
→私の両親はどこに?
→この人たちを知りませんか?(写真を見せる)
ノート
「知らない…分からない…他人のことなど、一々覚えていない…」
奕辰
「……」
(…埒が明かないな…)
透也
「そーかよ。じゃ、お前に用はねぇわ。さっさとどきな。神なんていねぇって俺らが証明してやるから」
ノート
「…グレイス様は、エンブルをずっと信じてる…おまえたちが何を言っても、無駄…」
透也
「ハン。そのくだらねー神ごと、ぶっ潰しに来たって言ってんだよ。ウチのもんが世話になったみてぇだしな?」
心悦
「俺はオモシロソーだから着いてきただけだけどナ。」
蒼
「私は、咲さえ返してくれればそれでいい。咲はどこ?」
ノート
「咲…?…誰…?」
→この子です
→(写真を見せる)
ノート
「…あぁ、見たことがある。もういないけど…」
蒼
「いない…!?咲をどうしたの!?」
ノート
「…?さっきも言った…」
「グレイス様によって、エンブルに捧げられる…そのあとのことは、知らない…」
蒼
「…………は?」
透也
「………待て、コイツも同じか?」
狐次郎の写真を見せる
ノート
「…私が連れてきた人間ではないけど…見たことはある…」
透也
「コイツは今どこにいる!?」
ノート
「さっきの人間と同じ時期に見かけたから…」
「もう、いない…」
透也
「……………………クソ宗教が」
貴大
「っ、虎宮………」
蒼
「ねぇ、待って。私、まだ分かんないよ。ねぇ、咲は…咲は、どこに行っちゃったの?捧げるって何?捧げたら、どうなるの?ねぇ…ッ」
心悦
(…間に合わなかった、か)
奕辰
(………生贄…反吐が出る)
ノート
「連れてきた人たちは、グレイス様が見込んだエンブルの生贄。連れてきた次の日には捧げられてる…」
→じゃあ…
→もう…
蒼
「嫌………いや………………!」
→間に合わなかった…?
蒼
「………咲………っ!」
透也
「……下がれ、蒼。心悦、蒼を頼む」
心悦
「へーい。」
透也
「………お前は。前、向けるか」
→…………はい
透也
「ハッ、上出来だ」
→…………………
透也
「……お前も蒼と一緒にいろ。心悦から離れるなよ。」
※こちらを選ぶと主人公(プレイヤー)がノートとの戦闘に参加不可能となる
透也
「…そこ、どけ。エンブルとやら、俺らが直接ぶっ潰してやろうじゃねぇの」
ノート
「…ダメ。エンブルのことは好きじゃないからどうでもいいけど…エンブルを邪魔されるとグレイス様の邪魔をすることになる…」
「グレイス様の邪魔、しないで…!」
透也
「ふざけんな、人攫って殺して、自分たちは殺されないとでも思ってんのか!?」
ノート
「攫うも殺すも、違う…わたしたちは、エンブルに捧げられる人間を連れてくるだけ…」
貴大
「…誰かを殺すなら、殺される覚悟はしておかないと。そういう世界でしょ、ここは。」
心悦
「殺される覚悟があるやつしか、人を殺しちゃダメなんだゼ。知らなかったのか?…教えてやれよ、お前ら」
奕辰
「………………………死ね。」
▶戦闘:ノート
編成条件:蒼・心悦戦闘参加不可※選択肢によっては主人公(プレイヤー)も参加不可となる
勝利条件:ノート戦闘不能
「グレイス様の邪魔、しないで…わたしは、グレイス様のためにここにいるの…」
「エンブル…?そんなの、どうだっていい…わたしの神様は、グレイス様なんだから…」
「…神様のために、死んで。ここから、消えて…」
透也
「おい心悦、蒼のこと死んでも守り抜けよ!」
心悦
「ハイハイ、わーってますって。」
(わざわざ俺に蒼を預けたのは…俺も"失った側"の人間だからか…)
▶ノートのHPが3分の2以下
ノート
「………グレイス様…」
「グレイス様の邪魔だけは、させない…」
「わたしの…わたしの、神様…」
貴大
(神として扱われてるのはエンブルなのに、この人にとっては、グレイスが神そのもの…?)
(…ややこしいな、本当に)
▶勝利:ノートの戦闘不能
ノート
「グレイス様…ごめんなさい、グレイス様…」
「わたし、わるいこで…よわいこで、ごめんなさい…」
「…………わたしの、かみさま…」
※▶勝利:ノートの戦闘不能(明明の行動で勝利時セリフ追加)
明明
「…私分かるよ、貴方の気持ち。」
「抱えてるもの…多分だけど、似てる。」
「でも、ごめんね。――私の方が、気持ち…強かったみたい。」
*星影教本部 広間*
透也
(…人攫い宗教の人間っていっても、戦闘慣れしてねぇ普通のヤツだったな…)
(…こんなヤツらに、虎宮も咲ちゃんも、…○○の両親も…他のヤツらも…)
ノート
「……グレイスさまは、ころさないで…」
貴大
「え?」
ノート
「ころすのは、エンブルだけで、いい…グレイスさま、は…ころさないで…」
「……………」
心悦
「…最期まで"神様"の心配とはねェ。見上げたヤツ」
奕辰
「………くだらん。早く大元を潰しに行くぞ」
貴大
(蒼さんと○○さん…大丈夫だろうか)
(俺も透也さんも…虎宮に関しては、最悪の状況も予測してはいたし、それが当たった結果に過ぎないけど)
(…二人は…キツイ、よな…)
蒼
「……………………」
→………行こう
→まだ何か残ってるかも
蒼
「…………うん、ありがとう…」
「…………咲、どうして…」