ss 新世界木1その3ss 新世界樹1その3
カ…カンゼ。触覚メディック
セ…セ。金バード
千…千鳥。金レンジャー
ホ…ホカケ。金アルケミスト
ス…スケイル。長髪パラディン
タ…タカラ。三つ編みカスメ
メディバド
レンパラ
①
ホカケは「語尾に『にゃー』とつける」ご都合のろいにかかりました。
のろいは時間経過で解けます。
必要な時間は6時間です。
#お題ガチャ #ご都合のろい
タカラ「お、お兄ちゃん…」
ホ「別に構わないにゃー」
カ「どんな状況?」
タ「お兄ちゃんが練習台になるって言うから封の呪禁をかけたの」
カ「体張ってんな」
ホ「妹には強くにゃってもらわにゃいと困るから、こにょくらい当然だにゃー」
カ「頻度えぐいな」
タ「私のせいだけどお兄ちゃんキモい」
②
ホ「千鳥にアザーズステップされるとき、なんかたまに使役されてる気分になる」
カ「あー、分かる。調教師と大型犬みたいだよな」
ホ「カンゼ君は愛玩用の中型犬って感じだよね。癒し系っていうか」
カ「何?指摘が的をいってて悔しいのか?」
ホ「別に。本当のことを言っただけだよ」
ホ「いっそのことギルドのみんなを動物に例えてみようかな。カンゼ君は芝犬、長髪パラ子ちゃんは瓜坊、あのバードはドブネズミ」
カ「今んとこ全部に悪意を感じんな」
ホ「え、芝犬は褒めてるよ?千鳥は……トーテムポール」
カ「まあ、分からんでもないが、もう少し頭使えよ」
カ「ホモサピエンス」
カ「妹は?お前がドーベルマンなら同じく…」
ホ「タカラはもっとかわいいだろが。適当なことを言うな。というか妹の名前を呼ぶな」
カ「呼んでない」
ホ「タカラは…あれでしっかり自分の足で立っていて、まっすぐ未来も見つめて、良くできた子だ。だから…動物になんか例えられない」
カ「あ、はい」
③
千鳥は「ほろ酔い状態になる」ご都合のろいにかかりました。
のろいは時間経過で解けます。
必要な時間は24時間(1日)です。
#お題ガチャ #ご都合のろい
千「まるで酒を飲んだときの感覚だ」
カ「千鳥の酔っ払い状態ってなんか悪癖あったっけ?」
ホ「さあ。自制心弱くなるくらいじゃない?」
カ「大変なことにはならずにすみそうだな」
千「ところでスケイルはどこにいる?」
カ「………」
ホ「ふふっ、ロリコン」
……
ス「あ、あのう、今日の千鳥さんへんじゃありません?」
千「そんなつもりはないが、スケイル、困ったことがあるのか」
ス「こんなふうにずっと側…私のこと気にかけてくださってるんですが」
千「当たり前だろう。大事なギルドメンバーなんだから」
カ「リーダー…」
ホ「おいたわしや」
カ「…まあ、ある意味通常運転だから」
ホ「そうそう。元々頭おかしいの、その人」
ス「ええ?」
千「おいスケイルが困惑しているだろ、やめないか」
ホ「ほらね」
ス「え、どういう」
カ「多分少なくとも成人したら分かる」
千「彼女に卑猥な話はやめろ」
ス「?」
カ「うわ…いや、お似合いだな…」
④
カ「ぜんざいを作ったぞ!お前らにも分けてやる」
ホ「あっっっっっま!なにこれ。砂糖じゃん」
千「そこまでだとは思わんが、結構甘いな」
セ「カンゼとオレみたいに甘いね」
ス「私はこのくらい甘いの好きです!甘い!」
タ「私も。甘いけど」
セ「ねえ喉焼けない?」
カ「え、丁度いいと思う…」
⑤
セ「カンゼ、ハロウィンだよ♪この世界にそういうのがあるのか知らないけど♪」
カ「そうだな。地元でも魔除けのランタン飾ったりしたし、あと火を跨いだりして、いかにも祭りって感じで楽しかったな〜」
セ「え?なにそれ。今日ってお客さんをコスプレでもてなす日だよ」
カ「え、なにそれ…」
⑥
セ「カンゼのためにオムライス作ります♪」
カ「へー、頑張れ」
カ「なんか想像はしてたけど、スクランブルエッグだな」
セ「えっと、えへっ」
カ「しかも丁寧に殼入り。オムライスって何か知ってる?」
セ「知ってる。葉っぱの形した卵焼きでしょ」
カ「これは?」
セ「こういう葉っぱもあるし!」
○
セ「じゃあカンゼがお手本見せてよ」
カ「えー、まあ挑戦だけしてみるか」
カ「セ、知ってるか?オムライスのライスとは米のことだ」
セ「形きったな。ご飯の上に卵焼き乗ってるだけじゃん」
カ「食わなくていい。醤油かけて食おっと。うま」
セ「え、あ、やだ、食べたい。カンゼごめん、カンゼぇ」
○
カ「なんか悔しかったからオムレツ練習した」
セ「オムレツ?」
カ「お前が言ってた葉っぱの形の卵焼きな。で、これが練習の成果だ!」
セ「わー、葉っぱだ!これカンゼが作ったの?」
カ「おうよ」
セ「キモいね」
カ「ほーん」
セ「カンゼごめんなさい」
カ「許す。話進まないから。食べる?」
セ「食べます。今日はケチャップなんだね」
カ「オムレツだからな」
セ「え、あの形だけじゃなくてケチャップも必要なの?」
カ「実はな。醤油だと卵焼きになる」
セ「冗談下手」
カ「文字書いたげる。う、ぜ、え」
セ「あああー!」
⑦
ホ「鳥って辛味を感じないから唐辛子食べるらしいよ」
カ「ふーん」
ホ「唐辛子調達してきたんだ。一緒に観察しよう」
カ「何の鳥に食わせんの」
ホ「セ」
カ「一応俺、セの彼氏ってやつなんだけど?」
ホ「恋人の苦しむ姿見たくない?」
カ「見たいわけあるか!」
⑧
カ「カレーうめー」
セ「カンゼのも食べてみたい」
カ「俺の辛口だけど食えんの?」
セ「いけるよ」
ホ「鳥は辛味を感じないから唐辛子食べるんだって」
カ「うーん、試してみれば」
セ「いただきます。……から。みず」
カ「言わんこっちゃない」
ホ「ははは、貧弱な舌だね」
セ「みずもっと」
ホ「いや流石にそんな辛くないでしょ。どれ僕も。……から、は?」
カ「ホカケまで何やってんだよ⁈つか人のカレーだぞお前ら。あー、すません。水をピッチャーでください」
ホ「かんれ、こへ、くひもんひゃねえ」
セ「うー、水。くちいひゃい」
カ「悪食の2人が一口でそこまでって…納得いかん」
⑨
飲みの席
カ「わあリーダー、背中でかーいっ」
千「はははっ、焼き鳥食いづらいから抱きつくな」
カ「俺と焼き鳥どっちが大事なの〜」
千「焼き鳥だな」
カ「ひでえ〜」
千「拗ねるな。お前は犬みたいだな。おーヨシヨシ」酔っ払いの頭を撫でる
カ「げっへっへ〜」
セ「!!!」ス「!!泣」
カ「あー、トイレ行こトイレ」
セ「カンゼ、置いてかないでよ…カンゼ…カンゼ…」
ス「千鳥さん、人の頭撫でられる人だったんだ…。私されてない。やっぱりフロントバックガードが下手だから??」
千「どうしたスケイル」
ス「ヒャガ!ひひぇ、なんでも?別に何にもありませんけど」
ス「………」
千「スケイルどうした、さっきから。体調悪いのか?」
ス「ほんとになんでもありません。千鳥さん、察しがいいのか悪いのか分からないです」
千「困り事は早く言ってほしい」
ス「何にもありません」
千「あるじゃないか。言ってもらわないと分からないんだ。俺に何かあるんだろう?」
ス「……じゃあ私が抱きついたら頭撫でてくれるんですか!こうした時に!」抱きつく
千「おっと、力強い」
ス「千鳥さん」
千「スケイル、離れなさい。鎧着てないじゃないか」
ス「千鳥さんっ」
千「いくらここが酒場だとはいえ、通報されたら勝ち目がないんだ」
ス「意味が分かりません!」
千「角度を変えるな」
ス「千鳥さんのバーカ!朴念仁!どうせ私に色気なんて無いんです!」
千「山はあったぞ!」
千「俺はスケイルを追う!ホカケ…はつぶれているな。タカラ、しばらく席を任せた」
タ「お兄ちゃん」
ホ「グフっ、むり、わらいしんじゃっ」
ス「なんですか。1人でも帰れます」
千「お前に何かあったら俺は自分を一生許せない」
ス「意味わかりません」
千「分からなくていいことだ」
ス「…じゃあもしここにいるのが私じゃなくてカンゼさんとかセさんだったら?」
千「カンゼは前例があるからな…だがその分セやホカケも警戒してるからそっちに任せてもいい。セはそれこそ1人でも平気な奴だろう」
ス「え?えと」
千「そんな心配しなくてもあの2人はタフだ。だがスケイルは別だ」
ス「それは私が弱いからですか。だからついて来てくれるんですか」
千「確かにスケイルが迷宮の主に匹敵するほど強くて無慈悲になったならこういうことはしない。だが化け物並み程度の強さなら俺はこうして見張り続ける」
ス「どういう冗談なんです」
千「お前がいなくなるのだけは絶対に駄目なんだ」
ス「そうですか。そう、ですか。……えへへ、つまり千鳥さん酔っ払いなんですね」
千「そうかもな。だが本心だ」
ス「私、変なことでムキになってました。ごめんなさい」
千「俺も人の機微に疎いからな。お前を何で怒らせてしまったのか分からない。おあいこにしてもらってもいいか?」
ス「もうっ、仕方ないですね」
カ「セが個室に入ろうとしてきて大変だった。あれ?千鳥は」
ホ「スケイルちゃん追っかけて出てったよ。ははは」
カ「そうなんだ。次何飲もうかな」
ホ「僕にはハグしてくんないの?」
カ「うん。なんかさっきからセがめっちゃ怖いんだよ」
セ「カンゼ、帰るの…帰ろう…宿…」
ホ「わ!怨霊!塩撒こ」
カ「ブッ、しょっぱっ」
⑩
千「スケイルの子供ってどんな感じなんだろうな」
ホ「キッショ」
カ「酒何杯飲んだの?まあ頭良さそうな子出てきそうだよな」
千「あいつは小さいから、出産も大変だろうな。彼女を支えてやれる人ならいいが………殺すか」
カ「怖い。ホカケ楽しい話して」
ホ「母子共に生き残る確率は」
カ「やめて」
〇
千「今日見知らぬ冒険者にスケイルと性交しているのかと尋ねられたから否定したら、なぜか逃げるように立ち去られてしまった。もしかして俺は威圧的なんだろうか。背はある方だとは確かに思うが」
カ「威圧したんじゃないの?」
千「そんな覚えはないんだ…」
カ「じゃあ俺にも分からん」
⑪
セ「カーンゼ、葉っぱです♪」
カ「桜の落ち葉だな。結構いい匂いすんだよな」
セ「サラダです、食べてね」
カ「ぱくぱくぱく、おいしーい」
セ「ねえふざけないでよ。食べ物でふざけちゃダメだって言ったのカンゼだよ」
カ「え、マジのサラダだったの?消化できないからいらない」
セ「ダメ!食べて」
ホ「カンゼ君、ほら桜の葉っぱ」
カ「食べないからいらない」
ホ「えー、でもほら赤いよ?美味しそうじゃない?」
カ「じゃあお前が食えよ」
ホ「冷たいなあ」(葉を口に入れて咀嚼する)
カ「ホントに食うなよ。悪かったから吐き出せ」
ホ「飲んじゃった」
カ「お前ら…桜餅買って食べような。はあ」
⑫
市場
セ「あ、カンゼみて!これゴ」
カ「小豆だねえ!わー美味しそう!あっち行こうか!」
セ「カンゼー、これすごいよ。全部」
カ「おにぎりだな。オレの地元にもあったな〜、懐かしい!あっち行こうか」
セ「カンゼ」
カ「ソーセージだな。買ってくか」
セ「ちんちん」
カ「頼むからもう喋んな」
⑬
小鳥で昼飯を作るセ君
セ「小麦をつけます」
カ(捌いてない。羽ついたまま…)
セ「揚げます」ドボンッ
カ(油に粉が浮いている…今点火すんのかよ)
セ「美味しそうだね、ねっカンゼ」
カ「あーうん。どこら辺が?」
セ「えっ、油だよ?」
カ「…美味しそうになると良いな。なんのか?これが?」
ホ「完食したね」
カ「うん。愛だろ」
ホ「僕でもあんなの食べないよ。君のそういうとこ本当に尊敬する」
カ「鼻で笑うのやめろよ。マジで傷つく」
ホ「アハハハハハ」
カ「うぜえ」
⑭
セ「みんなの名前をいちいち打ち込むのがめんどくさいから、絵文字当てはめてみたんだ」
カ「動機が怠惰だけどどんなのにしたの?」
セ「おれは🪕だよ。やっぱりオレといえばコレだから」
カ「セの場合だと名前打つ方が早そう」
セ「カンゼは❤️と💴で迷って🍙にした」
カ「取り繕ってほしかったな〜」
カ「他の人は」
セ「千鳥が🟢、スケイルが🟡、ホカケが🔴、タカラは⚫️」
カ「適当すぎない?」
セ「でもみんなあんまり特徴ないし…せめて色で分けてみたんだよ」
カ「そっか。とりあえずその絵文字全部、使うのは禁止にしような」
セ「なんで?」
カ「俺は皆んなと仲良くしてたいから」
セ「?うん」
○
ホ「カンゼくーん、僕も皆んなの絵文字考えてみたよ。聞いて」
カ「俺超モテ期じゃん」
ホ「まずタカラが🌏でしょ」
カ「初っ端重たいな」
ホ「星じゃなくて世界の方だからね?意味は」
カ「分かったよ。次は?」
ホ「バードが💩」
カ「何でそんなに仲悪いのお前ら」
ホ「カンゼ君のせいじゃないかな」
ホ「パラ子ちゃんが🐗、千鳥が👤」
カ「千鳥のコレ何」
ホ「人」
カ「俺のは」
ホ「🐶」
カ「………お前自身のは?」
ホ「本人が使うやつに一人称のやついる?」
カ「確かに?でもセは用意してたな」
ホ「あっはは、きっしょ。そうまでして自分アピールしたいんだろうねえ」
カ「本当お前ら仲悪いな」