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    manako_paon

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    manako_paon

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    メモ整理してたらボツ部分が出てきたので供養
    ※写納(没部分は全年齢)
    ※イソペがメンヘラ⚠️

    #写納
    JosCarl

    中華街ネタ
    イソペが手を繋ごうとしたら避けられた後のメンヘラいそぺ(没)

    👇



    「そのつもりはないって先程言っただろう…?」
    「でも、わからなくなってしまったんです。
    貴方は部屋以外ではあまり触れてくれない。手を繋ぐのも嫌なんですよね…?
    それは、周りが気になるからでしょう?僕が男だからですか…」

    面倒くさい。
    そう思われても仕方ない。僕もジョゼフさんと同じ立場だったら口にしてしまうかもしれない。けれど、我慢できない。感情的になってしまう。
    貴方がどれだけ肯定してくれていても、小さな行動一つ一つで傷ついてしまい、それを貴方にぶつけてしまう。

    「あはは…っ、本当、醜いですね。
    いいですよ、面倒だって振っていただいて。
    最初から僕と貴方のような方が釣り合うわけがなかったんだ。」
    「はぁ…全くだね。たしかに君は面倒だ。」

    深いため息に胸がぎゅっと締め付けられる。
    これでいい、苦しくてもこれが最適だ。「みんなのジョゼフさん」を独り占めしたいなんて、願ってしまった僕がいけなかったんた。

    「君が好きだと私は何度も伝えているのに、耳を傾けず不安になって泣かれるのはたしかに困りものだ。」

    愛する人から向けられる言葉というのは重い。甘い言葉は沈んだ気持ちでも容易く僕の体を高ぶらせ、苦い言葉は全身に絡みついて全身を鉛のように重くすのしかかる。

    「ええ。そんな僕から切り出すタイミングなんて早々ないですよ。だから、どうぞ。貴方が望むのであればちゃんと僕は身を引きます。
    最初から僕は貴方に釣り合う器じゃなかった。」

    溢れるな。大粒の雫が溢れ出しそうになるのを堪えて天を仰ぐ。
    小さなため息を吐くと、ジョゼフさんはサーベルを壁に立てかけ、上から僕の顔を覗き込む。

    「……それでも、好きなんだよなあ。残念ながら。
    何度泣かれても、怒られても、信じられないと言われても、それでも私は君が愛おしくてたまらないんだ。」

    ジョゼフさんはこぼれ落ちそうになる水滴を、ほんのり香水が香るハンカチでそっとおさえた。

    「君が私を好きじゃなくなったのなら諦めよう。だが、それ以外の理由だったら私は簡単に君を手放してなんてやらないよ。

    不安なこと、不満に思うことは全部ぶつけておくれ。面倒に思うこともあるけれど、君になら構わない。それでも君と一緒に生きたい気持ちが大きいんだ。
    それでも別れたいという気持ちは揺るがないか?」

    そんなこと、あるわけがない。こんなに、幸せでいいんだろうか?こんなに素敵な人と一緒に居ていいんだろうか?
    堪えられていた涙は防波堤が崩れ落ちてしまったかのように止めどなく溢れ出した。



    とりあえず意味わからんᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
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    manako_paon

    MOURNINGメモ整理してたらボツ部分が出てきたので供養
    ※写納(没部分は全年齢)
    ※イソペがメンヘラ⚠️
    中華街ネタ
    イソペが手を繋ごうとしたら避けられた後のメンヘラいそぺ(没)

    👇



    「そのつもりはないって先程言っただろう…?」
    「でも、わからなくなってしまったんです。
    貴方は部屋以外ではあまり触れてくれない。手を繋ぐのも嫌なんですよね…?
    それは、周りが気になるからでしょう?僕が男だからですか…」

    面倒くさい。
    そう思われても仕方ない。僕もジョゼフさんと同じ立場だったら口にしてしまうかもしれない。けれど、我慢できない。感情的になってしまう。
    貴方がどれだけ肯定してくれていても、小さな行動一つ一つで傷ついてしまい、それを貴方にぶつけてしまう。

    「あはは…っ、本当、醜いですね。
    いいですよ、面倒だって振っていただいて。
    最初から僕と貴方のような方が釣り合うわけがなかったんだ。」
    「はぁ…全くだね。たしかに君は面倒だ。」

    深いため息に胸がぎゅっと締め付けられる。
    これでいい、苦しくてもこれが最適だ。「みんなのジョゼフさん」を独り占めしたいなんて、願ってしまった僕がいけなかったんた。

    「君が好きだと私は何度も伝えているのに、耳を傾けず不安になって泣かれるのはたしかに困りものだ。 1134

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