無題※ふたなりセノ妄言
未成年閲覧禁止
捏造なんでもござれ
書きたいところだけ書き殴った
「アルハイゼン」
セノが下履きに手をかける。親指と人差し指に挟まれた布がゆっくりと下がっていく様子をアルハイゼンは一瞬たりとも見逃さまいと見つめていた。
セノはそんな彼の、食い入るような視線に眉ひとつ動かさずに己の「秘密」を晒した。
「……っ」
隠しきれなかった息がこぼれる。それは歓喜か驚きか。
アルハイゼンの視界を支配していたのは、セノの太腿に伝う赤だった。
「流石のお前も驚いたか」
セノはするりと下履きを足から抜き、太腿の赤を拭う。
「それは」
「予想はついているだろう。月のものだ」
「なぜ」
「契約だから」
セノは下履きを履き替えながら答える。
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