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    sirome0_0

    @sirome0_0

    その時好きなジャンルのSSを書きます。
    オリジナルも書きます。
    そんな感じです。

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    sirome0_0

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    秋に旅行で駅から仙台城跡まで歩いたんです。
    こんなツッキーと彼女さんがいたらいいなって妄想したんです。全篇会話文で失礼します。

    #819プラス
    819Plus
    #HQプラス
    hqPlus

    ずるい男「ツッキーって仕事の後、城跡まで走ってるってほんと」
    月島「ほんとなわけないでしょ。」
    「いや、ほんとであれよ。」
    月島「僕は日向や影山みたいな体力オバケじゃないから仕事終わりはムリ。しかも暗いでしょ。走るのは休みの日とか。」
    「走ってるの」
    月島「走ってるけど、何そのポーズ」
    「走ってる月島くん尊いポーズ。」
    月島「意味不明。」
    「今度見に行ってもいい」
    月島「見世物じゃないし、すごい顔して走ってるから無理。」
    「え、なにそれかわいい。」
    月島「は」
    「すごい顔して走ってるから無理って言ってる月島くんが可愛い。」
    月島「····君も一緒に走るならいいよ。」
    「行きます」

    【そして、休みの日】
    「ゼェッゼェッ…こんなっ、きついなんて知らない。」
    月島「ちょっと、大丈夫」
    「月島くんっ、ウソ…つき…。余裕じゃん。」
    月島「アッハッハ」
    「ゼェッ、ゼェッ…」
    月島「最後までちゃんと走りなよ」
    「くそっ…」

    山口「ツッキー、〇〇さんどうしたの」
    月島「仙台城跡まで走るって言うから。」
    山口「ええっ走ったの」
    「走り、ました。」
    月島「すごい顔で。」
    山口「お疲れ、〇〇さん。」
    「山口君、エンジェル…」
    月島「終始うるさかったけど、ちゃんとやりきったのは良かったんじゃない」
    「……」
    山口「わかる、わかるよ〇〇さん。ずるい男だよね。」
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    「嶺二」
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    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846