名無しさん
DONEXに投稿したオサム夢です。その言葉の続きを聞けなかった話。.
「あいつ、最近太り始めてん」
授業の合間の休み時間。
飲み物を買おうと自動販売機へ向かっていると、廊下の角から聞こえてきた話し声につい足を止めてしまう。
息をひそめて耳を澄ませてみると、それは大好きな彼氏の声だった。
オサムが紡ごうとしている言葉の続きを聞いてしまったら心が壊れてしまうような気がして、気付かれる前に逃げるように教室へ急いだ。
切らした息もそのままに教室の窓際から自動販売機の方へ目を向けてみると、そこにはやはりオサムとスナくんの姿があった。
スナくんの顔は呆れたように見えて、胸が嫌な音を立てて冷や汗が滲む。
…今頃、あの醜い豚をいつ捨ててやろうか、なんて話しているかもしれないと思うと、胸の奥がつきん、と痛んだ。
4111「あいつ、最近太り始めてん」
授業の合間の休み時間。
飲み物を買おうと自動販売機へ向かっていると、廊下の角から聞こえてきた話し声につい足を止めてしまう。
息をひそめて耳を澄ませてみると、それは大好きな彼氏の声だった。
オサムが紡ごうとしている言葉の続きを聞いてしまったら心が壊れてしまうような気がして、気付かれる前に逃げるように教室へ急いだ。
切らした息もそのままに教室の窓際から自動販売機の方へ目を向けてみると、そこにはやはりオサムとスナくんの姿があった。
スナくんの顔は呆れたように見えて、胸が嫌な音を立てて冷や汗が滲む。
…今頃、あの醜い豚をいつ捨ててやろうか、なんて話しているかもしれないと思うと、胸の奥がつきん、と痛んだ。
名無しさん
DONEXに投稿した、クロオと陸上部🌸ちゃんのお話です。泣き顔が忘れられない話。またバーを越えられなかった。
軽々と飛び越えていたはずの目標がいつもより高く感じて、今までどうやって跳んでいたのだろう、と冷や汗が滲む。
「……あ〜、やめやめ。」
滲む焦りを隠さないままその場を離れ、裏庭のベンチに座る。
爽やかな風が吹き通るこの場所であれば、少し気分を変えられるだろうと思っていたのに。
梅雨のじっとりとした空気が肌にまとわりついて、余計に気分を鬱々とさせる。
背もたれに寄りかかりながら、もやもやする気持ちを吐き出すように声を出した時。
体育館のある方角から「おつかれ〜」という声が聞こえて目を向けると、にやにやと笑みを浮かべた長身の男がそこに居た。
「おやおやお嬢さん、サボりですかぁ〜?」
「クロオ………はぁ……」
3789軽々と飛び越えていたはずの目標がいつもより高く感じて、今までどうやって跳んでいたのだろう、と冷や汗が滲む。
「……あ〜、やめやめ。」
滲む焦りを隠さないままその場を離れ、裏庭のベンチに座る。
爽やかな風が吹き通るこの場所であれば、少し気分を変えられるだろうと思っていたのに。
梅雨のじっとりとした空気が肌にまとわりついて、余計に気分を鬱々とさせる。
背もたれに寄りかかりながら、もやもやする気持ちを吐き出すように声を出した時。
体育館のある方角から「おつかれ〜」という声が聞こえて目を向けると、にやにやと笑みを浮かべた長身の男がそこに居た。
「おやおやお嬢さん、サボりですかぁ〜?」
「クロオ………はぁ……」
名無しさん
DONEXに投稿したツキシマ夢です。ツキシマ君の彼女最近オープンしたカフェはショートケーキが美味しいらしい、という噂を聞いて、早速彼氏のケイ君を誘ってみた。
ショートケーキか好きな彼に熱弁しながらも、頭の中では(人多そうだし嫌って言いそうだなぁ…)と思っていたけれど、そんな私の悩みも他所に「別にいいけど」とぶっきらぼうに言ったケイ君の顔は少しだけ嬉しそうで。
やっぱり好きなものとなると違うんだなぁ、と笑みがこぼれる。
次のオフの日ね、と約束をして迎えたデートの日。
開店したばかりのカフェには行列が出来ていて、あ、これはダメなやつかな…とケイ君の顔を窺えば、やはり少し嫌そうな顔をしていた。
「ケイ君…、また別の日にしよ?人多いし」
「なんで。前から楽しみにしてたんでしょ。別に1時間くらい並ぶわけじゃないんだし良いよ。ほら行くよ」
6363ショートケーキか好きな彼に熱弁しながらも、頭の中では(人多そうだし嫌って言いそうだなぁ…)と思っていたけれど、そんな私の悩みも他所に「別にいいけど」とぶっきらぼうに言ったケイ君の顔は少しだけ嬉しそうで。
やっぱり好きなものとなると違うんだなぁ、と笑みがこぼれる。
次のオフの日ね、と約束をして迎えたデートの日。
開店したばかりのカフェには行列が出来ていて、あ、これはダメなやつかな…とケイ君の顔を窺えば、やはり少し嫌そうな顔をしていた。
「ケイ君…、また別の日にしよ?人多いし」
「なんで。前から楽しみにしてたんでしょ。別に1時間くらい並ぶわけじゃないんだし良いよ。ほら行くよ」
名無しさん
DONEXに投稿したアツム夢のお話です。誓いの話。「何イライラしてんねん、いい加減うざいんやけど」
この頃は何も上手くいかない気がしていて、ご飯を作ったり片付けをしたり、いつも通りの行動にもイライラが伴ってしょうがない。
八つ当たりなんて子どもみたいな事はしたくない、やっちゃだめ、と自分では分かっているのに、胸の中で渦巻く苛立ちのぶつけ先が分からなくて泣き出しそうになってしまう。
「ごめん、なんか分かんないけどイライラして…」
「…やとしてもその態度はあかんやろ。俺にぶつけてどないするん、自分の機嫌くらい自分でとれや」
全くもってその通り。アツムの言うことが正しいって分かっているのに、怒りが湧いたり悲しくなったり、感情のコントロールが出来なくなっている理由が分からなくて苦しくなる。
3907この頃は何も上手くいかない気がしていて、ご飯を作ったり片付けをしたり、いつも通りの行動にもイライラが伴ってしょうがない。
八つ当たりなんて子どもみたいな事はしたくない、やっちゃだめ、と自分では分かっているのに、胸の中で渦巻く苛立ちのぶつけ先が分からなくて泣き出しそうになってしまう。
「ごめん、なんか分かんないけどイライラして…」
「…やとしてもその態度はあかんやろ。俺にぶつけてどないするん、自分の機嫌くらい自分でとれや」
全くもってその通り。アツムの言うことが正しいって分かっているのに、怒りが湧いたり悲しくなったり、感情のコントロールが出来なくなっている理由が分からなくて苦しくなる。
no_re_n_
DONE※妄想100%です。解釈違い注意!初めてのデートに着ていく服を兄に相談しててほしい。
普段の服はあんまりこだわりないけど、彼女にはかっこいいと思われたいからって気にしてたりするとかわいい。
そして彼女の話を身内にする時めちゃくちゃ照れてると愛しい。
そんな弟を応援する兄。一人称を"兄ちゃん"にしたのは年上兄ムーブしてほしかったからです。 2