高間晴☆quiet followDOODLEぼんど800字。チェズモク。バディエピ「モーニングコーヒー」のその後の話。 ##BOND ■その後のモーニングコーヒー すべてが終わった後、BOND四人はミカグラ島を離れることになった。 朝、オフィス・ナデシコのリビングにピアノの音が響いている。弾いているのはチェズレイだ。鍵盤の上を指が踊るたびに流麗な旋律が室内に満ちる。「――いつまで、そうしているつもりですか」 手を止め、背後の気配に振り返らずチェズレイは問う。「いやー、いつ聴いても見事な腕前だと思ってさ」 そう言って近づいてきたモクマの手にはカップがふたつあった。チェズレイがひとつを受け取って中を覗き込む。それはカフェオレらしく、コーヒーとミルクの香りがした。「俺もお前さんも病み上がりだからさ、胃に優しいカフェオレにしたんだけど」「ありがたく頂きますよ」 そう言って微笑むとカップに口をつける。少しぬるくなったカフェオレが喉を通っていく。「そういえば、ボスはどうしています?」「部屋ノックして声かけてみたけど、まだ寝てるみたい。まあルークも色々あって疲れてるだろうしさ」 ちなみにアーロンはすでに故郷のハスマリー公国へ向けて出立していた。入院中のアラナのことも気にかかるが、もう快復に向かっているとのこと。すると気がかりなのはアジトに残された子供たちのことだ。「アーロンは優しいよなぁ。おじさんも何だかんだと諭されちゃったし」 ずず、とカフェオレをすすりながら、モクマがピアノに背を向けて肘を乗せる。「おや、それは聞き逃がせませんね」 チェズレイのアメジストにも似た紫色の瞳がモクマを捉える。モクマは肩をすくめた。「あーこれちょっと恥ずかしいから、掘り下げんといて」「……いいでしょう。今は、ね」「いつかは口を割ることになるわけ?」「当然でしょう。私はあなたのことを暴きたくて仕方がないんですよ」 チェズレイがモクマの手をそっと取る。続いて恭しく手の甲に落とされる口づけ。肌も心もくすぐったくてモクマは苦笑いする。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 高間晴PAST過去の文スト短歌。カップリングとかはなんでもありのカオス。 40 高間晴DOODLE接吻せい……の心持ちで描いた 高間晴DOODLE 高間晴DOODLEハロウィン敦太 高間晴DOODLEおさそい 高間晴DOODLE recommended works hondana20MEMO宇善 ひか☻ぷほいDOODLE友達からのリクエストでメビロナ ste8diveMOURNING2016年の描いたもんを探っていたら、すっかり存在を忘れた絵が出てきたよ…これは、多少かじった程度のチョロ松vs出来るけど言ってないトド松で囲碁の模範対局をやる捏造話。パラパラフラッシュ漫画みたいなものを作りたかったのだけど、途方にくれてフェイドアウトしましたね。こういった謎の埋没絵はポイピクに入れときます 3 ボク㌨DOODLE itUDONDONEまだ恋愛、肉体関係のないチェモ ②予感とスタンスの話 7 はるあきDOODLE顔全然安定しない 2 猫屋敷ぽち子TRAINING習作その②ヨルウス小説です。二人の初めてのキスについて…いつかあったかもしれない、二人が永遠を願った夜に想いを馳せて書きました。18禁ではありませんがキス描写あり。 6 94love_mingDOODLE はざまDONE焼き肉の日あげ。