楽曲名:再生(Somari/宮下遊)「ねぇ 気づいてない? この手を蝕む傷口 虚しさもただの創作にすぎない」
「喪失の痛みさえされどサンプル サンプルの感傷 君がいないと生じない 消えない母の温い 記憶だって描かれた空想にすぎない」
など、数多の世界の喪失と演算世界を知覚してきたアナシエを思い出すフレーズが多々あるんですが、中でも一番印象深いのは唯一歌われず、表示されただけで終わった歌詞である「E413_RETL」というものです。
以下E413_RETLとアナシエについての見解
413という数字がHTMLにおける「データが膨大過ぎて処理が不能である」という意味のエラーコードです。Eはなんだろう、ExistenceとかEndとかかなとは……。
今回はEndだと413との繋がりが考察出来なかったのでExstenceだと仮定して考えてみました。直訳っぽくなりますがこれで「処理不能な程過剰なデータの存在」という意味が成り立つ気がする、そういう意味だと解釈して曲を聞いてみました。
なのでこの部分から可能性が世界に溢れ出たand youを思い出すな……と思ったり、演算というデータの外側に行ったある意味イレギュラー、バグ的存在のアナシエと通じる所があるんじゃないかと考えたりしました。
歌声、歌詞、MV全部表現力の塊みたいな作品なので是非皆さん聴いて下さい
私はサビで光の水の波紋のように広がるそれらの表現が好きです