ばみロミ「絵札良すぎる〜!!!」「……ちょっと、あんた!?
真昼間から堂々とサボって、こんなところでお昼寝とはいいご身分だねぇ!?」
麗らかな日差しをあびまどろんでいた大我の上に罵声と同時に陰が落ちる。
綺麗に整えられた芝の上で目を閉じていた大我はその剣幕に目を開けた。
視線の先に見知った顔を確認すると、少しだけ楽しそうに口角をあげる。
「ルル〜、なんだよ?
あんまり遅いから寝ちまっただろ」
「はぁ?!
どうして俺があんたみたいなB・T・H!
わざわざ迎えに行くことが前提になってんだい!?
そんな手間かけるわけないだろ!?」
気だるげに応える大我にロミオは怒鳴る声を大きくした。
ただでさえやることが山積みなのに、その上こんな手間をかけさせられるなんて、当然納得できなかった。
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