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    ミヤシロ

    ベイXの短編小説を気まぐれにアップしています。BL要素有なんでも許せる人向けです。

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    ミヤシロ

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    香水ネタの🐉⚡です。終盤性的な匂わせがあるのでワンクッション。
    ※🐉の部屋の描写は私的設定です。
    明後日は🐉メイン回で🗡️さんも再登場……楽しみです!

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    ミヤシロ

    DONE89話『果たすべきこと』を見て思いついた話。🐉と🗡️でこんなやりとりがあったら面白そうだな、と。
    暑い日が続きますね。昨日は二十四節気の大暑でしたし、毎日本当に暑いです。

    追記
    7/19に広告を非表示にし、キャプションの文章を一部変更しました。
    広告がなくなると画面がさっぱりして、いいですね。
    魔龍と刃 暗い裏路地で着信を受けたクロムは、“そうか”と答えるのみであった。
     シエルの願いを受け入れも退けもせず、無感動な一言を掛けてすぐ通話を切った。シエルの声が聞こえなくなると辺りは静まり返り、無音が耳に痛いほどだ。クロムは嫌な静寂が垂れ込める世界に身を置いている。日の光がまともに射さず、彼の居場所は真昼にもかかわらず薄暗い――力を求めるあまり外道に堕ちた彼は、心のみならず身を潜める場所も闇に支配されていた。
     もっともクロムは冷淡に答えるも、彼の胸にはシエルの言葉が突き刺さっている。いじらしい少年はたとえどのような目に遭おうとクロムを慕い、ゆえに彼は少なくない呵責を覚えるのだった。神妙な顔で口を結び、青年は少年の言葉を反芻する。信念に支えられた発言は力強く、青年の帰還を切望する感情に溢れていた。
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