特級列車五条悠仁と五条が念願の初セックスを終えた翌朝。
爽やかな朝の光が差し込むクイーンサイズのベッドの上で、悠仁は五条との初セックスに向けてしていた『準備』について、それはもう洗いざらい吐かされた。
閲覧したサイト、諸々のアダルトグッズとその購入先、参考にしたA Vのタイトルまで。
何かこう、照れて笑い合うような、恥らい溢れる初々しい光景を想像してはいたのだが、そんな想像を遥かに超えた辱めにあった。
「もう勘弁してください…」
顔を覆って懇願する。勝手に先走った自覚があるからこそ、ここまで全て吐かされるなんてとんだ羞恥プレイだ。
「思い切りが良いのは知ってたけど、まさかアナルバルーン使ってたなんてね」
「…すみませんでした」
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