「あまえたがりの君」閲覧いただきありがとうございます。
※捏造設定注意
※モブが話します
※解釈違いありましたら申し訳ございません
※元々は自己満足で一冊の本にしたいな、くらいの気持ちで書こうと筆をすすめていたのですが、これ本当に書くと相当長くなってしまい時間が足りないため、後半からかなり展開が駆け足になっております
後日、一冊の本にするくらいの気持ちで加筆修正版を出すかもしれません。
すべてフィクション、妄想、自己満足です。
窓の外を見ながら、春彼岸だというのにどうして雪が、なんて話してた頃の話だ。
書類仕事をしながら期間限定の甘味が食べたい、と呟けば近侍の肥前忠宏はふたつ返事で「行くか」と言ってくれる。
落ちてくる牡丹雪は花弁のように美しいというのに、足元は違う。万屋街の踏み潰された雪を自分達も踏みながら目当ての甘味処へ向かっていた時。
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