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    etan_cos7

    @etan_cos7

    @etan_cos7
    ときどきL○NE風会話文/創作設定/二次創作SSを投稿している腐女子。読む > 書く。
    読むのも書くのもほぼBL。性癖が若干特殊。

    ご縁がありましたら作品をお読み頂けますと嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

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    etan_cos7

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    オカルトホイホイ監督生の続編。
    ⚠ものすごく中途半端なところで終わります。

    いつまで経っても書き終えられないので、尻叩きにポイピクへ投げとく。
    スタンプいただけると励みになりますのでぜひ🙏

    ##オカルトホイホイ監督生
    #twst夢
    #twstホラー
    twstHorror
    #オリジナル監督生
    originalSupervisoryStudent
    #無性別監督生
    noGenderSupervisionStudent

    【覚えていますか】監督生の特徴教えてくれ【監督生のこと】1:いち
    突然だけど、みんなの中の監督生のイメージが聞きたい。
    ぜひとも気軽に語って欲しい。


    2:名無しのNRC生
    何このスレ
    カテゴリ設定間違ってない?


    3:名無しのNRC生
    まーた意味わかんないことやってる奴おるなw
    オカ板でやることじゃねぇw


    4:名無しのNRC生
    それってもしかして、今オカルト対策室が会議してるのと関係ある?


    5:名無しのNRC生
    まじか……またオカルト関係かよ


    6:名無しのNRC生
    最近頻度高くね?


    7:名無しのNRC生
    普通に考えて監督生くんちゃんのせいやろな


    8:いち
    >>4 関係あるかもしれないしないかもしれないけど念の為確認したいと思って

    外見の事でも内面の事でも気軽に教えて欲しい


    9:名無しのNRC生
    >>8 まあそういうことなら

    青色ウルフヘア


    10:名無しのNRC生
    寮服収集家

    最初聞いたとき変態かと思った


    11:名無しのNRC生
    >>10 自分で着るために集めてんのはさすがに草


    12:名無しのNRC生
    性別不詳


    13:名無しのNRC生
    メイクする系男子(男子?)


    14:名無しのNRC生
    は?監督生は黒髪ロングの女の子だろ?


    15:名無しのNRC生



    16:名無しのNRC生



    17:名無しのNRC生



    18:名無しのNRC生
    は?


    19:名無しのNRC生
    待って、オレの同室の奴も同じこと言ってるんだが……


    20:名無しのNRC生
    ちなみに今日見かけた監督生は黒髪ロングのおにゃのこでした


    21:名無しのNRC生
    …………なんか話してるうちにそうだった気もしてきた


    22:名無しのNRC生
    俺も……


    23:名無しのNRC生
    え……こわ……きもちわる……こんなんオカルト確定じゃん……


    24:名無しのNRC生
    これ、何が起こってんの?


    25:名無しのNRC生
    1、居るんだろ。説明しろよ。


    26:1
    はいはーい!1こと青髪ウルフのほうの監督生です!


    27:名無しのNRC生
    は?


    28:名無しのNRC生
    どゆこと?


    29:名無しのNRC生
    あーやっぱりな


    30:名無しのNRC生
    まあ、だいたい予想はついてた


    31:名無しのNRC生
    今度は何に巻き込まれてんの?


    32:青髪ウルフ監督生
    早速経緯を……って行きたいんだけど、その前にとりあえず今そっちに居るのはパラレルワールドの監督生かもしれないってことだけ教えときますねー
    それじゃあ書き溜めてきます!


    33:名無しのNRC生
    は?


    34:名無しのNRC生
    ↑監督生の直後に毎回「は?」って書き込んでくれるニキありがとな
    俺らの気持ち代弁してくれて


    35:名無しのNRC生
    >>34 は?キモ


    36:名無しのNRC生
    >>34 ありがとうとかキモすぎワロタ


    37:34
    >>35、36 なんでや!!!


    38:名無しのNRC生
    話逸れすぎかよwww
    俺は黒髪ロング監督生がいつもの監督生だって思い込んでる奴がいるってだけで怖くて震えてるってのに:(´◦ω◦`):


    39:名無しのNRC生
    >>38 くそビビりじゃんwww


    40:名無しのNRC生
    >>38 チキン野郎乙


    41:イグニ寮長
    やっぱりあった


    42:名無しのNRC生
    お!鯖缶さんじゃん


    43:名無しのNRC生
    おつー


    44:名無しのNRC生
    その様子だと監督生と寮長、連絡取れてねーの?


    45:イグニ寮長
    取れてない
    というか、監督生氏たぶん異界に居ると思われ


    46:名無しのNRC生
    またか


    47:名無しのNRC生
    連れ去られ系ヒロイン、監督生


    48:名無しのNRC生
    某ゲームの桃姫かよ


    49:青髪ウルフ監督生
    なんかネタにされてる気がするんですがそれは置いといて……

    寮長お疲れさまです!
    こっちの経緯を先に書き込ませてもらうんで、その後でそっちの話も聞かせてください


    50:イグニ寮長
    りょ


    ――――――――
    ――――――
    ――――…


    side:監督生

    AM 8:15。
    監督生はオンボロ寮で登校の準備をしていた……はずだった。
    気がつけばあたりは一変していて、何故か鏡舎にいた。
    空気が淀み、負の気配に満ちた鏡舎の中に。

    「は?」

    状況が把握できずにいた監督生だったが、畳み掛ける様に、廊下から何かを引きずる音が聞こえてくる。

    「え?何……」

    監督生はその音の奇妙さに、廊下を見てしまった。

    そこに居たのは化け物だった。人間の肉体だったものとブロットらしき粘着質な液体とそれに混ざって赤黒く見えているのは血液だろうか?全てが混ざりあった、なんとも形容しがたい形をした異形の者。

    それは鏡舎の出入口前で立ち止まり、もごもごと蠢き出した。
    聞こえてきたのはぐちゃぐちゃとした咀嚼音。
    監督生は直視してしまった。怪異が怪異を喰らうところを。

    「うぇ……」

    その光景のおぞましさに、胃が痙攣する。
    寝起きで胃に何も入っていなかったのが不幸中の幸いだった。
    少量の胃液を吐き戻した監督生だったが、恐怖に震える身体と裏腹に思考は冷静になっていく。

    「そうだ……スマホ……」

    スマホは監督生がいつも身につけているボディバッグの中にあった。
    直前に身につけていたものも一緒に転移してきたようだ。
    バッグ中には監督生が肌身離さず持ち歩いているオカルト対策グッズも入っていた。

    「これでしばらくは凌げるか……?」

    とりあえず、スマホを確認する。
    通信状況は圏外だが、学内掲示板には繋がっている。
    このスマホはアシュリー屋敷の事案の後、イグニハイド有志によって、【異界であっても学内掲示板に繋がる】よう改造が施されていた。
    つまり、ここは異界なのだろう。

    ということは、【NRCを模して作られた異界】か【異界化したNRC】のどちらかだろう。
    そもそもここが自分の通っているNRCとも限らない。
    数少ない友人達の安否を憂う気持ちを押さえつけ、監督生はひとまずオンボロ寮に向かった。

    ――――…

    端的に言って、そこは地獄だった。
    オンボロ寮は魑魅魍魎の闊歩する、混沌たる空間に変化してしまっていた。
    中に踏み入る勇気はない。
    けれど、ここが自分の居たNRCなのか手っ取り早く確認するために、監督生は自室を見る必要があった。
    息を殺して窓へ近づき、部屋の中を覗き見る。

    (…………違う)

    瘴気で汚され見るも無惨な状態になっているが、インテリアも所持品も何もかも違うように見える。

    (よかった……)

    ひとまず監督生は安心した。
    ここは自分の居たNRCでは無い。

    (ということは)

    だがその前にオンボロ寮から離れないと。
    魔力なのか穢れなのかわからないが、さすがに頭が痛くなってきた。
    監督生は取り急ぎ鏡舎へ戻ることに決め、足を踏み出した。

    ――――…

    お守りの効果もあっただろうが、怪異に見つからないようタイミングを合わせ、なんとか戻ってくることができた。

    「一応、結界も張っとくか」

    持ち歩いていたオカルト対策グッズの中から簡易結界装置を出して設置する。
    結界と言っても中の物や人を隠すための魔法結界であり、攻撃を防ぐ効果はない。

    気休めではあるが、落ち着いて思考できる状態になった監督生はこの空間についての考察を深めていく。

    (ひとまず私の居たNRCが異界化したんじゃないみたいで良かったけど……)
    (ってことは【NRCを模して作られた異界】か【異界化してしまったパラレルワールドのNRC】のどちらかだな)
    (いや、待てよ。窓枠に靴の跡が付いてた気がする……。ってことはオンボロ寮の中から逃げた人が居るのか?)

    「もしかして、ここの監督生?」

    (他にも異界に迷い込んだ人が居る可能性もなくはないが、とりあえずパラレル監督生が居るんだとして。それじゃあそいつはどこに行ったんだ?)

    そこまで考えて、監督生はふと気づく。
    見覚えのある靴跡が鏡舎の床に残っていることに。

    (まさか……)

    「私たち、入れ替わってる……!?」

    (……なんてふざけてる場合じゃないんだよな〜!)
    (たしか、鏡と鏡を繋げる魔法があったはずだから、不可能ではない……はず……)

    そこまで思い至った監督生は答え合わせをするべく、いつもの学生専用掲示板を開いた。


    ――――――――
    ――――――
    ――――…


    Side:idea

    その日は朝から不穏だった。

    寮の談話室に監督生氏が置いていったマグカップが何故か落ちて割れていたり。
    オルトが仲の良い一年生(=監督生とも仲のいい子達)と出かけた時に、全員おそろいで買ったキーホルダーを失くして落ち込んでいたり。

    とにかく嫌な予感がしていた。

    だから、らしくもなく安否確認に来てしまったんだけど……。

    「人多すぎ……ツラ……」
    「あれ?イデア先輩?どうしたんですか?」
    「ひ……あ、デュース氏。脅かさないでくだされ」
    「イデア先輩が勝手に……うぉ!エース!?」
    「イデア先輩、ちょっといいっすか?」
    「わっ、エース氏まで……。何。どしたの」
    「今日の監督生、なんかおかしくないっすか?」
    「エースもそう思ってたのか?実は僕も違和感がすごくて……」
    「……拙者はまだ監督生氏に会えてないんだけど、どんな感じなの?」
    「うーん。オレの思ってる監督生と実際の監督生が違うみたいな感じでー」
    「僕も同じです。さっきまで監督生との思い出だと思ってたのに話してるうちに違ったような気がしてくるみたいな……」
    「しかも、監督生にもらったCDが朝見たらなんでか割れてたし」
    「僕もあいつに借りたペンがペンケースの中に無くて。昨日の夜に入ってるのを確認して、その後から触ってないのに……」
    「ふーん、なるほどね。拙者も朝から不穏なことが続いてたから安否確認に来たんだけど……」

    嫌な予感がしていたのは僕だけじゃなかったらしい。

    「あれ?イデア先輩?」

    噂をすればなんとやら。監督生氏だ。

    初っ端から違和感がすごい。
    果たしてこんな外見だっただろうか?

    「もしかして、私に会いに来てくれたんですか?」
    「え…………ああ、うん。朝から不穏なことばっかり起こるから来てみたんだけど」
    「心配してくれたんですか!嬉しいです!ありがとうございます」

    そして、なんか馴れ馴れしい。
    たしかにそこそこ仲が良かった記憶はあるが、こんな距離感で話してたっけ?
    分からなくなる。

    「う、うん……。なんかいつもより距離近くない?」
    「私とイデア先輩の仲なのに……だめですか?」
    「べ、別にだめじゃないけど……なんか変じゃない?」
    「お前、イデア先輩とそんなに仲良かったっけ?」

    エース氏、ナイスアシスト!

    「え、私とイデア先輩って……つ、付き合ってるんですよね?」
    「は?」
    「は!?」
    「はあ!?」
    「え……?」

    はい、ダウトー!これは監督生氏じゃないですー!
    昨日SNSで『麓の街にとっても可愛い店員さんが居るカフェがあるんで誰が一緒に行ってくだちぃ!ひとりじゃ目も合わせられない!!』って言ってた童貞陰キャ監督生氏がそんなこと言うわけないじゃないですかヤダー!

    「…………付き合ってないよ」
    「え?そうなんですか……?私てっきり……」
    「ていうか、ねえ。君、ほんとに監督生なの?」
    「え、な、何を言ってるんですか……」
    「僕たちもお前のこと監督生じゃないと思ってる」
    「デュースまで……」
    「そこんとこはっきりさせたいし、ちょっと会議室まで一緒に来てくれない?」
    「エース……なんで……」
    「まあ、まだこっちの準備が整ってないし、とりあえず三人とも授業行ってきていいよ。一限目終わったら会議室集合で」
    「うぃっす」
    「わかりました!」

    とりあえずオカルト対策室に連絡を入れる。

    (入れ替わり系の怪異か?いや、それにしてはボロを出すのが早くないか?)

    いや、待てよ。
    怪異だろうが怪異じゃなかろうが、この状況ならいつもの監督生氏がスレ立てしていないわけがない。
    急いで学内掲示板を開く。
    オカルトカテゴリーの新着スレの中にそれはあった。
    監督生のイメージを尋ねる、なんてことない内容のスレ。
    最初はカテゴリー間違いを指摘している者も居たほど平和なスレだった。
    けれど、途中から雲行きが怪しくなっていく。
    どうも監督生のイメージが生徒によって乖離しているのだ。

    ある者は男だと言い、ある者は女だと言い。
    また、ある者は青髪のウルフヘアだったと言い、ある者は黒髪ロングだったと言い。
    矛盾した発言が増えていく。それは、怪異の影響を確信せざるを得ないほど異様な光景だった。

    (やっぱり怪異なのか……?そして、このスレ主はたぶん僕達の知ってるほうの監督生だ)

    それなら僕のすることはただ一つ。今ここに居る監督生をこのスレに連れてくること。

    その前にとりあえず……。


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