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    ぐるコース

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    夢・腐小説載せてます¦自己満

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    #鳴子章吉
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    『未来を見据えて』休日の昼間、鳴子くんと私は買い物袋を手に、街を歩いていた。スーパーの袋には、二人でワイワイ選んだ食材やお菓子が詰まってる。鳴子くんの赤い髪が太陽の下でキラキラ輝いて、いつものハイテンションな声が響く。

    「なあ、○○ちゃん! 今日の晩ご飯、めっちゃ楽しみやで! ○○ちゃんの作るカレー、ワイの最強ランキング堂々の一位や!」
    私は笑って、「鳴子くん、毎回カレー推しすぎだよ〜」と返す。鳴子くんは「だって、○○ちゃんのカレーは世界一やん!」とニカッと笑う。

    そんな話をしながら歩いていると、通り向こうに白いドレスを着た花嫁さんとタキシードの花婿さんが見えた。近くのチャペルで結婚式が行われているみたい。キラキラした装飾と華やかな雰囲気が、昼間の明るい街に映える。

    「おおっ! ○○ちゃん! アソコで結婚式やってるで! めっちゃキラキラやん!」
    鳴子くんが目を輝かせて指差す。私もつられて見て、「わ、ほんとだ! すっごく綺麗〜! 結婚式、いいな〜」と呟く。

    すると、鳴子くんがチラッと私の方を見て、ちょっと照れながらもさりげなく口を開く。
    「な、なぁ…○○ちゃん。和と洋、どっち派や? 結婚式の話な!」

    私は少しドキッとしつつ、自然に答える。
    「うーん…洋…かな? ドレス着たいし、チャペルも素敵だなって。」

    鳴子くんは「ほーん…」と意味深に頷くけど、口元がニヤニヤしてる。私が「なにその顔?」と突っ込むと、「いや、なんでもないって!」と笑いながら誤魔化す。

    しかし、実は彼の頭の中では、フルスロットの妄想が爆走しているのであった。

    (○○ちゃん、白いドレス着たらめっちゃキレイやろな…! チャペルのバージンロード、○○ちゃんがニコッて笑いながら歩いてくるんや…! ワイがタキシードでバッチリ決めて、○○ちゃんの手握って! うわっ、心拍数すでにレッドゾーンや!)

    (披露宴はな、めっちゃ派手にやろ! 総北のメンバー呼んで、小野田くんにはスピーチやってもらって、手嶋さんにはなんかカッコええ余興やな! ケーキ入刀のとき、○○ちゃんがちょっと照れてワイと一緒にナイフ持つんや…! うおお、めっちゃ最高やん!)

    (指輪はな、シンプルやけどキラッと光るやつで、○○ちゃんの指にピッタリなやつ…! プロポーズもちゃんとせな! 自転車で二人で走った坂の上で、昼間の青空の下で『ワイと一緒に未来走ってくれ!』って言うんや! うわ、カッコええやん、ワイ!)

    …鳴子くんはずっとニヤニヤしている。私が「鳴子くん、絶対なんか企んでるよね?」と笑いながら突っ込むと、鳴子くんは「いやいや! なんも企んでへんって! ただなぁ、○○ちゃんとこうやって一緒に過ごすの、めっちゃ楽しいわ!」と照れ隠し。

    私は「ふーん、ほんとかな〜?」とからかいながら笑うが、鳴子くんの少し赤い耳と、チラチラ私を見る目が、なんだかいつもよりドキドキさせる。

    「なあ、○○ちゃん。…これからも、ずっと一緒にいろんなとこ行こうな!」
    鳴子くんのその言葉に、私は「うん、絶対行こ!」と笑顔で答える。昼間の明るい陽射しに照らされた二人の影が、ゆっくりと街を進んでいく。
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