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    WoLヤシュ小説あとがき

    ひとつ前に投稿したWoLヤシュ小説のあとがきです
    話の中で盛り込んだ小ネタや設定について、気付きやすくはあると思いますが、自分なりに考えて書いたので自己満で解説したいと思います。



    ⚫︎ヤ・シュトラの失明を誰も知らなかった、突然知らされたことについて

    FF14本編でも、ヒカセン(プレイヤー)にとってヤ・シュトラが失明してることを知らされたのは突然の情報でした。
    ディシディア界においても彼女は目が見えないことについて自分から話すことはしないだろうなという妄想です。話の中では予想外の事故として露呈することで、皆との絆が深まるきっかけになればいいなという理想を書きました。


    ⚫︎WoLが覚えていた過去のヤ・シュトラの記憶と1度目の輪廻について

    まず記憶について、これはAC(アーケード)稼働時のトレーラームービーのことです。この時のWoLは新生時期の姿のヤ・シュトラと邂逅しています。対してNT(家庭版)のストーリーでのヤ・シュトラは蒼天以降の姿です。これを何か矛盾として面白く話の中に盛り込めないかなと考えました。(あとACNT含めてあのトレーラーが唯一の絡みなので…)
    1度目の輪廻=AC版のサ終です。メタ的な事情を話の中に入れる演出が好きなので(それこそ根性版FF14のサ終とか)こういう意図にしました。


    ⚫︎WoLだけに過去の闘争の記憶が潜在的に残っているという設定について

    これは完全に個人的な理想の設定です。初代DFFのティーダとのカットシーン(一緒に戦ったことをたまにでいいから思い出して欲しい、と言うティーダに対して忘れない、忘れるものかと返すWoL)と、オペラオムニア終盤でマーテリア側ではWoLはしっかりと思い出していたことから着想しました。
    DFF(カオスコスモス時代)はセフィロスの例から戦い続けることで過去の輪廻の記憶を取り戻せたのかもしれませんが、スピリタスマーテリア世代ではまた違うのかもしれないし同じなのかもしれません。オペオムではなんとなく身に覚えがあるメンバーはいたようです。


    ⚫︎スピリチュアル・レイについて

    ヤ・シュトラが1人で試し撃ちしていた時に、「以前とは桁が違うものになっていた」と描写があるのはキャラクターリフレッシュのことです。スピレイはリフレッシュ前から唯一名称が変わらず生き残って引き継がれたHP技です。詠唱はFF14側の台詞から持ってきています。
    余談ですが私はディシディアでヤ・シュトラを好きになったことをきっかけにFF14を始めたのですが、当時はDFFからの逆輸入だと知らずに原作のスピレイが本家だと思って感動してました。(厳密にはどこを元ネタとするかは曖昧のようですが)


    ⚫︎ヒカセン(ひろし)では無くヤ・シュトラが呼ばれた理由とゼノスについて

    これは当然ですがヒカセンの見た目も設定も固定では無く、同じオンライン作品のシャントットと同様のケースではありますが、ヤ・シュトラは彼女ほどの地位と力と名声を持っているNPCとはまた異なるので、彼女の中で事実としての劣等感のようなものは少なからずあるのではというかなり強めの幻覚です。
    ゼノスとは個人的に会話してるところが見たかった妄想でもあります。紅蓮でヤ・シュトラがゼノスの刀からリセを守るために展開した魔法障壁、それを砕いたゼノスは「使い物にならんな」とは言っていましたが、彼に両手を使わせたのはゼノス自身にも多少評価されていたら良いなと思いました。描写的にもヤ・シュトラはかなりの重傷を負っていた瞬間だったので、彼女にとって精神的にも深い傷として残っているのではないかという妄想。


    ⚫︎妹ミトラのお節介

    紅蓮秘話の話より。ゼノスの凶刃に倒れ療養してたヤ・シュトラに対して、そろそろいい人でも見つけたらどう、と口酸っぱくお説教するミトラですね。ヤ・シュトラのこういう浮いた話みたいなのは殆ど出ない故に好きなエピソードだから入れたかったです。彼女にこんなことをずけずけと言えるのはミトラだけなのではと思います。


    ⚫︎オペラオムニアとプリッシュの話

    本来WoLとヤ・シュトラはオペラオムニアの方が絡みがあるのですが、ディシディアの時系列としてオペオムはNTの後だということが判明したため、話の中には取り入れませんでした。
    ですが、プリッシュとWoLの会話からひとつだけ引用しました。オペオムでWoLが喪失した時、彼から直接託されたオニオンを除く仲間の中で唯一プリッシュだけがWoLのことを覚えている描写がDDFFファンサとして熱くて好きだったからです。(シャントットが忘れてるのは結構つらかった)FR演出もこのコンビが採用されてて嬉しかったですね。
    ディシディアタイトルは垣根を超えた意外性のあるキャラ同士の繋がりが魅力のひとつだと思いますが、WoLとプリッシュはその代名詞とも言えるディシディアの代表的なコンビだと思っています。切実にNTに出て欲しかった…。


    ⚫︎WoLとシャントット

    WoLは常に仲間たちを護る気持ちが強く、勿論シャントットもその対象から漏れずにいるとは思います。ですが、きっと(設定的に)本気を出した彼女は間違いなくコスモス軍最強の存在です。その強さをWoLも認めているだろうし、先にコスモスと共にいたことからも彼にとっての数少ない先人でもあります。なので、彼女に対してだけはWoLの護る側だけでなく、護られる側としての側面も比較的あったらいいなというかなり勝手な印象を持ってます。
    シャントットがどんな人物か理解した上で、彼女の教えを素直に受け取るWoLが、習った言葉をそのまま使うところとか見たいという妄想を入れました。


    ⚫︎ヤ・シュトラとシャントット
    正直NTで一番見たかった絡みです。オンライン作品、博識者、年齢ネタ、個人的推しなど理由は多岐。
    特に皆が頭が上がらないシャントットに対し、ヤ・シュトラはあのマトーヤ老に育てられたので怖気付かないどころか、師の面影感じる彼女に親近感まであるところとか見たかった…という妄想でした。シャントットにお転婆娘やシュトラ呼びをさせたのも強めの幻覚。


    ⚫︎仲間たち
    とりあえず一度は名前が出るように頑張りました


    話のネタとしてはこのような感じでした。
    ここまで読んでくださった方が現れたら本当にありがとうございます…
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    Replies from the creator

    Fringe_Weaver

    DONENTストーリー後、元の世界に戻る前のWoLヤシュ
    お互いに誰にも話さなかった心の内を知り、輪廻の中で本当に大切にしたいものを信じる話。

    注意点
    ・ヤ・シュトラがディシディア界に来たのは蒼天時期(エイシェント・テレポ)説が濃厚ですが紅蓮の話も普通に出てきます
    ・弊ヤシュはアラサー
    ・ゼノスがディシディア界に来たばかり
    ・14ヒカセンはひろし

    前半WoL、後半ヤ・シュトラ視点
    光明いつか忘れてしまっても
    それは確かにここに在った

























    「ま、今日はこんなもんだろ」


    最後のイミテーションに止めを刺したノクティスがやや気怠そうにそう呟いた。神竜を撃退した後も、我々は変わらずエネルギーを生み出す為にスピリタスの戦士、そして未だ残るイミテーションを相手に闘争を続けていた。以前とは異なり、我々が生み出したエネルギーは無駄になることなくこの地に注がれているらしい。そして2柱の神曰く、この繰り返す闘争の日々に終わりが訪れるその時には、各々の前にクリスタルが現れると告げられた。
    身体の疲労が大きくなってきた頃、ノクトの切り上げに私とセシルも同意し、マーテリアのもとに戻ることにした。拠点に到着すると、何やら既に帰っていた他の仲間たちが騒然としていた様子だった。それを見て穏やかでは無い状況を察したセシルが先に口を開いた。
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