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    百合子

    @yuriyuri13100

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    百合子

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    夏スバ
    トリスタライブに訪れた際、ニューデイ内が誇るトリスタ過激ファン二人(凛月と瀬名)に交じる夏目(スバルのガチファン)。

    #夏スバ
    ##夏スバ

    全身オレンジカラーをした小物とハッピをまといサングラスをつける夏目の姿に思わず突っ込む青葉つむぎが見たいだけだった…(自供)

    オレンジ色のペンライトの海が広がる観客席。光源の強いスポットライトがステージを照らし、歌い踊る四人の汗がきらきらと反射する。その顔に浮かぶは今が最高の瞬間だと言いたげな誇らしい笑顔。Trickstarのオンステージ。彼らの弾けるきらめきを閉じ込めたステージを見ればたちまち心を奪われてしまい、我を忘れて応援する人も少なくない。相変わらず楽しそうに歌うなと、感嘆の息を吐く青葉つむぎ。その手にはオレンジ色に光るペンライトが一本、観客席側で胸の高さで小さく振る。そう、ステージに立つアイドルに夢中になって、周りに迷惑をかけてはいけないのだ。ライブを見る際守らねばいけない最低限のマナー。ファンとして恥ずかしい行為をしてはいけない…左隣で観賞している顔見知りに声を大にして伝えたい。

    「ゆうくーん!!!!今日もさいっこうに輝いてるよ~!!あぁ、今のウィンク付きの笑顔見た?!すっごいかわいかった!はぁ、マイカメラに今の表情収めたい」
    「セッちゃんきもーい。盗撮なんてしたらマナー違反でライブ中止になるかもだから止めてよね。あっ、ま~くん!!えっ、今のダンスなに?!めっちゃかっこよかった…。ちょっと直接伝えてこよっと」
    「はぁ~!?ちょ、ステージ乗り込みなんてしたらダメだって!それこそライブ中止になるっての!今の俺たちはアイドルじゃない、ただの観客なんだから。常識欠けてるのそっちの方なんじゃない?くまくん」
    「ストーカー盗撮魔のセッちゃんに言われたくなーい」
    「るっさい!べたべた依存体質野郎のくまくんのくせに!」

    おでこをくっつけいがみ合う二人。互いの服装はそれぞれ推しが誰か一目瞭然な恰好をしている。いがみ合う二人を見て苦笑いを浮かべながら、右隣へ顔を向ける。
    「あはは…。あの二人は相変わらず賑やかですね。夏目くんと宙くんはライブ楽しめてますか?」
    「はい!とっても楽しいです~!」
    「ふン。別に普通だヨ。バルくんに無理やりもらったチケットを消費しに観にきただけだかラ、楽しいとか得にないヨ」

    無邪気に喜びの声をあげる宙くんと、不満げに顔を逸らす夏目くん。だけど、夏目くんの姿をじっと観察する。いつも大人っぽい落ち着いた服装を好む彼の恰好が、今はペンライトの光に負けないぐらい鮮やかなオレンジ色のハッピを着ている。背中には【明星スバル生涯推し】という白い文字が書かれている。手には何本ものペンライトを挟み、最後の悪あがきなのか分からないが、顔には大きなサングラスをかけ素顔を隠している。

    「…いやバレバレですから!!!明星くん推しだってもう全身からにじみ出てますよ!!」

    思わず突っ込んでしまった自分は悪くないと言いたい。
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    百合子

    MOURNING魔法少女俺パロなデュリド

    ピンクっぽい方がリドル。
    青っぽい方がデュース。
    マネージャーポジにエースくん。憧れの先輩ユニットとしてトレイ先輩とケイト先輩が。かわいい妖精マスコットにはオクタ寮の御三方かな?
    二人はナイトレイブンカレッジ内でアイドルを目指す過程で何故か魔法少女へ。まぁ魔法使えるから魔法少年でも魔法少女でもどっちでもいけるよね二人の顔面なら大丈夫大丈夫というざっくりした設定
    『魔法少女☆ハーツラビュル』 ~ボクが魔法少女?!~ 寮での決まり事が多くて厳しすぎると嘆く生徒で溢れるハーツラビュル寮。以前までは圧政で文句を唱える生徒達を物理的に黙らせていた。だが、生徒を力で従わせようと魔法を使い過ぎによって起きた件の事件。『傍若無人な寮長へ下剋上仕掛けたけど癇癪起こしちゃってなんやかんやオーバーブロットしちゃったよ!どうしよう〜?!略して、リドル寮長オバブロばぶ事件日』を経て以降、寮長本人も緩やかに規制違反を取り締まりたいと考えを改めている。

    「だったらいい提案ありますよ!」

    世間知らずな赤ちゃんみたいなリドル寮長。真面目がゆえからかうと反応が面白い悪友のデュース。こいつら組ませてちょっとした余興をやろうではないか。まっすぐこちらを見つめる純粋な瞳たち。面白い予感になりそうで、思わず口元がにやつく。
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    photoloveer2223

    CAN’T MAKE支部に置いてたリドルがちっさくなった起点のデュリド「申し訳ございません。では、後はお願いします」
    「あはっ♪金魚ちゃん、まったね〜♪♪」

    絶対申し訳ないと思ってないだろ。そう思いながらデュースは、5歳児くらいの体型になったリドルの手を取る。魔法薬錬成の時に爆発が起こり、巻き添えをくらったリドルが小さくなった。ぐずぐず泣きながらデュースの手をギュッと握るリドルは、不安げに回りをきょろきょろ見回す。

    「ここ・・・・どこ?」
    「ハーツラビュル寮で、んん・・・・・。リドルくんの居場所だよ」
    「いばしょ?ボクのおうちって事?」
    「そういうカンジかな。とりあえず、お部屋へ行こう」

    不安げにデュースに尋ねるリドルは、記憶も曖昧になっているようだ。エースやケイトや他の寮生が来て、今のリドルを見たら騒ぎになる。それだけは避けたかったデュースは、リドルの手を取って彼の部屋へ向かった。

    「とりあえず、トレイ先輩には言った方がいいか」
    リドルの部屋に入り、デュースはトレイにメールで連絡した。すぐに返信が来て、デュースは現在の状況・小さくなってしまった経緯を報告する。

    「魔法薬錬成失敗ね・・・・」
    「ジェイド先輩の話だと、1日すれば戻ると言ってま 774

    百合子

    DOODLEツイステ5章のデュリド要素VDC本番を終え、寮長からのお茶のお誘いに全部を出し切った体力の残りカスを集め、這うように部屋へ向かった。扉を開ければ、ふわりと紅茶の香りが鼻をくすぐった。なにかフルーツのフレーバーティーのような、甘い香り。部屋に踏み込めば、寮長が顔を上げて手招きしてくれる。

    「ご苦労様。ほら、喉乾いただろう?一緒にお茶をしようじゃないか」
    「あっ。ありがとうございます」

    赤と黒の薔薇が描かれたティーカップ。寮長自ら注いでくれた。いつもは砂糖キューブを一つだけ入れるのだが、寮長が手にしているのは蜂蜜。琥珀色のとろみがある蜂蜜をハニーディッパーですくう。何重の溝からとろとろと零れ、紅茶の中に沈んでいく。召し上がれと差し出された紅茶を一口。甘い。蜂蜜の甘さと林檎の香りがふわりと鼻から抜けた。

    たったひと口。それだけ飲んで受け皿へとティーカップを置いた。

    「…寮長。僕にはこれを飲む資格がありません」
    「どうしてだい?今日のステージ頑張っていたじゃないか」
    「でもっ!一票差で優勝を逃してしまいました。実行委員会である寮長に、学園代表生徒として優勝という王冠を捧げたかったのに。本番前にも無様な姿晒さない 1107