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    百合子

    @yuriyuri13100

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    百合子

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    デュリド オナニー 下ネタ まだ導入部分

    ##デュリド
    #デュリド
    duride

    トンネル貫通初めは、寮長からの判を得るために訪れた時でさえ緊張していたローズハートの自室。だけど今は違う。時間を見つけては部屋に足を運んだ。律儀にノックをして来たことをアピールすることもあれば、あえて音を立てずにわずかに開いた扉に身体を滑り込ませてゆっくりと室内の床を踏む。軋んだ音が出ないよう慎重に。そして、机に向かって本を読んでいる丸い後頭部を見下ろしながら、ゆっくりと腕を回す。びくり、と肩をこわばらせたリドルだったが、こちらの姿を確認すれば肩を下ろして存外優しい声音で語りかけてきた。

    「いらっしゃいデュース。驚いてしまったよ、透明人間になれるマントでも手に入れたのかい?」
    「いえ。ただ音を立てないよう忍び込んだだけです。寮長を驚く姿が見たくて」
    「まったく。キミは悪い子だ」
    「でも僕のちょっとした悪戯なら、首をはねずに笑って流してくれますよね?」
    「……言うようになったね」

    流石に怒らせたかな?と心配になったデュースだったが、見上げてくる青みがかった影色の眼差しは柔らかい。デュースは屈んで、白い頬に向かってリップ音を落とせばころころと笑う声が鳴る。一人掛けの勉強机に備えられた椅子から、広々としたソファーへと移動し、恋人としての触れあいを楽しむ。触れて、唇を寄せて、耐えきれず笑い声が漏れだす。互いの間に流れる甘い空気を肺一杯に取り込み、より一層密度の濃い空気に切り替えようとデュースがリドルの服の下に手を入れようとしたとき。リドルが何かを思い出したようにマジカルペンを取り出すと、ポンと小気味のいい音と共に手の平にある物を取り出した。

    てらてらと蛍光ピンクに光る筒。リドルが強く握ればぶよぶよと形を変える軟体動物のような形状。そして、片側だけぽっかりと開いた入口のような穴。

    まさか、オナホールというものじゃないのか?同室であるエース達から聞いた下世話なシモ話で得た知識。なんで寮長が。というかこのタイミングで取り出した真意はなんだ。と疑問があふれ出すデュースに向かって、リドルはにっこりと綺麗な笑顔を浮かべていた。
    「これの使い方を知っているのかい?」
    「えっ?え、えぇまぁ……」
    「それなら都合がいい。デュース、これをボクの前で使ってみてくれないか?」
    「えぇ!!??……いやです、ぜっったい嫌です」

    かわいくて汚れた欲なんて僕以外の前でだったら知らないだろう恋人の前で、オナニーするための道具知ってますと言うのは気まずくて、歯切れの悪い返事をしたのに。まさか実践してくれなんて回答が投げられるだなんて。デュースは断固拒否した。恋人がいるのに、一人で致せなんて無慈悲な命令を下すだなんて。むごい、あまりにもむごすぎる。餌を前にした犬がひたすら待てを言われているかのような心地。ローズハート寮長は僕のこと嫌いになったんですか?!と膝の上に乗っている寮長の背に泣きついた。ハート型の癖っ毛がおろおろと揺れて、不慣れな手つきで頭をそっと撫でられる。少しだけ落ち着きを取り戻し、向こうの言い分をじっと待つ。

    「……すまない、突然おかしなことを言ってしまって。その、恥ずかしながら、これがどういう類で使用する道具なのか検討がつかなくて。もしも未知の魔法道具だとしたら、この目で見ておきたいんだ。ボクのお願いなら、聞いてくれるよね?デュース」
    「ぐっ……。叶えてあげたいのは山々ですが、目の前の恋人を放って自慰できるほど僕の心は強くありません」

    そうか、と残念に項垂れるワインを煮詰めた赤い髪とハート型の癖っ毛。ちくりと罪悪感が心臓を突き刺す。寮長と比べて聡明じゃない頭を必死に捻るデュース。
    「……そうだ! 使ったことがないなら、寮長自身が使ってみればいいじゃないですか!」
    「……詳しく教えてくれ」

    デュースのとんでもない発言に怒るどころか、名案だと言いたげに耳を傾けるリドル。恋愛だとIQが下がってしまうと話を聞いたことがあるが、学年一位の頭脳を誇るリドルでさえ、対象内のようだった。
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    DONE2020/11/11

    ポッキーの日デュリド
    若干スカラビアの二人(ジャミカリ)でキス匂わせ
    部活動や各々のんびり過ごす放課後。馬術部が休みなボクは校則違反にならない速度で自分の寮へと向かう。さっき軽音楽部でもらったお菓子の箱を落とさないよう気を配りながら。イチゴ味のチョコがたっぷりかかった細長い棒状のお菓子。見たことがない物だった。ケイトの元へ書類を届けに行った際、軽音楽部の三人が食べてるそれは何?と訊ねてみたら、たくさんある内のひとつを分けてもらった。

    「リドルの初ポッキー、奪っちゃった☆ってことじゃな」
    「言い方いやらし〜。あっ、ついでにポッキーゲームもしてみたらどう?デュースちゃんとかさ!」
    「ポッキーゲームってあれか?二人でそれぞれ端っこ食べ進めるってやつ!この前ジャミルとやってみたら、うっかりキ、っむぐ!」
    「あははーカリムくん達はいつでも仲良しだよね!とにかく、デュースちゃんにポッキーの箱見せながら上目遣いでゲームしよっておねだりすれば大丈夫!二人で仲良く食べて!」
    「リドルの見た目なら、子猫のように媚びれば一発で誘いに乗ってくれるじゃろう。初々しい二人を見るとつい応援したくなるな…。ファイトじゃ。あっ、ついでにワシの手作り菓子も持っていくか」
    「なはは!お菓 2343

    百合子

    CAN’T MAKE初恋の行方を寮長ズから応援という名の賭け事をされるデュリド。最近の寮長会議でもっぱら取り上げられるホットな話題はこちら。
    『あの恋なんて不毛なものだと強く提言していたリドル・ローズハートくん。しかしどうやら春の予感が?!しかし今の季節は冬真っ只中だけどね!』
    とおかしな煽り文句で書かれたホワイトボード。それを指さし棒がふわふわ浮かび、とんとんと文字の部分を叩いている。話題の中心に挙げられた本人、リドル自身は苦虫をつぶしたような表情でボードを見つめ、立ち上がる。余計な詮索をされないよう逃げるため。だが両脇に二人、肩を抑えられ無理やり座らせられる。見上げれば、この場にいる寮長みんなニコニコと不気味なほど満面な笑みを浮かべ、リドルを取り囲む。

    「逃がしませんよリドルさん。さぁ、その胸に抱える甘酸っぱい思い、吐き出してください!楽になりますよ!」
    「そうだそうだ!リドルは大事な友人だからな!悩みあるなら俺も力になるからさ!…ところでリドルの心射止めたやつって誰だ?」

    悪魔と天使の囁きとはこういう場面のこと言うのか?と尋ねたくなった。早く弱みをさらけ出せと言いたいが建前上人の良さを前面に出して安心させようと企むアズールの笑顔と、無邪気すぎるがゆえ踏み 1116

    百合子

    DOODLEツイステ5章のデュリド要素VDC本番を終え、寮長からのお茶のお誘いに全部を出し切った体力の残りカスを集め、這うように部屋へ向かった。扉を開ければ、ふわりと紅茶の香りが鼻をくすぐった。なにかフルーツのフレーバーティーのような、甘い香り。部屋に踏み込めば、寮長が顔を上げて手招きしてくれる。

    「ご苦労様。ほら、喉乾いただろう?一緒にお茶をしようじゃないか」
    「あっ。ありがとうございます」

    赤と黒の薔薇が描かれたティーカップ。寮長自ら注いでくれた。いつもは砂糖キューブを一つだけ入れるのだが、寮長が手にしているのは蜂蜜。琥珀色のとろみがある蜂蜜をハニーディッパーですくう。何重の溝からとろとろと零れ、紅茶の中に沈んでいく。召し上がれと差し出された紅茶を一口。甘い。蜂蜜の甘さと林檎の香りがふわりと鼻から抜けた。

    たったひと口。それだけ飲んで受け皿へとティーカップを置いた。

    「…寮長。僕にはこれを飲む資格がありません」
    「どうしてだい?今日のステージ頑張っていたじゃないか」
    「でもっ!一票差で優勝を逃してしまいました。実行委員会である寮長に、学園代表生徒として優勝という王冠を捧げたかったのに。本番前にも無様な姿晒さない 1107

    百合子

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    「リドルの初ポッキー、奪っちゃった☆ってことじゃな」
    「言い方いやらし〜。あっ、ついでにポッキーゲームもしてみたらどう?デュースちゃんとかさ!」
    「ポッキーゲームってあれか?二人でそれぞれ端っこ食べ進めるってやつ!この前ジャミルとやってみたら、うっかりキ、っむぐ!」
    「あははーカリムくん達はいつでも仲良しだよね!とにかく、デュースちゃんにポッキーの箱見せながら上目遣いでゲームしよっておねだりすれば大丈夫!二人で仲良く食べて!」
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    「ご苦労様。ほら、喉乾いただろう?一緒にお茶をしようじゃないか」
    「あっ。ありがとうございます」

    赤と黒の薔薇が描かれたティーカップ。寮長自ら注いでくれた。いつもは砂糖キューブを一つだけ入れるのだが、寮長が手にしているのは蜂蜜。琥珀色のとろみがある蜂蜜をハニーディッパーですくう。何重の溝からとろとろと零れ、紅茶の中に沈んでいく。召し上がれと差し出された紅茶を一口。甘い。蜂蜜の甘さと林檎の香りがふわりと鼻から抜けた。

    たったひと口。それだけ飲んで受け皿へとティーカップを置いた。

    「…寮長。僕にはこれを飲む資格がありません」
    「どうしてだい?今日のステージ頑張っていたじゃないか」
    「でもっ!一票差で優勝を逃してしまいました。実行委員会である寮長に、学園代表生徒として優勝という王冠を捧げたかったのに。本番前にも無様な姿晒さない 1107

    photoloveer2223

    CAN’T MAKE支部に置いてたリドルがちっさくなった起点のデュリド「申し訳ございません。では、後はお願いします」
    「あはっ♪金魚ちゃん、まったね〜♪♪」

    絶対申し訳ないと思ってないだろ。そう思いながらデュースは、5歳児くらいの体型になったリドルの手を取る。魔法薬錬成の時に爆発が起こり、巻き添えをくらったリドルが小さくなった。ぐずぐず泣きながらデュースの手をギュッと握るリドルは、不安げに回りをきょろきょろ見回す。

    「ここ・・・・どこ?」
    「ハーツラビュル寮で、んん・・・・・。リドルくんの居場所だよ」
    「いばしょ?ボクのおうちって事?」
    「そういうカンジかな。とりあえず、お部屋へ行こう」

    不安げにデュースに尋ねるリドルは、記憶も曖昧になっているようだ。エースやケイトや他の寮生が来て、今のリドルを見たら騒ぎになる。それだけは避けたかったデュースは、リドルの手を取って彼の部屋へ向かった。

    「とりあえず、トレイ先輩には言った方がいいか」
    リドルの部屋に入り、デュースはトレイにメールで連絡した。すぐに返信が来て、デュースは現在の状況・小さくなってしまった経緯を報告する。

    「魔法薬錬成失敗ね・・・・」
    「ジェイド先輩の話だと、1日すれば戻ると言ってま 774

    百合子

    MOURNING前回の魔法少女ハーツラビュルの続き。マスコットしてヤのつく職業っぽい見た目にぴったりなオクタ寮が登場。
    リドルくんは密かに想っているデュースくんへのラブパワーで魔法少女なってくれたらいいなって妄想。でも肝心のデュースくんの出番が全然ない。
    鏡を通って訪れたのは学生たちの放課後のお楽しみの場として提供されてるモストロラウンジ。海のなかで建てられているが、水圧で壊れるほどやわな作りではないらしい。さすが学園長を上手く口車に乗せて作らせただけある。ってモストロラウンジの外観ばかり意識を向け現実逃避してる場合ではない。大事なお客様ですからと到着してすぐVIPルームへ連行され、アズールとリーチ兄弟と対面に座らせられた。革張りで高級感溢れるソファーの座り心地は悪くない。ハーツラビュル寮で使用してる家具に引けを取らないと舌を巻く。さすが何事にも利益を追い求め妥協を許さない男、アズール·アーシェングロット。って関心している場合ではない。にやにやと気味の悪い笑みを浮かべる三人に向かって直球の言葉をぶつける。

    「ボクを呼び出した理由を率直に述べよ」
    「まぁまぁそんな警戒しなくても。ドリンクや食べ物でもつまみながらゆっくりお話しましょうよ。いま後ろに控えているジェイド達に運ばせますから…」
    「結構。変なものを盛られてるか気になるし、無償で食べさせるだなんて太っ腹なことしないだろう?」
    「そんな…僕たち同じ二年の寮長同士。尊敬してるリドルさん 786

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    MOURNING魔法少女俺パロなデュリド

    ピンクっぽい方がリドル。
    青っぽい方がデュース。
    マネージャーポジにエースくん。憧れの先輩ユニットとしてトレイ先輩とケイト先輩が。かわいい妖精マスコットにはオクタ寮の御三方かな?
    二人はナイトレイブンカレッジ内でアイドルを目指す過程で何故か魔法少女へ。まぁ魔法使えるから魔法少年でも魔法少女でもどっちでもいけるよね二人の顔面なら大丈夫大丈夫というざっくりした設定
    『魔法少女☆ハーツラビュル』 ~ボクが魔法少女?!~ 寮での決まり事が多くて厳しすぎると嘆く生徒で溢れるハーツラビュル寮。以前までは圧政で文句を唱える生徒達を物理的に黙らせていた。だが、生徒を力で従わせようと魔法を使い過ぎによって起きた件の事件。『傍若無人な寮長へ下剋上仕掛けたけど癇癪起こしちゃってなんやかんやオーバーブロットしちゃったよ!どうしよう〜?!略して、リドル寮長オバブロばぶ事件日』を経て以降、寮長本人も緩やかに規制違反を取り締まりたいと考えを改めている。

    「だったらいい提案ありますよ!」

    世間知らずな赤ちゃんみたいなリドル寮長。真面目がゆえからかうと反応が面白い悪友のデュース。こいつら組ませてちょっとした余興をやろうではないか。まっすぐこちらを見つめる純粋な瞳たち。面白い予感になりそうで、思わず口元がにやつく。
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