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    百合子

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    百合子

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    デュリド オナニー 下ネタ まだ導入部分

    ##デュリド
    #デュリド
    duride

    トンネル貫通初めは、寮長からの判を得るために訪れた時でさえ緊張していたローズハートの自室。だけど今は違う。時間を見つけては部屋に足を運んだ。律儀にノックをして来たことをアピールすることもあれば、あえて音を立てずにわずかに開いた扉に身体を滑り込ませてゆっくりと室内の床を踏む。軋んだ音が出ないよう慎重に。そして、机に向かって本を読んでいる丸い後頭部を見下ろしながら、ゆっくりと腕を回す。びくり、と肩をこわばらせたリドルだったが、こちらの姿を確認すれば肩を下ろして存外優しい声音で語りかけてきた。

    「いらっしゃいデュース。驚いてしまったよ、透明人間になれるマントでも手に入れたのかい?」
    「いえ。ただ音を立てないよう忍び込んだだけです。寮長を驚く姿が見たくて」
    「まったく。キミは悪い子だ」
    「でも僕のちょっとした悪戯なら、首をはねずに笑って流してくれますよね?」
    「……言うようになったね」

    流石に怒らせたかな?と心配になったデュースだったが、見上げてくる青みがかった影色の眼差しは柔らかい。デュースは屈んで、白い頬に向かってリップ音を落とせばころころと笑う声が鳴る。一人掛けの勉強机に備えられた椅子から、広々としたソファーへと移動し、恋人としての触れあいを楽しむ。触れて、唇を寄せて、耐えきれず笑い声が漏れだす。互いの間に流れる甘い空気を肺一杯に取り込み、より一層密度の濃い空気に切り替えようとデュースがリドルの服の下に手を入れようとしたとき。リドルが何かを思い出したようにマジカルペンを取り出すと、ポンと小気味のいい音と共に手の平にある物を取り出した。

    てらてらと蛍光ピンクに光る筒。リドルが強く握ればぶよぶよと形を変える軟体動物のような形状。そして、片側だけぽっかりと開いた入口のような穴。

    まさか、オナホールというものじゃないのか?同室であるエース達から聞いた下世話なシモ話で得た知識。なんで寮長が。というかこのタイミングで取り出した真意はなんだ。と疑問があふれ出すデュースに向かって、リドルはにっこりと綺麗な笑顔を浮かべていた。
    「これの使い方を知っているのかい?」
    「えっ?え、えぇまぁ……」
    「それなら都合がいい。デュース、これをボクの前で使ってみてくれないか?」
    「えぇ!!??……いやです、ぜっったい嫌です」

    かわいくて汚れた欲なんて僕以外の前でだったら知らないだろう恋人の前で、オナニーするための道具知ってますと言うのは気まずくて、歯切れの悪い返事をしたのに。まさか実践してくれなんて回答が投げられるだなんて。デュースは断固拒否した。恋人がいるのに、一人で致せなんて無慈悲な命令を下すだなんて。むごい、あまりにもむごすぎる。餌を前にした犬がひたすら待てを言われているかのような心地。ローズハート寮長は僕のこと嫌いになったんですか?!と膝の上に乗っている寮長の背に泣きついた。ハート型の癖っ毛がおろおろと揺れて、不慣れな手つきで頭をそっと撫でられる。少しだけ落ち着きを取り戻し、向こうの言い分をじっと待つ。

    「……すまない、突然おかしなことを言ってしまって。その、恥ずかしながら、これがどういう類で使用する道具なのか検討がつかなくて。もしも未知の魔法道具だとしたら、この目で見ておきたいんだ。ボクのお願いなら、聞いてくれるよね?デュース」
    「ぐっ……。叶えてあげたいのは山々ですが、目の前の恋人を放って自慰できるほど僕の心は強くありません」

    そうか、と残念に項垂れるワインを煮詰めた赤い髪とハート型の癖っ毛。ちくりと罪悪感が心臓を突き刺す。寮長と比べて聡明じゃない頭を必死に捻るデュース。
    「……そうだ! 使ったことがないなら、寮長自身が使ってみればいいじゃないですか!」
    「……詳しく教えてくれ」

    デュースのとんでもない発言に怒るどころか、名案だと言いたげに耳を傾けるリドル。恋愛だとIQが下がってしまうと話を聞いたことがあるが、学年一位の頭脳を誇るリドルでさえ、対象内のようだった。
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    CAN’T MAKE支部に置いてたリドルがちっさくなった起点のデュリド「申し訳ございません。では、後はお願いします」
    「あはっ♪金魚ちゃん、まったね〜♪♪」

    絶対申し訳ないと思ってないだろ。そう思いながらデュースは、5歳児くらいの体型になったリドルの手を取る。魔法薬錬成の時に爆発が起こり、巻き添えをくらったリドルが小さくなった。ぐずぐず泣きながらデュースの手をギュッと握るリドルは、不安げに回りをきょろきょろ見回す。

    「ここ・・・・どこ?」
    「ハーツラビュル寮で、んん・・・・・。リドルくんの居場所だよ」
    「いばしょ?ボクのおうちって事?」
    「そういうカンジかな。とりあえず、お部屋へ行こう」

    不安げにデュースに尋ねるリドルは、記憶も曖昧になっているようだ。エースやケイトや他の寮生が来て、今のリドルを見たら騒ぎになる。それだけは避けたかったデュースは、リドルの手を取って彼の部屋へ向かった。

    「とりあえず、トレイ先輩には言った方がいいか」
    リドルの部屋に入り、デュースはトレイにメールで連絡した。すぐに返信が来て、デュースは現在の状況・小さくなってしまった経緯を報告する。

    「魔法薬錬成失敗ね・・・・」
    「ジェイド先輩の話だと、1日すれば戻ると言ってま 774

    百合子

    DONE2020/11/11
    夏スバポッキーの日ネタ
    今日はいつにもましてバルくんのテンションが高い。寮内で色んな人の懐に潜り込んでは、「ねぇ、ポッキーちょうだい?」とあざとくおねだりし、見事ゲットした棒状の菓子をさくさくと口にくわえるバルくん。その姿はまさしく、誰にでも尻尾をふり愛想をばらまく浅ましい犬ぴったりだ。おかしいな、一応人間のはずの彼に飼っている犬そっくりな耳と尻尾がついて見えてしまう。愛玩動物のような振る舞いを見せる彼を見て、深く溜息をつき、自分の腕に下げた袋をちらりと見た。その中にはポッキーを魔法の杖に見立て、魔法をかけるポーズをとっているボク達Switchがパッケージとなったお菓子の箱。味も三人にならって苺、レモン、ブルーベリー、の三種のチョコソースがそれぞれカカオの生地にコーティングされた特別仕様。しかもランダム特典で、ボク達のサイン入りブロマイド入り。そのせいかボク達のファン含む若い女子たちは、コンビニやスーパーでポッキーを買い漁り、奪い合っていると小耳に挟んだ。今日のニューストレンドは、ポッキー祭りならぬ、ポッキー大戦争~Switchの乱~となることだろう。気が重くなり、また溜息が出てしまう。

    正直、こういう大手 2260

    百合子

    DOODLEツイステ5章のデュリド要素VDC本番を終え、寮長からのお茶のお誘いに全部を出し切った体力の残りカスを集め、這うように部屋へ向かった。扉を開ければ、ふわりと紅茶の香りが鼻をくすぐった。なにかフルーツのフレーバーティーのような、甘い香り。部屋に踏み込めば、寮長が顔を上げて手招きしてくれる。

    「ご苦労様。ほら、喉乾いただろう?一緒にお茶をしようじゃないか」
    「あっ。ありがとうございます」

    赤と黒の薔薇が描かれたティーカップ。寮長自ら注いでくれた。いつもは砂糖キューブを一つだけ入れるのだが、寮長が手にしているのは蜂蜜。琥珀色のとろみがある蜂蜜をハニーディッパーですくう。何重の溝からとろとろと零れ、紅茶の中に沈んでいく。召し上がれと差し出された紅茶を一口。甘い。蜂蜜の甘さと林檎の香りがふわりと鼻から抜けた。

    たったひと口。それだけ飲んで受け皿へとティーカップを置いた。

    「…寮長。僕にはこれを飲む資格がありません」
    「どうしてだい?今日のステージ頑張っていたじゃないか」
    「でもっ!一票差で優勝を逃してしまいました。実行委員会である寮長に、学園代表生徒として優勝という王冠を捧げたかったのに。本番前にも無様な姿晒さない 1107

    百合子

    DOODLEバレンタイン&誕生日お祝いの和泉兄弟with大和さんバレンタイン。世間ではチョコを楽しむ光景や、男女の告白の日にもなっている。そして、俺の誕生日でもある。いやね、お兄さんも昔ほど誕生日嫌だなって悲観的にはなってないよ?こんな愛が溢れた日に愛されてはいけない自分が生まれたことに嫌気差すことも多かった。でも、今は大事な仲間達と一緒に過ごす楽しさも分かってきたから。誕生日って案外悪くないもんだなって、思い直せた。

    だけど…。

    「ほら大和さん。こっちのチョコはどうだ?日本酒混ぜてみた自信作だぜ!」
    「二階堂さん。あなたの好きなメロンとチョコを組み合わせてみました。食べてみてください」

    こいつらパティシエ家出身の兄弟に挟まれながら餌付けされている。チョコが大好きな奴だったら嬉しいだろう。でも甘いものよりビール派な俺にとっては酷すぎる状況。しかもこいつら……。

    「あっ、一織にはちゃんと酒なしの特製チョコ用意してあるからな!今年のチョコも自信作だぞ!」
    「ありがとうございます。私も兄さんにお渡ししたい物があります。兄さんほど上手く作れなくてお恥ずかしいですが」
    「んなことねぇって!気持ちこもってるのが大事だって!丁寧に作ってくれた一織のチョコ 731