🟦⛓️キャラの好きな映画の紹介と感想(その②).
今回はチームZの残りのメンバーの作品を紹介していきたいと思います。
十人十色で面白いですね。
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6本目:久遠渉
『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)
初鑑賞でした。
昭和33年、東京タワーを建設中の下町。
のどかな日常、気さくなご近所、優しい人たち。
あったかい映画でした。一人も嫌な人が出てこない。ノーストレス。
下町の縁側で、扇風機に向かって「あ~」とか経験ないのに、とてつもないノスタルジック。
小銭を握りしめて駄菓子屋にお菓子を買いに行った記憶がよみがえりました。
今も駄菓子屋ってあるんでしょうか……。
プロフを見ていても思いますが、彼は内心ではすごく素直なのかもしれません。
ただ、その素直さがそのまま真っすぐに道を間違えてしまっただけで……。
地元で一人練習中、虚しくなって泣くこともあったという久遠くんが、この映画を観ながら人の温かさに包まれていたと思うと泣けてきます。
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7本目:雷市陣吾
『エクスペンダブルズ』(2010)
筋肉映画キタ!!!
マッチョな男たちが集まり、悪い集団をマッチョに懲らしめていくマッチョ映画です。
脳みそを空っぽにして、痛快アクションをひたすら楽しむような分かりやすさが雷市くんらしいです。
銃火器をぶっ放したり爆破しまくったり、もはやどっちが悪役?という遠慮のない暴れっぷりにスカッとします。
なんなら雷市くんってエクスペンダブルズに参加できそう。
「前は俺に任せろ」って言ってほしい。
(雷市くんのプロフの「好きなタイプ」の欄が好きです)
ストレス解消にはもってこいな映画で、シリーズを1~4作品と周回して鑑賞していそうですね。
映画のおともはポップコーンではなく肉とか食べていたら良いな。
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8本目:今村遊大
『トップガン マーヴェリック』(2022)
うおおおー!!
2022年に公開された映画で一番面白かったです。
自分の中で、この年のランキング一位に認定してました。
1986年に公開された「トップガン」から30年以上を経て公開された続編。
戦闘機にそこまで興味はないけど、天下のトム・クルーズを有名にした作品だし……ってことで、一応「トップガン」は鑑賞してました。
けど正直あんまり刺さらなくて、まぁ記念鑑賞にはなったなという感想だったので、続編が公開されると聞いても心は踊らず。
しかし、あまりにも評判が良すぎるのでダメ元で鑑賞したら、め~~~~っちゃ面白いんです。
上映中、「うわっ…この映画、面白すぎ…?」とビックリしてました。
興奮しすぎて、映画館から出て映画アプリに感想を打ち込んだら五千文字になってて自分に引きました。
後から読み返すと「う、うわあ~!満点!シンプルに最高……!」という語彙力のない感想で笑いました。
ただ、それくらい何も考えずに面白さだけを浴びれて、エンタメ映画として最高の出来だったということで許してください。
もちろん前作を観ていると面白さ倍増ですが、この作品だけ観ても問題なく楽しめると思います。
そして今村くんがこの映画を挙げたのを見て、まぁ納得というか、女の子が大好きで座右の銘は「下半身に従え」、浮気性で、地球最後の日にするのがナンパな彼は、とにかく男を満喫しています。
男っぽいのが刺さるんでしょうね。
伝説のパイロットが絶対不可能な任務に挑む話なんて、男のロマンの塊のようなもので、王道な熱い展開にテンションの上がる今村くんの姿が目に浮かびます。
女の子との映画デートで「こっち見たい」と言ったら拒否されて、泣く泣く女の子の趣味に合わせる今村くんが想像できる。
彼はきっと目の前の子には誠実なはず。
今を生きてるんだろうなぁ。
こういうタイプって不思議と同性の友達も多かったりしますよね。
後日、友達と見れてたらいいな。
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9本目:我牙丸吟
『 』
無しってあるんだ!?
人の気持ちを理解できず、漫画から感情を学んでいるらしい我牙丸くん。
漫画作品は山のようにタイトルを挙げていることから、心の声も文字に出ている描写の方が分かりやすいんだろうなぁと感じました。
たしかに映画って、表情だけで感情の揺れを描いたり、言葉にしないやり取りも多いので、細部まで楽しめないと退屈ですよね。
そっか、我牙丸くんは映画見ないのかー、もしくは気に入った映画がないのか……。
と思ったら、好きなタイプはキャメロン・ディアスとのこと。
いや美人だけど!ハリウッド女優を挙げるのか。
テレビをあまり見ないんだろうな、という雰囲気が伝わりますね。
おもしれー男……。
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10本目:成早朝日
『金曜ロードショー』
(家族皆で観たら何でも面白い)
なななな成早くん(´;ω;`)
プロフで泣きそうだよ。なんて良い子なんだ。
映画って、誰と見たとか、どこで見たとか含めて思い出ですよね。
成早くんは「これ!」っていう映画はなくて、家族とワイワイしながら楽しめていたら何でも好きなんだろうな。
ジブリの中でどの作品が好きとか、ハリポタのお気に入りキャラとか、いつか成早くんの好きなものも遠慮なく聞ける日が来るといいな。
成早家、ラピュタの目玉焼きトーストとか、ポニョのハム入りラーメンをみんなで楽しく作っていてほしい。
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11本目:伊右衛門送人
『おくりびと』(2008)
名作ですよね……!
好きな邦画トップ10に入ってます。
遺体を棺に納める「納棺師」を扱った映画で、毎日遺体に触れるなんて汚らわしいと蔑まれながらも、自分の仕事に誇りを持つようになっていく話です。
血色を失って表情のない故人に化粧を施し、まるで眠っているように生前と変わらない姿に整えていく納棺師。
その面影を取り戻した顔を見た遺族が「目の前にいるのは本当に愛する人なのだな」と実感するとともに、最後に一目でも変わらぬ姿を拝めて嬉しさを見せる者や、もう二度と瞳を見せることはないのだと別れを痛感する者、さまざまな見送りを主人公は見ています。
意外とコメディ要素があったり、納棺師として勤める会社に従業員が三名しかいなかったり(クリパもする)、重く構えないといけないわけではないので、数年に一回のペースで鑑賞しては大泣きしています。
伊右衛門くんのいう通り心に沁みる映画なので、疑うことなく彼の優しさが伝わりますね。
あと、あまりハッキリと自分の気持ちが言えない主人公にも共感していそうです。
そしてこの映画の広末涼子、いいですよね。分かります。
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12本目:五十嵐栗夢
『シン・ゴジラ』(2016)
ぜ、絶妙……!
エヴァで有名な庵野監督の作品で、高い評価もされています。
オタク趣味っぽいけど陽キャでもある五十嵐くんが好きな映画として最高のチョイスではないでしょうか。
「今の日本にゴジラが出現したら?」を描いた映画で、ゴジラが近づいているのに会議に会議を重ねて誰も決断を下さないところとか、対策できることはあるのに慎重すぎる様子がとてもリアル日本です。
現実世界のなかに一つだけフィクション要素を入れて、リアリティを追及する展開は「デスノート」のような面白さがあります。
エヴァは見たことないけど、なんか話題だから見てみた!というノリで鑑賞していそう。
なんか分かんないけど、なんか格好いいことを言ってて、なんか格好いいことしてる!という目線でも十分楽しめる良作です。
あの見慣れたフォントとか、小刻みに変わるカメラのアングルとか、エヴァを感じるところもたくさんあって楽しい。
人が喋っているだけのシーンも、あんなに面白く魅せるのは本当にすごいです。
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チームZ編、その②でした。
私が気付いていない細かい要素とかあれば、ぜひ匿名箱とかで教えてほしいです。
語りたいのですが、映画好きな方があまりいらっしゃらなく……。
また気が向いたら続きます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!