まず、私はホラー、サスペンスが好きである。血とエロが見たいという本能のままに生きている野獣である。けれど、それも漫画、小説、ゲームに限った話。実写になると途端に腰を抜かす。もう生まれたての腐女子。その昔見たアメリカ版のリングですらトラウマになったので、そのチキンぶりはお分かりいただけるであろう。
それなのに何故今回、カラダ探しを観に行くことになったかというと、そもそもの話、エブリスタで原作の小説を読んでいて、好きだったからだ。あと、ネタバレレビューでそんなに怖くないとのことだったので…。それでもデモデモダッテを繰り返す私に、一緒に観に行く約束をしていたとっもが正論をかます。
「幽霊は不浄なものが苦手らしい。暇さえあれば推しの濡れ場を妄想している腐女子のところには来ないはずだ」と。ぐ、ぐうの音もでねぇ…
そして、来たる今日。ネタバレも読み尽くし、びっくりポイントも把握した()いざ！！

ここからネタバレ注意
冒頭のシーンは女の子が殺されるシーンから。必死に森の中を逃げ惑い、逃げ込んだ屋敷で追い詰められ、斧で惨殺される。ここは怖いというより、ただただ可哀想だった。子供ができてからというもの、子供が被害を受けるシーンは本当に苦手。幽霊なんかよりこの殺人鬼のがよっぽど怖い。というか許せない。この子が何したっていうんだ。
主人公のはしかん可愛すぎる。時折ホラー描写が入るものの、予習していた私には効かぬわ。嘘、ちょっと耳塞いでました笑。初めて学校に集まった夜はさすがに怖かった😭正体不明の赤い人に次々と殺されていく…。ただ、真っ暗で何してるかよく見えないし、音が大きいだけで具体的に痛そうなシーンはあんまり映ってないのでよかった。血飛沫とか悲鳴とかはあるけど、そこは大丈夫でした。死体がアーティスティックな形で落ちててちょっと笑った。原作だと赤い人は歌を歌ってるんだけど、それは一切なし。赤い人が現れる放送もなし。これで怖さはだいぶ薄れてたかな。ループものなので、殺されるとまた同じ日を繰り返す。なので、昼の明るいシーンが定期的に映って安心する。その間のシーンが青春って感じ。
いけすかないのは赤い人が最終的に化け物になったこと。あれやるとジャンル変わっちゃう…ホラーか？もはやただの化け物。少女だから怖いのに…。主人公が生贄になるのは原作通り。新聞の犠牲者が主人公の名前になり、幼い頃遊園地で殺害されたという記事に変わる。でも、高校生の主人公は生きてるけど…🤔現実世界だと死んでるのかな。続編ありそうな終わり方。

ここから義炭妄想
カラダ探しをすることになったかまぼこ、義勇、煉獄、さねみん。訳のわからぬまま義炭以外が殺され、保健室に逃げ込む。すぐそこに迫る影。
義勇「ここに隠れてろ！」
保健室のベッドの下に炭治郎を押し込む義勇。激しい物音と共に、呻き声を最後に静かになる。ベッドの下から覗き込めば、剥き出しになった鋭く尖った鉄の棒に貫かれて息絶えている義勇の姿。ベッドの上で跳ねる赤い人。そして、引き摺り出され…。
このシーン一番ぐろかったかな。殺され方が。
何度も繰り返すうち、義炭は胸の内に秘めていた想いを打ち明ける。R18シーンが欲しいので昼の間にセッする←
そしてついに、身体は頭だけとなる。怪物と化した赤い人の頭をチェーンソーで切り裂き、とうとう最後のカラダを手に入れる。棺に収めようとしたその瞬間、化け物が追いつき、義勇が早く行けと化け物を引きつける。敵わず倒れ込み、二人の間には金網が落ちる。手を握り合う二人。次の瞬間、義勇は化け物に喰われてしまった。泣きながら化け物を鉄パイプで殴り、決死の思いで最後のカラダを納める。

ーー次の日が訪れた。カラダ探しをした者に記憶は残っていない。けれど、義勇だけは炭治郎のピアスを見た瞬間に記憶を取り戻し、抱きしめるのだった…。

カラダ探しは、最後の一人が生贄となる。古い新聞の記事が書き換わる。「竈門炭治郎(8)惨殺」と…。

大丈夫！トミセンがまた見つけてくれるよ！