激昂してるとはいえ、義勇がしていることは叱責と平手打ちくらい。ひどい傷(火傷など)は、炭治郎が自分でやっています。(家の中ではなく、外で)庇護され、守られ、心配されることに快感を覚え始めてしまっているのです。しかし、前世の義勇にも酷い火傷に気づかれ、逆に心配されてしまいます。そして、今世の義勇には、「これ以上傷つけたくない」と、別れを切り出されてしまいます。
「そうか、これが本当の罰だったんだ」と炭治郎は気がつき、微笑みます。
炭治郎が家を出て行った後、義勇は自首をしようと己のした所業を全て再生して見ました。そして、その中で前世の義勇と炭治郎の会話を聞いてしまい、洪水のように全ての記憶を思い出します。
「……っ、ふざけるなよ…っ!」
そう叫び、義勇は炭治郎を追いかけるために外へ出て行きました…。
なんだかんだハピエン