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    happypokapoka

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    ゆうひな文
    (ゆうひな付き合ってます。)
    媚薬をもらったゆうたくんの話です。
    R18ではないけど、それをほのめかす描写はある。
    文章書き慣れてないので多めに見てください…

    媚薬をもらったゆうたの話 ひょんなことから、最近ひなたくんと恋人として上手くいってないことを夏目に相談することになった葵ゆうた。接点も多くはないのに、何でこんなことしてるかと言うと、それは10分前にたまたま宙とバッタリ会った時に遡る。
     「はー…」と長いため息をして、ゆうたは学校のガーデンテラスで考え込んでいた。
     恋人同士になって、最初こそキスもああいうこともビクビクしていたひなただが、最近は慣れ始めてるからか、自分が抱く側にも関わらず、「全部お兄ちゃんに任せて♡」なんて、情事の時にもお兄ちゃんぶって主導権がだんだん奪われ始めているだと感じたゆうた、どうしたらもう一度あの初々しい感じのある可愛いひなたを抱けるだろうかと真剣に考えていた。
     「ゆう〜ちゃん!」
     気がつけば目の前に人の影が現れ、顔を上げると、そこに自分の顔を覗こうとする宙がいた。
     「春川くん!ごめん、ぼーっとしてた…」
     「大丈夫だよ〜ゆうちゃんすっごい悩んでいるように見えたけど、どうしちゃったの?」
     「え、いや…大したことはないよ…」
     「宙には相談できないこと…?」
     この子、鋭い…と焦ってしまったゆうた。流石にこの無垢な子にこんな話を聞かせられない…と悩んでいると、両手が引っ張られて、
     「宙、ししょう〜のところに連れてってあげる!ししょう〜ならなんでも知ってるよー」
     「え?ちょ、ちょっとー」

     そうされるがままに、ゆうたは夏目のいる部室に連れて行かれ、そして今に至ったのであった。
     宙が部屋に出たのを確認し、夏目からの謎の圧に負けて、ゆうたは全てを話した。ひなたと恋人関係であることも、そして主導権握られてしまったことも。
     双子が恋人同士なんて変だと思われるだろうという心配が無駄だったかのように、夏目は一つも表情変わらずに聞いていた。そして、なんも言わずに、棚から小さな小瓶を取り出し、机にポンっと置いた。
     「これは…まさか…」
     「媚薬だヨ」と、夏目はニヤリっと笑った。
     「ひなたくんに飲ませてあげてみテ。あ、隠さずに堂々と媚薬だって言っても大丈夫だからネ。」
     怪しさを感じつつも、春川くんの親しい人、そして何も引かずに自分の話を聞いてくれた事実も重ねて、ゆうたは夏目が出した小瓶を持ち帰った。

     家に帰ると、先に帰ってたひなたがベットでスマホを見てた。
     「あ、ゆうたくん!お帰り〜今日遅かったね。ご飯どうする?すぐ食べる?」
     「いや、大丈夫。」と少し冷たい返答をした。
     今のゆうたには媚薬を試したい気持ちがいっぱいで、食べ物のことなんて考える余裕がなかったのだ。
     鞄を下ろし、上着を脱ぎ、そして小瓶から一粒の薬を取り出す。
     「ひなたくん」
     ベットに乗り、ひなたに急接近する。そしてその頬に手を添える。深い深いキスをした。
     ひなたはすぐに舌の違和感を感じた。何かを飲まされている。
     「ゆ、ゆうたくん、これなに…?」
     「媚薬だよ。」ゆうたがなにも隠さずに真っ直ぐな声で言った。
     それを聞いてドキッとしたが、すぐさまにこれはただの飴だとひなたは気づいた。
     媚薬まで使って、一体何を…あ、もうしかして、最近余裕のない俺が見れてないからかな?ふふ、ゆうたくんって、本当に可愛いことをする。
     と、ひなたはすぐにその真意に気づいた。
     そして、それに乗っかてやろうと決めた。
     「ん…」
     ゆうたくんは次々とひなたにキスを落とす。ひなたはいつものようにリードせずに、わざとされるがままにした。
     「ゆうたくん…ん…ねえ、ゆうたくん…あ」
    ゆうたはひなたをベットに押し倒して、その服を脱がし始めた。
     我慢我慢…可愛いゆうたくんを見守らなくっちゃ♡とゆうたが自分の体を愛撫しているのを眺めて、思わず微笑んでしまいそうになった。でもダメ。ゆうたくんにこの『媚薬』が本物だと思ってもらわないと。そんなことを気にかけて、ひなたはゆうたに体を委ねた。

     今日のひなたくん、目がとろーんってなってたな…やっぱりあの媚薬が本物だったかな…と隣で寝ているひなたを眺めながら考えた。久々自分が主導権を握ることができ、そして可愛くてエロいひなたくんを見れて、ゆうたはかなりご満悦であった。
     「ごめんね、ひなたくん。こうでもしないと、ひなたくんは調子乗っちゃうんだから…俺の方がいっぱいいっぱい愛してあげたいのに…いっぱいキスして、いっぱい抱いて、俺でひなたくんを一杯一杯満たしてあげたいのに…」静かで優しい声で囁き、ゆうたはひなたの髪を撫で、そしてそーっと起こさないように、その唇に自分のを重ねた。

     ごめんねゆうたくん。お兄ちゃんまた嘘をついちゃった。でも、ゆうたくんが満足してくれてて嬉しいよ。愛してるよゆうたくん。
     と、寝たふりをしたひなたはそのキスを受け取った。
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