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    202010Copycat

    @202010Copycat

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    202010Copycat

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    リヒ誕のSSの、その後を書こうとしていたのだけれど、いまだ逢えず…
    逢ってイチャイチャするところまで、いつか書きたい…
    (いつかっていうときは、大概、そのいつかはやってこないものだったりする)

    往復で約20分くらいかな。
    はやる気持ちを抑え、最短ルートを頭に描く。
    走りなれた地下道、アクセルは感情をのせて思い切り踏み込んで進む。

    何処にいたかと思えば第七。
    酔いつぶれているなんて、何事だろう。
    リヒトの知る限り、ジョーカーはわりと飲めばタフな方であるが、紅丸のように酒好き、というわけでもない。

    それにしたって…

    「電話とられちゃうなんて…ジョーカー…何て迂闊なことを……」

    あんな花束を仕込んでおいて、何処ほっつき歩いてるんだ…
    ”ぼくの誕生日”をあんな風にイベントごとに仕立てておいて。

    と、考えたところで、自身のその思考が何だか腑に落ちない。

    何にだって、優先順位というものは、あるはずで。
    確かにジョーカーの贈り物は嬉しかったが、だからといって、それは期待していたわけでもない。
    ジョーカーが”浅草でしていたこと”と、”ぼくの誕生日”との優先順位を勝手に推定比較して、ないがしろにされた気分になるなんて、らしくもない。
    自身の誕生日なんて時刻まで記憶してはいるが、それは単なる事実で情報で。
    それに何か意味を持たせることにはそれほど価値を見出してはいなかったのに。

    あれをどんな気持ちで置いたのか、聞けないまでも、訊いて反応を知りたい。
    その表情をみたい、何を考えているのか…大仰な仕草や表情で誤魔化す様子が目に浮かぶから、その真意を読み取りたい。

    動機をどう言い表したところで。
    結局のところ、端的に言えば、

    「あいたい…」

    先にみえるカーブを曲がったら、浅草までは一直線。
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