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    kinotokko

    @kinotokko
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    kinotokko

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    自分が楽しければそれで好し、な年の瀬カウントダウンつらあず。1
    アズちゃん視点。

    12月中旬某日
    ツラヌキが「次も二年詣り誘ってもいいか?」って感じのことを年明け、二年詣りして金沢に帰る前に言っていたから今年も電話が来ると思って色々計画していたが、中々電話が来ないっ!とモヤモヤしていた。
    ~♪
    ところに着信が入った。
    『よぉ、アズサ。今電話大丈夫か?』
    「大丈夫よ、なに?」
    いい加減電話がないならコッチから掛けるつもりだったけど、やっぱり電話を掛けてもらえたら嬉しい。
    『あ-、えっと……年末年始の事なんだけど、な?』
    「うん」
    でも声色にあからさまに出ないようにしたらちょっとツンとすました感じになっちゃったかも。
    『まだ予定とか入ってなかったらなんだけどよ?』
    「特にないわよ」
    敢えて入れてないからね。
    『今年はまた金沢に来ねぇか?』
    あれ?今年も大宮に来るんじゃないの?
    「ん-、いいわよ?」
    ちょっと考えていたプランは勿体ないけど。
    『へへ、ありがとな』
    「それで今年はどこの神社に連れてってくれるのかしら?」
    『神社はまぁ後で、とりあえず前みたいな夜遅いあんな時間に女子一人で移動は危ねぇからよ』
    「時間は少し早め?」
    心配してもらえるって嬉しいけど何だかこそばゆいわ。
    『あぁ、こっちでゆっくり二人で晩飯食って』
    「以前食べた金沢おでん美味しかったわね」
    いつも食べているものとは具材の種類もお出汁の感じも違ったが、あの日のおでんはとても美味しかった。想い出補正もあるかもだけど。
    『じゃ今年は違うオススメの金沢おでんの店に案内するな』
    「いいわね」
    『そんで神社に行って二年詣りして』
    「その後は真夜中の兼六園?」
    『も、時間と体力があれば行くけど、城趾にも入れるから今年はこっちメインで』
    「真夜中のお城も楽しそう!」
    『で疲れたら適当に飲食店とかで休憩挟んで』
    「その辺も事前調査よろしくね♪」
    『ぉ……おう!オレニマカセトケ!』
    あ、深夜営業の飲食店って少なそうだから、もしかしたら流石にチェーン店辺りを考えてたかも……悪いことを言ったかしら?
    『ま-、そんで休んでから体力回復したら兼六園とかどっか回りつつ、日の出を県庁の展望室から見て』
    「渋い、けどそういう所あまり行かないから面白そう!」
    日の出か、この辺りで解散かしら?あれ?でもツラヌキ最初に年末年始の予定を確認してきたけど
    『で……最後にウチに来ないか?』
    「ウチ?…………ツラヌキの、家?」
    ぇっ?家?お正月に?ツラヌキの?御家族と?お正月!?
    『あの、ほらっ!一昨年金沢で二年詣りしに来た後かーちゃんに本人が大丈夫って言っても女の子を一人始発で帰すなんて!ってしこたま怒られた事を話しただろ?カガリもケンロクもアズサに会いたがってたし、あ-、ただ正月だから、予定あるなら駅まで送るん、だが、そのぉ……』
    「?」
    『……オレモ正月アズサト一緒ニ実家デ過ゴシタイデス』
    っもーーーーー!!!!そういうところっ!!!







    …………ってとこまで。このあとアズサちゃんがどんな反応しつつ了承してくれて、大晦日に金沢巡りしているのかはその人次第(丸投げ)(なんなら恵んで)。照れるのも可愛いし一緒にカタコトになるのもいい、純粋に喜んでくれてもいいし、なんなら襖越しならぬ、なんか恥ずかしいな電話越しでよかった的な流れをしt……(「あれはあの背景があるからこそ至高!!」って叫ぶ自分の中の強火な自分に殴られました、でもわかる←)


    ツラヌキ君の一昨年のバイクでお迎えはきっとたまたま雪が少ない年で走れる程度だったから、兎にも角にも急いで行けるように車より小回りのきく大型バイクを選んでしまったのでしょうね。と言うことに今更しとく、えぇ。防寒具はカガリちゃんが自分のやつをバイクにちゃんと載せてくれてる。(きっとたまに『駅までちょっと送ってお兄様ハート』ってやってる筈だから!)。今年は車なのかなぁ……バイクも好きだけど車も車庫入れバッグで助手席に腕まわしてくる様な不意に近付くってシチュエーションは時代問わずキュンとする?
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    kinotokko

    MEMOてびれくんで成人の集いのニュース見て、つら←あずちゃんたちも成人(済み)で新年会的な場面だと思う。いつも通り自分楽しいメモ。あずちゃん視点。
    《 11月の満月の夜に漬けたジゴベリー酒は惚れ薬となると言う。》
    これは小学生くらいの、いつか何処かで聴いた噂話。誰から聞いたかも覚えていない。当時の私は恋のまじないなんてのは話のタネになるから盛り上がったが、その実、効果については自分を奮い起たせる効果であって、相手への作用無いと一蹴していた。だから自分の誕生月で聞き慣れないお酒の名前に興味を持たなかったらきっとスマホにもメモせず忘れていたかもしれない。だってそうでしょう?噂を聞いた当時は未成年でお酒なんて飲めないし、ジゴベリーを調べたけど何かもわからない。何日漬ければ惚れ薬になるのかもハッキリしない物。ゴジベリー酒というクコの実のお酒はあったが謳い文句で目につくのは不老長寿、つまり健康。あとはまぁ美容に良いともあるから自分が飲んで綺麗になって相手のハートを撃ち抜けということなのか……それとも本当に何処かにジゴベリーというものがちゃんと他にあるのかわからない。だから今、新年の家呑み会で自家製のゴジベリー酒をアイツに飲ませていることに他意はない。絶対にない!
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