おーとり☆quiet followDONE※R18※モブ視点カリギュラOD/琵琶坂永至現実帰還後。琵琶坂さんの会社で働くモブ社員が情事を覗き見してしまう話本人の思惑どおり、琵琶坂さんが社長になってます。拙宅の帰宅部男部長(東雲奏真)も秘書としてちょこっと出てます。真っ当な倫理観は期待しないでください。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow おーとりPASTヴァンパイアシリーズ同題まとめ【天使の分け前/デミアン】 「そういえば、我が城に貯蔵してあるワインを持っていったのは君かな、シスター」 「えっ!?な、何の話ですか!?」 「おや、天使の分け前と言うだろう?嘘をつく悪い天使には、奪ったものを返して貰わねば」 「って、デミトリ公、牙、牙がっ!血はダメですー!」 【似た者同士/ドノアン】 ※ダイレク視点 …私に流れる血は穢れた血。彼女の傍にいられるわけがない。 …私は神に仕える身。神命に従ってしか生きられない私が、あの人の傍にいられるわけがない。 …お互いそないなこと考えとる時点でお似合いですわ。ご主人、そろそろ素直になったらどないでっしゃろ? 【メビウス/ドノアン】 ※セイヴァー 「お前は誰だ?」 そう問われ、背筋が凍る。 1694 おーとりDONE※R18文豪とアルケミスト/創作女司書総受タイトルどおりの話です。司書から文豪への感情は紛れもない親愛、でも文豪から司書への感情は愛欲を伴う慕情という歪んだ逆ハーの予定。司書は拙宅のいつもの特務司書ですが、パラレルな世界線だと思ってほしい。 14292 おーとりHappy New YearカリギュラOD/琵琶坂永至※現実帰還後それなりに同棲期間が長い二人が見た初夢の話なみのりふねの おとのよきかな エレベーターを降りた瞬間に、夕餉の香りが鼻孔を擽った。何とはなしに、小学生の頃の記憶が呼び起こされる。あの時分は、母親と呼んでいた女がまだ家にいた。その存在や、日常と化していたこの香りに感慨を覚えたことなどないが、何故今唐突にそんなことを思い出すのか。香りは記憶と密接に繋がっているらしいが、我ながら不可解ではあった。 日暮れと同時に帰宅するなど、いつぶりのことだろうか。珍しく火急の案件も面倒な接待もなく、そのため礼儀を知らない秘書に「先輩、偶には定時に帰りましょうよ!」と半ば無理やり会社を追い出された形ではあったのだが。あの馬鹿犬、長年の付き合いとはいえ、相変わらず飼い主への態度がなっていない。明日出社したら念入りに躾け直してやる。 2340 おーとりMOURNING 799 おーとりDONEカリギュラOD/琵琶坂永至※現実帰還後もともと5月のキスの日合わせのネタでした。作中に出てくる映画がアレなのは、当時金ローで放送があったからです…Something There カラン、と氷の爆ぜる音が、没入していた意識を現実へ引き戻した。 テーブルの上のグラスの中には溶け残りの氷と、半分残ったウイスキー。そして先程までそれを口にしていた琵琶坂さんは、ふかふかのクッションに頭を預け、ソファで眠りに落ちていた。すうすうと静かな寝息を立てるその顔は穏やかで、時折見せる苛烈さを微塵も感じさせない。私より十歳以上も歳が離れてる人なのに、可愛らしいとさえ思う。多分、こんなこと考えてるのが分かったら「生意気だ」と怒られてしまうだろうけれど。 琵琶坂さんの家のリビング。大きなテレビの中では、とある洋画が展開されている。千夜一夜物語を原作にした泥棒とお姫様のロマンス。かつてアニメーション映画として公開され、時を経て実写でリメイクされた、興行収入何百億円の超有名映画――と琵琶坂さんは言っていたけれど、私は元となったアニメも、そしてこの実写作品も今日まで見たことがなかった。 3566 おーとりDONEカリギュラOD/琵琶坂永至ポッキーの日ネタでした。帰宅部に入る前の二人の話。原作とは別ベクトルで琵琶坂さんがひどい。Game on「三緒里ちゃん、お茶とお菓子、ここに置いておくわね。琵琶坂君、ゆっくりして行ってねえ。今日はお父さんも帰り遅くなるそうだから心配しないで。お母さんもちょっと買い物に行ってこようかしら。二時間くらいで戻るから、それまでは若い二人で楽しく……」 「もー! 余計なこと言わないで! 先輩に失礼だから! あっ、お茶はありがとう! でもしばらく放っといて!」 「はあい」 部屋から追い出そうとする三緒里君にくすくす笑って、三緒里君の母親は軽やかにその場を後にした。 娘の恋愛に理解のある、まるで姉のような母親。母親と仲は良いけれど、思春期になって自立心から可愛らしい反抗を見せる娘。目の前に広がる光景は、まるでよく出来たホームドラマのようだった。絵に描いたような理想の母娘関係と言えるのかもしれない。母親の顔が、ノイズとモザイクで塗り潰されてさえいなければ。 6829