王馬について① 入間は3章から4章にかけてずっと仮想世界を作っているから、大掛かりなものつくるにはやっぱ1章かかるんだなあと思うんだけど、そうなると王馬が監視カメラの存在を確信して入間に色々依頼したのってやっぱ2章時点で間違いないんだよなあ。はやすぎる。王馬小吉クレバーすぎる。
よく「ゴン太の“すごく小さな虫さんがいた”発言を本気で取り合って推理に取り入れたのは王馬だけ」と言われるけど、私は「ゴン太の発言を経て王馬が監視カメラの発想を得た」とは思ってなくて、ちょっと順番違うかもって。
私は王馬の頭の良さって発想力・想像力の豊かさからきていると思っている。きっと王馬は1章終わった時点でありとあらゆるパターンや仮説を考えていたんだろうなと。で、デスゲームには視聴者がいないとおかしいよなってことに気づいて、じゃあ監視カメラが絶対ある、どこだろう??とまでなっていたところにゴン太の発言があり、それが推理に噛み合った、という順番じゃないかと。
なんとなくだけど王馬は、①まず色んな仮説をたてる ②証拠を集めて仮説を1つに集結させる という手法をとっている……気がする。だって彼の才能は超高校級の総統(超高校級のエンターテイナー)だから、もっているものは嘘をつく力と発想力なんじゃないかっていう。証拠を集めて筋道たてて推理していく最原くん(探偵)と、たどる道が違うはず。
あと、王馬の言う「つまらない/つまらなくない」について。「王馬は色々なことを想像する」→「色々なことが想定の範囲内」→それを超えると「つまんなくない」なんだろうなと思っており、ただの「面白い/面白くない」じゃないんじゃないかなって。つまり赤松楓はすごいってこと。
まあ「ゴン太から発想を得た」んでも「ゴン太で確信を得た」でも得られる結果は対して変わらないんだけど、なんとなく以前から主張したいなと思ってたことだったので、おそらくそうそう人に見られることはない、こんなネットの片隅に書いておこうね。