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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    アイドラ小説
    燕先輩とレッスンの話

    学校の中にあるダンス室、ダンス室の数は限られているため、ここを借りる時は事前に申請をしなければならない。そんなダンス室で上級生である燕にダンスを教えて貰っている世良。キュッ、キュッと靴と床の擦れる音と音楽に合わせてステップを合わせる世良。ユニット服の関係で帽子をかぶるため、視界などの感覚を覚えるために帽子を被りつつ練習をしていた、曲が止まり少し息切れをしつつ後ろを向いた。
    「ステップが甘い、もう一度」
    淡々とした声で指示をだした燕に返事をして汗を拭う、ステップが甘かった所があったのは自分でも分かっていたため、多分あそこの所を言っているのだろう、と帽子を被り直しもう一度踊り直した。少ししてそろそろ苦手なステップの所で上手いこといき世良は思わず笑った。その時少しだけ汗で床に水滴が着いているところがあり、そこを踏んだ時滑った。まさか滑るとは思っておらず上手く体勢を整えられなかった世良はグラりと体が揺れる。
    「うわっ!」
    床にぶつかると思ったと同時に燕が世良の腕を掴み咄嗟に支えた。腕を掴んでくれたおかげか燕にもたれかかるような体勢になった。
    「軸がぶれたか、目は回してないか、足は大丈夫か」
    「あ、いや……なんかに滑って……。足は捻ってないです、大丈夫です。すみませんありがとうございます」
    燕と初めてダンスレッスンする前は淡々と話して厳しい人だと思っていたが、出来たところはきちんと褒めてくれるし、今もこうして世良が転けないように手を掴んでくれた。すごい先輩だな、改めて思った。
    「先程より良かった、焦らず行こう。少し休憩をするか。一応足を見せてくれ」
    「はい。わかりました」
    転けそうになった拍子に落ちた帽子を拾いつつ、水分補給をするため少しばかりの休憩の時間へと入るのであった。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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