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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    エガキナ

    よその子さんお借りしてます

    紅葉狩り 世間は紅葉狩りの時期、琥珀は鶉を誘って街から少し離れた紅葉狩りスポットに来ていた。もちろん、ディリーも共に。ディリーにいたっては紅葉で色付いた葉を見るのは初めてからか、先程から鶉の手を引っ張り歩いていた。
    「鶉! 綺麗だね!」
    「そ、そうですね」
    鶉はディリーから引っ張られて少し戸惑った様子だったが、琥珀からしたら少しでも楽しんでるように見えてほっとしていた。あの一件からか、自分はもうどうも思っていないのだが、鶉の性格を考えると気にするなと言ってもなにか思うところがあるのだろう、だからこそ誘いにのってくれた鶉に安心したのだ。それはディリーのおかげだろうか、と琥珀は笑う。
    少し歩いたら展望台があるはず、そこでお昼を食べようと琥珀は考えていた。今日のために前の日からお弁当のおかずを仕込んでいた、鶉が美味しいと言ってくれるといいな、と手荷物にもっているお弁当の包みを見た。

    「鶉! 黄色もあるんだね!」
    ディリーは見るもの全てが初めてだった、綺麗な赤色の葉、黄色の葉を摘んでは鶉に見せる。ふと、小さな実らしきものを見つけた。なにやら茶色く、あたりを見ると色んな形の実がある事に気づき、一つ拾って鶉に見せた。
    「鶉、これなに?」
    「あ、これはどんぐりですね」
    「へぇー、可愛いね!」
    ディリーはそういいつつ何個か拾うと、ふと綺麗な色のした黄色い葉を拾った。虫食いの跡もなく、濡れてもない綺麗な状態で。それをみてると鶉に渡したくなり、ディリーはそのまま鶉に見せた。
    「鶉! すごく綺麗なの拾ったよ」
    「わ、綺麗なイチョウですね」
    「これ、鶉にあげる!」
    「え、でもディリーさんが見つけたのに……」
    「いいから! 僕があげたいの!」
    受け取って、と先程拾ったドングリと一緒に渡す。そのドングリも虫食い穴のない綺麗なものを選んだつもりだ。鶉は綺麗に持って帰ろうと思っているのか、ドングリとイチョウをハンカチに優しく包んだ。丁度その時、琥珀が声をかけた。
    「二人とも、そろそろお昼だから展望台行こうか」

    展望台につき、木で出来た椅子に座ると琥珀は弁当の包みを広げてお弁当を出した。お弁当の中身はからあげ、卵焼き、プチトマトにブロッコリー。その他にもおにぎりなど誰が見ても美味しそうな中身だった。
    「琥珀さん、お弁当わざわざありがとうございます……」
    「別にいい、作るのは好きだからな。そういえば紅葉拾ったのか?」
    「はい、先程ディリーさんから綺麗なイチョウとドングリ貰いました」
    「琥珀にもあるよ! 琥珀の目の色そっくりのね!」
    そういって綺麗な赤色の紅葉を取り出して琥珀に渡すディリー。琥珀は綺麗だな、と虫食いのない紅葉をみる。
    「帰ったら栞にしようか、せっかくだし」
    「僕も作りたいな! 鶉とお揃いにしたい!」
    お弁当食べたらまた綺麗な葉を探しに行こう、と鶉に提案するディリーを見て琥珀は微笑む。あとで栞の作り方を調べないとな、と思いながら。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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