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    ryukaget

    @ryukaget

    思いついたけど書けない・書かないネタの供養場所兼進捗置き場。人を選びそうなのとかエッチなのはワンクッションします

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    ryukaget

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    🐉とマムが👑絡みで喧嘩してる話を考えたけど時間軸が行方不明なのとオチが見つからなかった。

    オネショタ喧嘩中。近寄るべからず「悪魔の実の恩だと? 昔の話をいつまでもグチグチ言いやがるな。耄碌ババアが」
    カイドウの言葉に、バチリとしたマスカラが塗られた睫毛を見開いて、チークに彩られた頬が歪にヒクついた。
    「昔の話だァ? バカ言ってんじゃねェよカイドウ。誰のおかげで今があるか分かってモノを言いな。そうだねェ……。ああ、キング。そうだあいつをおれにくれよ。お前の実とあいつじゃ釣り合いはとれねェだろうが、いままでの利子も含めてそれでチャラにしてやるよ。それでも見合わねェっていうなら万国のポーネグリフを写させてやってもいい。どうだ? もちろん悪いようにはしねェよ。このおれが直々に可愛がってやるからさ。安心しな」
    声高らかに提案する元同僚を、眼光鋭く睨めつける。
    「安心……出来るわけねェだろほざけババア。あいつはおれのもんなんだよ。気安く名前を呼ぶんじゃねェ」
    迸る威圧感を撒き散らすカイドウだったが、そんな地獄の釜じみた気配すらどこ吹く風で、リンリンは己の弟分を見下ろした。
    「はっ。お前があいつを囲っているのをもう少し早く知っていたら力づくで奪いにいったのによォ。そうしねェで穏便にすませてやろうっていう弟分思いのおれの気持ちが分からねェのか? おまえは」
    「穏便って言葉がこの世で一番似合わねェ女だなリンリン。誰がやるかこのクソババア。人の大看板引き抜きてェなんざふてぶてしいにも程がある。大体てめェと、てめェのガキどもを総動員したところで、おれ達の方が勝つに決まってんだろ。抜かしてんじゃねェぞ」
    力任せに金棒を振り下ろすカイドウの聞き捨てならないその言葉は、自ら国を興し国母となった女傑の虎の尾を踏み抜いたようで、ギラついた双眸がカイドウの頭上に降り注ぐ。
    「そっちこそおれの子供達をなめんじゃねェよブチ殺すぞ。――なら交渉は決裂だ。さっさとてめェをブチのめして大事な船長を失った可哀想なキングを引き取ってやらないと。ああ楽しみだ。ああいう男は特に躾のしがいがある。さぞかしいい声で鳴くんだろうねェ。貴重な種族だ。子種を搾り取ったあともおれのコレクションとして永遠に飼ってやるよ。歳がいってようがルナーリアだ。その美しさを存分に楽しまねェとなァ? マーママハハハ」
    「うちをなめくさりやがって。あいつに触れて良いのはおれだけだ。その化粧くせェ顔近づけてみろ。その時がてめェの命日だ」
    「それはこっちの台詞だ小僧。酒臭ェ面でルナーリアの美しさを損ねてるんじゃねェよ」
    「今すぐ死にてェようだなリンリン」
    「やろうってのかい? 青二才が」

    そんな一触即発。
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    ryukaget

    PROGRESSやっと書き始めたので
    二人ぼっちの110と カイドウと百獣海賊団を結成したアルベル改めキングは、とある港に錨を降ろしたところで厳めしい顔を更に険しくさせているカイドウに気が付いた。
    「カイドウさん……?」
     一体何が彼の神経を逆撫でているのかまるで検討もつかない少年は、鎧兜から覗く赤い瞳をパチリと瞬かせる。
     結成してからというもの数々の海賊船を襲い、またキングの出自に目が眩んだ賞金稼ぎ達を海の藻屑と変えていった二人は未だ二人だけの海賊団として活動していた。キング自身はカイドウと共に居られればそれに越した事はないが、世界を変えるという目標を掲げているのだからいつまでも二人という訳にもいかない。そろそろカイドウの目に叶う者達が現れてくれないものか、とキングは当初こそ思ってはいたものの、カイドウが欲していない上にキングはカイドウとの二人旅が存外気に入ってしまっていた。人員については近々に解決せずとも現状維持でもなんら問題ないかもしれない。それに人数が増えればそれに伴って船や身の回りの物を整えなければいけなくなる。ならばある程度の規模をもった海賊船を襲って丸ごと併呑してしまうのも手か。とキングは考えを巡らせた。カイドウの眼鏡にかなう一団がいればいいのだが。などと溜息を吐いていた矢先、他に碇泊している船舶を睨め付けるカイドウの姿を目にしたキングは小首を傾げた。カイドウにならい、キングも整列している船を見渡すが、その原因は依然として分からない。外界と隔絶された日々を過ごす事を余儀なくされ、知り合いどころか家族すら存在しないキングと違い、カイドウには少年と出会う前までに歩んできた軌跡がある。その過去を想起させるものがあったのかと、兜の中で無意識に眉根を寄せた。
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