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    kurokuro_happy5

    @kurokuro_happy5

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    コンパスの86組(10、55、13、08)が好きな文字書きです。絵はかけません。
    感想、リクエスト(お断りさせていただくものもあります)はこちらへ→https://marshmallow-qa.com/kurokuro_happy5?t=ajqOjp&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

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    kurokuro_happy5

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    オリエンタルブルー青の天外というゲームのパロ86プレ。
    ※色々改ざんしているので原作通りでは無いです
    ※ほぼ台本、メモのようなもの。必要なところだけ描写を入れるので読みにくいです。想像力豊かな方向け
    ※プレイヤーがうちの創作プレでうるさいです
    ※86の矢印がプレイヤー向き前提です

    RPGパロ86プレ〜取り戻せ!清き青の世界〜第2話「青き城とシビトの研究者ワン・イーワン」千人祈願は謎の黒い渦に巻き込まれ終わり、道中で魔物に襲われた86プレ一行……
    『たすけて』
    10「はっ!?」
    プレ「アタリ!!よかった、目が覚めたのね!(むぎゅ」
    10「うわっ!?ぷ、プレイヤー!?えーっと……」
    55「よかった、意識ははっきりしてるみたいだね。何処も痛くない?」
    10「お、おう……えっと、ここは……?」
    プレ「ここはクンミン村。さっきいた大都って所から結構離れた所で……その……」
    13「俺様のせいで何処も宿泊を断られたんだよ。それでお前を背負って遥々ここまで来たわけだ」
    10「えっ」
    プレ「ちょっとサーティーン……!別に貴方のせいじゃ」
    13「俺のせいだろ(チラッ」
    村人達「!(そそくさ」
    13「赤い目は敵、ね。見る目のねぇ奴らだ」
    10「……じゃあ、これからいっぱい魔物退治して、サーティーンのカッコイイとこみせてやりゃいいじゃん!」
    13「はぁ?んなことしたって」
    プレ「そうよ!どうせ私達十文字アタリパーティはこれから大活躍するんだから!一緒にこの世界に名を轟かせましょ、サーティーン!」
    13「……はーぁ。勝手にしろ」
    55「さて。アタリも起きたことだし、古文書の解読を始めようか」
    プレ「そうね!」
    バサッ
    08「……見たことがない文字だね」
    13「怪文書書くお前でも解読できねぇのか」
    08「怪文書じゃない。あれはきちんと意味があるものだ」
    13「ハイハイ、俺様にゃわかんねぇよ」
    10「で、なんて書いてあんだ?」
    55「……」
    プレ「……我らが意志、子孫の為、青き城へ道記す」
    4人「!?」
    13「相棒これ読めるのか!?」
    プレ「なんか、文字をじーっと見てたらわかるような……合ってるかはわかんないけど!」
    08「続けて」
    プレ「うん。えっと……青き城 道の印 青き海の彼方の岬 カギ しるし スイショウの つえ どうくつを 1000にちで ぬけ 青きスイショウを える えを えるは 銀の泉 水 合わせて 作りし スイショウの杖
    カギを かかげて まずは おとずれん 彼方の岬 青き海の 彼方へ……」
    55「つまり、彼方の岬ってところにこれを書いた人の遺産である青き城っていうのがあって、その封印を解くには、水晶の杖っていうアイテムが必要。それを作る為には水晶と銀の泉の水が必要……そういうこと?」
    10「アイテムを集めりゃいーんだな!でも、何処にあるんだ?」
    08「……君達。ここら一帯の何処かに、1000日で抜ける洞窟はあるかい?」
    13「んなのあるわけ」
    村人「あ、あぁ、1000日洞窟のことですかい」
    13「あるのかよ!」
    村人「やめておいた方がいい、あそこは魔物が強い上一度入ったら出てくるのに1000日はかかる」
    村人「もう何人も出てきてないんだ」
    08「では、銀の泉は?」
    村人「銀の泉……天鬼山の、天鬼のトリデって山奥の中にある場所か?あそこは天鬼山自体は鬼が大人しくて人間に逆らわないからいいが、銀の泉には恐ろしい泉の主がいるそうだ。やめておいた方がいい」
    08「なるほどね。いずれも戦いは避けられない、と」
    10「よっし燃えてきた!!今すぐ行こーぜ!!」
    プレ「ダメよ、ちゃんとレベル上げしないと。私達まだ2なのよ?」
    10「え!?何でわかるんだ!?」
    プレ「こうやって空中をピッてするとステータス画面が出てくるみたいなの。ほら」
    10「ほんとだ!……あれ、オレだけレベル1?」
    55「戦闘する前に気絶しちゃったから、戦闘に参加できなくて経験値貰えてないんじゃない?」
    10「ウソ、だろ……(がくっ」
    プレ「ごめんなさい……私を庇ったばっかりに……」
    10「いや、無事で良かったぜ」
    13「今見ると一応スキルがあるんだな。堕天の一撃……コンパスで言うヒーローアクションか」
    08「僕はいくつか属性魔法が使えるようだ」
    55「えぇ!?零夜、魔法が使えるの!?」
    08「あぁ。君達より魔力も多い。……元の力が影響しているのかもしれないね」
    プレ「なるほど。超能力者だからね。私は回復とバフ専門みたい。バッチリサポートするわ!」
    10「で、どうする?1000日洞窟か、銀の泉か……」
    55「何も情報がないんじゃ二手に別れるのも危険そうだし……一つずつ回収に行こうか」
    プレ「そうね。最初は皆で固まって行動した方がなんとかなりやすいわ!」
    村人「あ、あんた達行く気かい?いくら青の勇者様がいても流石に……」
    プレ「心配してくれてありがとうだわ。でも大丈夫、私達チート集団だから!」
    村人「お、おう……」
    村人「おい!レン先生はまだか!?」
    村人「いや、まだだ……」
    村人「くそ、早くしねぇと起きちまうよあいつら……!!」
    10「何かあったのか?」
    村人「それが……屍が動いて……あっ!青の勇者様なら何とかできるんじゃないか!?」
    10「えっ?さ、流石にそれは」
    村人「頼む!!見るだけ見てくれねぇかな!?」
    10「えーっと……」
    プレ「行きましょ、何かのイベントかもしれないわ」
    10「そ、そーだな。よし。見せてくれ」




    村人「こちらです。」
    プレ「……この人達が動いたの?」
    村人「はい、確かに!いきなり人に噛み付いて、そしたらこっちの奴も同じような状態に……」
    村人「私達はシビトと呼んでいます」
    55「つまりはゾンビだね。ちょっと見るよ〜」
    08「……ふむ。血色、爪、瞳孔…………なるほどね」
    55「ん〜……ん?何これ」
    村人「あの、青の勇者様……あの二人シビトにあんなに触ってますけど大丈夫ですか……?」
    10「あの二人は頭いーから大丈夫だぜ!」
    13「そういう問題か?」
    プレ「サーティーン、あの二人の死期は」
    13「とっくに過ぎてんよ。だから動くとは思えねぇんだがな……マルコスの言う通りゾンビだってんなら話は別だが、もう人間じゃねぇ。元に戻すことは出来ねぇだろうよ」
    55「……ねぇ。この人って生前何してた?発症したのはこの村で?」
    村人「おう。ナカラ寺から帰ってきて突然……」
    55「その時何か言ってなかった?」
    村人「そういえば……頭のてっぺんが禿げた男に何か刺されたとかなんとか言って、首を抑えてました」
    55「……この首の痕、やっぱりそうか」
    プレ「何かわかったの?」
    55「これ、誰かに注射されたんだ。シビトになる薬を」
    男「その通りです。よくお分かりで」
    5人「!?」
    そこへ突然、黒い渦が現れ……中から金髪に耳の長い男が出てきた。
    プレ「っ、何者!?」
    ワン「初めまして。私はワン・イーワン……研究者をやっています。そこにいる私の可愛いシビトを預かりに来ました」
    村人「ひぃっ!赤い目だ!!」
    村人「こ、こいつが、シビトにしたんだ!!」
    55「……なるほどね。君が犯人ってわけ?」
    ワン「ご明察。それにしても君、中々いい洞察力を持っている。どうです?私と共にシビトの研究をするというのは?」
    55「お断りだよ。メリットが見つからないしね」
    ワン「メリットならありますよ。面白いことが沢山見つかる……あの方の貢献にもなる」
    55「あの方……?」
    ワン「それに、君には素質がある。魔の者になる素質が……………」
    55「っ……!?(ゾクッ」
    プレ「離れて!マルコスがそんなことするわけないでしょ!」
    55「プレイヤー……」
    10「そーだそーだ!」
    ワン「ふっ、お前が件の青い目の子供ですか。忌々しい……ん?貴方はこちら側では無いので?」
    13「ハッ。赤い目ってだけで仲間意識持ってんじゃねぇよ」
    ワン「ふん……なるほど、厄介な存在だな。死を運ぶ存在か」
    13(こいつ、俺が死神だってわかって……?)
    08「このシビト達にはまだ用がある。君に渡すわけにはいかないな」
    ワン「……そうですか。残念」
    瞬間。寝ていたシビト達が起き上がり、縄を引きちぎって立ち上がる。
    5人「!!」
    村人達「ヒイィッ!!シビトが起きたぁっ!!」
    ワン「仕方ない。殺れ」
    シビト達「グエァアッ!!」
    シビトが襲いかかる。鋭利な爪を振り回しながら素早い動きで何度もこちらへ向かってくる。
    10「くそっ、まだ武器がねーから戦えねー!!」
    55「零夜っ!魔法が使えるなら、僕達が隙を作るから攻撃して!サーティーンは銃で援護!」
    13「指図すんな、わかってんだよっ!!」
    08「っ、サンダー!」
    零夜が放った雷の魔法は対してシビトには効いていない。アタリやマルコスの物理攻撃や、サーティーンの銃も効いていないようだ。
    ワン「ふん、所詮この程度か」
    10「っ、くそっ……!!」
    プレ「シビトの弱点……!!零夜!!火よ!火の魔法を使って!!」
    08「!! フレアッ!」
    シビト「グェアッ!!」
    13「足元がお留守だぜ?逝っちまいな!」
    55「そこッ!!」
    10「おりゃあッ!!」
    一体は零夜の火の魔法で、もう一体はサーティーンがシビトの足を撃ってバランスを崩し、アタリとマルコスの追撃によって倒れ、そこへまた零夜が火の魔法を放ちシビトは塵となって消えた。
    10「やった!レベルアップだ!!」
    55「なんとかなったね〜……」
    プレ「みんなお疲れさま!回復するわ!」
    ワン「ほう……中々やるみたいですね。しかし、これで終わりだとは思わぬように。……また会いましょう、橙の坊や」
    そしてワン・イーワンは黒い渦の中へ消えた。
    55「……」
    プレ「なんとかやったわね……はぁ……ドキドキした……」
    10「こうなってくると、やっぱ武器は欲しいな。武器屋探そーぜ」
    13「鎌がありゃよかったんだが……銃も弾がないんじゃな……俺様も武器が欲しいとこだ」
    08「なら、何処かで装備を整えてから水晶と泉を探そうか」
    プレ「そうね!」
    村人「あ、あの!皆さん、ありがとうございました!!……それと、そこの方。誤解して申し訳ない」
    13「あ?」
    村人「魔界の者なら、あんな風にシビトと戦ったりしないです!本当にありがとうございました!!」
    13「……」
    プレ「ね?ちゃんとやれば誤解って解けるのよ」
    10「この調子だな、サーティーン!」
    13「……おう」
    08「…………ん?マルコス、どうしたんだい」
    55「え?いや……何でもないよ」


    こうしてクンミン村での騒動を解決した86プレ一行は、青の城を復活させる為、2つのアイテムを探す旅に出るのだった……
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