おさがり 首を伸ばしてロビンの後ろからそーっと本をのぞいてると、たくさんの腕に引っ張られて目の前に座らされた。
ロビンの腕でできたデカいイスに足を組んで思いっきってふんぞり返ると真っ暗になった、すぐに目の前が明るくなるとおれの腹に麦わら帽子。
「いらっしゃい船長さん」
「にっししし」
ロビンがにこにこしてるからおれも笑った、パラソルがおれの上に運ばれてきて太陽が隠れた。
テラスで遊んでるチョッパーとウソップと、すぐそこのマストで寄っかかって寝てるゾロに足がたくさん生えて船の部屋の中に運ばれてく。
「気ぃ使うなよ」
「趣味なの」
ロビンが足を組んでテーブルに肘をついたから、肉のイスの上であぐらをかくと、上から3つくらいの手で頭を撫でられて、背もたれから5本の腕が巻き付いてきた。
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