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    urumasiii

    @urumasiii
    サカさんとボルさんが最推しの人

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    urumasiii

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    【優先順位】
    ボルクザ?クザボル?
    ボルさんには恋愛以上に大事なものがあるってだけの話。
    漫画にする気力がないので供養。

    #クザボル
    coxabol

    俺と同僚のボルサリーノは所謂恋仲だ。
    ただ、俺は一つ疑問がある。

    「あんた、本当に俺が好きなのか?」
    「何だい急に。恋人だから当然だろう。」

    抱き寄せようとするその手を振り払った。
    何かを誤魔化す時、こいつはハグやキスをしようとする。

    「俺の順位、アイツよりも下だろう。」
    「…。」

    アイツ、とはこれまた同僚のサカズキの事。
    ボルサリーノの幼馴染であり親友だ。

    「…そうだっけぇ?」

    視線を逸らそうとするボルサリーノの顔を掴み向き合わせる。

    「そうだよ。あんたはアイツを一番に置いてる。俺には分かる。」
    「…………困ったねぇ~……。」
    「否定しねぇなら肯定ととるぞ。」
    「…。」

    ここでまた否定しないということは、肯定ととって間違いないのだろう。

    いつだってそうだ。
    俺と2人きりでいる時もサカズキから呼び出されれば迷いなく向かう。
    戦場でもサカズキに対して常に気を配り、助けに行く。
    仕事中もよく傍にいて、サポートしている。
    その様子が仲睦まじく、ボルサリーノもまたどこか幸福な表情を見せる。

    これじゃあどちらが恋人かわからない。

    「不満なら別れてもいいよぉ。」

    ふう…と短く息を吐き、ボルサリーノが言う。

    「わっしにとっての恋人は、都合のいい夢みたいなもんだと思ってる。いい部分だけ見て、悪い部分には蓋をして。」

    机に置いたグラスをとんとんと指で弾きながら続ける。

    「サカズキはそういう存在じゃない。わっしにとっては唯一の家族で理解者で恩人なんだよぉ。かけがえのないってやつさぁ。」
    「…。」
    「申し訳ないけど、恋人程度でサカズキを越えようなんて思わないでねぇ?」

    すっと伸びた手が俺を頬を優しくなでる。

    「君がもしこれ以上を望むのなら…わっしは別れを選ぶよぉ。」
    「どっちつかずを掲げてる割りにはハッキリしてんだな。」
    「お~…あれは正義の話だからねぇ…。」

    恋愛には関係ないよぉとケラケラ笑うボルサリーノがいつもよりも冷たく見えた。
    心が急激に遠くに行ってしまったような、人間味がなくなってしまったような。

    「現状維持でいいっすか?次の相手が見つかってないし。」
    「オッケー…。だいぶ下にはなっちまうが、サカズキの次には好きだから安心してよぉ。」
    「ありがたいね。」

    それから相手が見つからずズルズル関係を続けているが、相変わらず優先順位は変わらない。
    そしてこれからも変わることはないんだろうと触れ合うたびに実感する。

    「惚れた俺が悪ぃか。」

    ボルサリーノの優先順位が変わらないように俺の中のボルサリーノの位置も変わらない。
    惚れた弱みってよくできた言葉だよな。
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    俺と同僚のボルサリーノは所謂恋仲だ。
    ただ、俺は一つ疑問がある。

    「あんた、本当に俺が好きなのか?」
    「何だい急に。恋人だから当然だろう。」

    抱き寄せようとするその手を振り払った。
    何かを誤魔化す時、こいつはハグやキスをしようとする。

    「俺の順位、アイツよりも下だろう。」
    「…。」

    アイツ、とはこれまた同僚のサカズキの事。
    ボルサリーノの幼馴染であり親友だ。

    「…そうだっけぇ?」

    視線を逸らそうとするボルサリーノの顔を掴み向き合わせる。

    「そうだよ。あんたはアイツを一番に置いてる。俺には分かる。」
    「…………困ったねぇ~……。」
    「否定しねぇなら肯定ととるぞ。」
    「…。」

    ここでまた否定しないということは、肯定ととって間違いないのだろう。

    いつだってそうだ。
    俺と2人きりでいる時もサカズキから呼び出されれば迷いなく向かう。
    戦場でもサカズキに対して常に気を配り、助けに行く。
    仕事中もよく傍にいて、サポートしている。
    その様子が仲睦まじく、ボルサリーノもまたどこか幸福な表情を見せる。

    これじゃあどちらが恋人かわからない。

    「不満なら別れてもいいよぉ。」

    ふう…と短 1108

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    俺と同僚のボルサリーノは所謂恋仲だ。
    ただ、俺は一つ疑問がある。

    「あんた、本当に俺が好きなのか?」
    「何だい急に。恋人だから当然だろう。」

    抱き寄せようとするその手を振り払った。
    何かを誤魔化す時、こいつはハグやキスをしようとする。

    「俺の順位、アイツよりも下だろう。」
    「…。」

    アイツ、とはこれまた同僚のサカズキの事。
    ボルサリーノの幼馴染であり親友だ。

    「…そうだっけぇ?」

    視線を逸らそうとするボルサリーノの顔を掴み向き合わせる。

    「そうだよ。あんたはアイツを一番に置いてる。俺には分かる。」
    「…………困ったねぇ~……。」
    「否定しねぇなら肯定ととるぞ。」
    「…。」

    ここでまた否定しないということは、肯定ととって間違いないのだろう。

    いつだってそうだ。
    俺と2人きりでいる時もサカズキから呼び出されれば迷いなく向かう。
    戦場でもサカズキに対して常に気を配り、助けに行く。
    仕事中もよく傍にいて、サポートしている。
    その様子が仲睦まじく、ボルサリーノもまたどこか幸福な表情を見せる。

    これじゃあどちらが恋人かわからない。

    「不満なら別れてもいいよぉ。」

    ふう…と短 1108