苦学生魏嬰がショタ藍湛に監禁される話 魏嬰は奨学金を貰い、大学に通う苦学生だ。
サークル仲間に請われるまま、理由を確認せずに印鑑を貸してしまったから、さあ大変!
なんと勝手に借金の保証人にされてしまい、おまけにその友人が行方をくらませてしまったのだ。
連日のように取り立てにやってくるその道のプロのせいで外出もままならず、怯えることしかできないのだった。
「親もいないし、可哀想だと思って見逃してたけど。煩いからどうにかしろってクレームがきちゃって……。悪いけど、今週中に出て行ってくれないかい?」
それまでは、可哀想だと魏嬰の身上に同情し、魏嬰も被害者だからと、大家が住人たちを宥めてくれていた。
だがついに庇いきれなくなった大家から、退居を宣告されてしまった。
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