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    yoru

    エロ、グロ節操なし。女体化大好きマン

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    yoru

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    にっこがバグでねっこ🐱になった話

    バグで猫になってしまったにっこ、主がまだ不在なのでとりあえず畑当番のにゃんせんの所に行こうとしたら行く先々で可愛い可愛いされてしまうので逃げて、そうしているうちに土まみれになってしまって、でもにゃんせんが見つからなくて。途方に暮れてたら洗濯当番だったちょぎ♀と出会って『うわ、汚ったない猫だね』って開口一番に言われるんだけど『洗ってあげようか?おいで』と優しく言われて大人しくしてたら抱き上げられてお風呂場に連れて行かれるにっこ。『君、なんか見た目の割に重いね』って言われててほしい。
    まさかの想い人の登場に加えて体を洗われるなんてこれはいわゆるらっきーすけべというやつなのか……!?とちょっとドキドキしてたんだけど女士のお風呂場に着いてジャージの上着を脱いでズボンの裾を捲り上げるちょぎ♀に淡い期待は儚く散り。『ええと……すごく薄めたシャンプーなら動物でも大丈夫なんだっけ。猫殺しくんに猫用のシャンプー、借りてくれば良かったかな…』『ああ、猫殺しくんっていうのは俺の友人でね。大丈夫だよ、君は殺さないように言っておいてあげるから』『って言っても彼も故意ではないんだけど』『君、水は平気なんだね。ずっと表情変わらないし……鳴かないし…機嫌悪い?』『毛の色も少し紫がかってるのかな?…なんだか、俺の昔馴染みの彼に似てるよ』と、洗ってる最中に話し始めるのでどら猫とやはり仲が良いんだな……好い仲なのだろうか……とちょっと憂いてしまうねこにっこ。そんで洗ってもらって風呂場から出てきた時ににゃんせんとちょうど出くわして『いた!化け物切り!』『あ、ちょうど良かった猫殺しくん。この子見覚えない?君の彼女たちにも聞いてくれないかな』『彼女じゃねーしそれどころじゃねえ!日光の兄貴がどこ探しても居ねえんだよ!にゃ!』『うそ、日光が?』『馬当番らしいんだけどいつまで経っても来なくて、珍しいとは思ってたけど気にせず1人で作業始めてたから発覚が遅れたんだよ。他の奴らも本丸の周り探しに行ってる。お前も手伝え』と言うので『…猫くんごめんね、君とはここでお別れだ』と床に下ろしてさっさと行ってしまう2人。『……何かあったのかな。彼、黙っていなくなるような刀じゃないからね』『本体は部屋にあったのは確認してる』と言いながら去っていく背中を見つめるしか出来ないねこにっこ。しばらくすると主が帰ってきたので訪ねて行って、なんとか事なきを得たにっこ。ねこバグは主とその時のお付きのへしはせだけが知っている。事のあらましを簡略して伝えるが、誰に洗われたかは言わないでいたにっこ。『大変だったな』『バグはもう勘弁願いたい』『あの姿の方が可愛げがあるんじゃないか?ここに来るまでにさぞ可愛がられただろう』『機嫌が悪いのかと言われた』『言えてる』
    それから少々不都合があって主の部屋に隔離されていたというお達しが出るが、遅れてへしはせと食事をしているとにゃんせんとちょぎ♀が突撃してきて『兄貴無事だったにゃ!?』『何してたんだよ!……まさか、主と好い仲なんじゃないだろうね』『あ、兄貴に限ってそんなわけねーだろ!にゃ!』ときゃいきゃい言い始めるのでへしはせが『お前らはさっさと内番に戻れ』って辟易としてる。ふと、にゃんせんが『ん?』と声を上げて『……兄貴、なんかいつもと違う匂いがするにゃ』ってくんくんし始める。釣られたちょぎ♀もにっこの髪をひと房取って『……君、俺と同じシャンプー使ってるの?』と聞くので、合点がいったへしはせが味噌汁を噴いた。
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    Haruto9000

    DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。
    ※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。

    【あらすじ】
    無事に息子を出産したクー・フーリンだが、スカサハに息子を殺されかける。
    信頼していた師の行動にショックを受ける彼女。
    それでも、兄弟子のフェルディアや女王オイフェ、スカサハの娘・ウアタハたちに支えられながら、子どもを育てようとするが…。
    ミラーリング #10(影の国編:後編)猛犬の息子
     轟く怒声。馬のいななき。赤く染まる川。
     バシャバシャと水しぶきを上げながら浅瀬を渡る。枯れた森を抜けたところで、空に向かって激しく燃え上がる火柱が目に飛び込んでくる。城だ。城が燃えている!
     ──助けて!
     誰かの叫び声が聞こえ、その方向へ向かって走る。
     ──助けて、誰か!
     バチバチと音を立てて炎上する城壁を見上げれば、誰かが自分に向かって手を差し出している。
     ──お願い、誰か。誰か、助けて!

    「……きろ、クー! 起きろ!」
     強く揺さぶられ、目を開けた。オイフェが心配そうな顔でこちらを覗き込んでいた。
    「ひどくうなされていたぞ。大丈夫か?」
    「あ、ああ……」
     いまだ動悸はおさまらない。嫌な夢を見ていた気がする。呆然としながら汗をぬぐったところで、クー・フーリンは慌てて起き上がった。
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