空友組クリスマス!第1話!聖なる日々…それは…12月25日、リア充の集まりである。私、リゼは未だ昔の恩、そして自分の気持ちを伝えられずにいた。そして今日、ふうくんと二人でデートをするはずが、彼がみんなを呼んでしまい、クリスマスパーティになってしまった。そして今、私の家…
「さて、今日のクリスマスパーティですが…」
クリスマス会議、最初に口を開いたのはふうくん。進行役である。
「これから皆さんには役割を分担し、各々クリスマスパーティに使う材料を調達していただきたいです。」
「これまた派手にやんなぁ…まあいいさ、俺は酒だけが楽しみだ。」
だるそうに話すが、内心楽しみにしているカナデさん。
「カナデ、飲みすぎないようにな。、去年なんか私の事を縛って犯罪者でもないのに市中引き回しされたのだ…」
はぁ、とため息を吐くセイちゃん。
「はいはい静粛に、これから役割を分担しますので、静かにしてください」
「「「はーい」」」
私はふうくんと2人でクリスマスを過ごす予定だったはずが…上手くいくかなぁ…
「では、役割を発表します。まずは飾り付けとその調達担当、飾り付けは僕がやります、調達はカナデさんとセイさんに任せます。」
「おうよ」
「任せるのだ!」
「予算は60キャンドル、及びスカイビラを4万ビラ渡します。無駄遣いは厳禁ですよ。次は調理、これはくぬぎとフォルガさんに、」
「はーい」
「承知した」
「そして食材調達は、ローズさんとヒガンさんそしてねえさん、よろしく」
「私で大丈夫でしょうか…」
「まあ行ってやるよ」
「合点承知之助!」
「じゃあこれにて発表は終わり。皆さん夕方までには帰ってきてくださいね、」
「「「「「「「「はーーーい」」」」」」」」
…発表が終わったようだが私の名前がないことに気づいた。
「ふ…ふうくん…?わ、私は…」
「あ、忘れてた…」
凄い萎えた。あくまで私の家なのに私を忘れていてとてもとても萎えた。仕方が無いのでこたつに入ろうとするとふうくんが口を開いた。
「じゃあ…僕と一緒に飾り付けをお願いしていいですか?」
その一言を聞いた瞬間私は飛び上がって、走ってふうくんに近づき手を握って
「任せて!!!」
と言った。