気象病持ちで低気圧の日はどうにも調子が優れない茨、
別に熱があったりするわけじゃないんだからと休まずに仕事やレッスンに参加するがどんどんしどくなる
意地だけで踏ん張っている茨を見かねて辛いときは休めばいいと声かける日和に茨は大丈夫です、これくらいなんともない、とつっぱねて部屋から出てしまう
遅れた分を取り戻そうとレッスン室で練習していた時にひどい偏頭痛で倒れてしまう
いばらが目を覚ますと目の前には日和の顔。
日和の膝を枕にしていることに気づき慌てでどこうとする茨を膝枕に押し戻し、休めばいいって言ったのにね、と静かに呟く日和
気圧の低い日は体調が優れなくて、でもそれだけなので、と日和から目をそらしてこぼす茨に、
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