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    fumifude_mama

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    fumifude_mama

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    ・ユーリ×タンゴ
    ・オネショタ(12歳×10歳)
    ・百合
    ・ガッツリR18

     柔らかな綿を千切ったような雲が青空に浮かぶ午後のひと時。
     草花が美しく咲く庭を手入れする少女が、柔和な声で語りかけながら草花に水をやれば、青々とした葉はより瑞々しくなり、花もよりいっそう鮮やかに色づいた。その様子に満悦した少女は鼻唄混じりにジョウロを片付けて庭を去る。そうしてひと時の静寂が訪れた刹那、艶やかな声が微かに漏れ聞こえた。その声を辿れば、庭から程近い一室から漏れている。子供二人で寝るのに充分ゆとりがあるベッドで、折り重なるように身を寄せ合ううちの一人から艶かしい声が溢れていた。

    「ぁん………ゆぅり、やだっやめて……くすぐったい」
    「こんなに可愛いタンゴを前にやめるなんて出来ないわ……もっと可愛い声を聞かせて?」
    「ひゃん! そこっ、しっぽ……やだぁ」
    「うふふ……かわいい」

     ユーリと呼ばれた少女は、自身が抱きかかえているタンゴという名の子供の背を柔らかく撫でた上で尻尾の付け根を指先で軽く叩いた。タンゴはユーリに撫でられた事で全身から力が抜けているが、尾の付け根を弄られる度に電流が臀部から脳天に駆け抜けていく感覚に襲われる。その感覚は体を熱く火照らせ、金色の双眸を厚い涙の膜で覆った。

    「はぁ、はぁ……ユーリ、くるしぃ……あつい、たすけて」

     華奢な肩をかろうじて掴む手は震え、歯の根が合わない顎はかちかちと音を立てる。
     ユーリは白い頬を赤く色づかせて微笑むと、タンゴの唇に自身の唇を重ねた。

    「んんっ……はぁ、ん」

     息を継ぐために僅か離れた唇は塞がれ、奥に縮こめていた舌を絡め取られた時、涙が頬を濡らした。拙くも愛のある口づけで互いを共有し、口の中が自分ではない味で満たされた頃、タンゴの背がシーツに触れる。タンゴは自身に覆い被さるユーリから目を逸らして枕の端を掴む。癖のある黒髪で隠された横顔は朱に染まり、震える睫毛は涙で潤んでいる。ユーリは横顔を隠す黒髪を指先で丁寧に除けると、露わになった頬に軽く口づけをした。

    「こんなに赤くなって……タンゴかわいい」
    「かわいいって、いわないで……やだぁ」
    「可愛い子に可愛いって言うのは当然なんだから、やだじゃないの」

     ユーリは耳元で甘く囁くと、チャイナドレスの上から微かに柔らかな乳房を揉み、指先で乳頭を弾いた。

    「……ぁん! あぁ、ヤッ! そんなトコッ……だめぇ」
    「どうして? こんなにかわいい声を出してるんだから嫌じゃないでしょ?」
    「いやっ、だめ……はぁはぁ、あん! んんん」
    「ねぇ、きもちいいって言って?」
    「え?」
    「きもちいいって言って?」

     ユーリはタンゴの金色の双眸を見つめながら鼻にかかった声で言うと、指先で乳頭を撫でるように捏ねた。その愛撫に堪らないとばかりに嬌声を上げて身を震わせたタンゴは、ユーリに言われるままに言葉を繰り返す。

    「ユーリッ、きもちいぃからっ! もう!ダメッ……ぁん!」

     タンゴは焦点の定まっていない瞳でユーリを捉えると、ユーリに向かって手を伸ばす。伸ばされた手はすぐに繋がれ、唇を重ねられた。重なる唇の隙間から鼻にかかった嬌声が漏れ、舌が絡む度に飲みきれなかった唾液が頬を濡らした。

    「ぁ……ぃく……はぁ、あぁ……イっちゃう、ゆぅり……あぁ、ゆぅりぃっ! アァッ!」
    「イって」
    「ッ!!!」

     ユーリの言葉を引き金に、タンゴは声なき声を上げて大きく身震いすると、ぐったりと脱力してシーツに沈む。大きく上下する華奢な肩と乱れた黒髪は酷く扇情的で、手を伸ばして触れた肌はしっとりと汗ばんでいて滑らかだった。

    「ん……ユーリ」
    「タンゴ……」

     名前を呼び合って抱き合えば、触れたところから熱を帯び、動きを止めたはずの心臓が大きく高鳴り、ユーリの息を乱した。

    「タンゴ……からだが、あつい……」
    「……ん、僕もあついから……一緒に脱ごう?」
    「うん。タンゴ……脱がせて?」
    「……うん」

     タンゴは傍らで横たわるユーリの服に手を伸ばすと、恐る恐るといった手つきでゆっくりボタンを外していき、一番下まで外し終えたところでユーリを抱き起こして服を脱がした。窓から差す陽光に照らされた肌は白く、癖のないまっすぐな髪で見え隠れするふっくりとした乳房が艶かしい。そんな扇情的な光景から目を逸らしたタンゴに手が伸びる。

    「この服はどうやって脱ぐの?」
    「えっと……後ろにチャックがあるからそれで」

     タンゴは言ってユーリに背を向ける。
     ユーリは言われるままにチャックを下ろしてチャイナドレスから裸体を引き出した。そうして下着姿となった二人は、おずおずと身を寄せ合って唇を重ね、互いの下着に手を伸ばした。タンゴがユーリの白い下着に手を伸ばせばしっとりと潤んでいて、戯れに下から上になぞれば陰核に指先が触れた。その瞬間、ユーリは弓形に背を反らして嬌声を上げた。

    「あっ! タンゴォ……そこっ」
    「ここ?」
    「あん! あぁっ……きもちぃ……ぁぁ」

     タンゴ弓形に反る背を片手で支え、もう片方の手を下着の中に忍ばせ、蜜壺から溢れる蜜を指に絡めて陰核を指の腹で捉えた。最初は触れるか触れないかのもどかしいものから始め、嬌声がより艶めくごとに陰核を丹念に捏ねたり、爪先で引っ掻くように愛撫すれば、蜜壺から止めどなく蜜が溢れた。

    「あっ、アアッ! たんごぉ……」
    「ん?」
    「こっちも……こっちもして」
    「うん、ベロ……痛いかもだけど平気?」
    「いいからっ! その舌で舐めてっ」
    「うん……」

     差し出された乳房に唇を寄せて芯を持った乳頭を口に含んでざらついた舌で舐れば、頭を抱きかかえられ、耳に熱い吐息がかかる。そうしてユーリが強烈な快感に身を委ねている刹那、口に含んだ乳頭に歯を立てれば、甲高い声を上げて絶頂した。

    「あぁ……タンゴ、たんごっ……イきそっ、アンッ! イク!……あぁ、ッア!」

     頭を抱える手には痛いほど力が入り、乳房の奥にある心臓は壊れそうなほど脈動している。

    「はぁ……はぁ……たんごぉ」

     絶頂に浮かされた声がタンゴを呼ぶ。タンゴが目で答えると、顎を掬われて唇を奪われた。唾液で濡れそぼった唇は生暖かく、注がれる唾液は蜜のように甘い。もっと欲しいと舌を伸ばして長い髪に手をかければ、あえかな声が吐息に混じった。

    「はぁ……ユーリかわいい」

     タンゴは囁くとユーリを仰向けに寝かせて覆い被さると、赤らんだ耳元に唇を寄せて囁く。

    「ねぇ、ユーリ……」
    「ん? なぁに?」
    「その……ユーリのかわいいの見てたら……そのまた……なっちゃって」
    「うん」
    「だから……また、きもちよくしてほしいなって」

     タンゴの言葉を聞いてユーリは媚笑する。そしてタンゴの首に手を回し、垂れた耳に唇を寄せて言った。

    「じゃあ、私の中においで?」
    「……え?」
    「うふふ。タンゴが気持ちよくしてくれたココに、タンゴのを挿れたらお互い気持ち良くなれるのよ」

     ユーリは器用に下着を脱ぎ捨てると、タンゴの陰茎を下着越しに撫でる。

    「さっきよりも気持ち良いこと、したいでしょ?」
    「……ぅん」
    「じゃあ、はやく挿れて?」

     下着を撫でる指は、下着を結い止める蝶結びを解いて陰茎を露わにした。タンゴは息を飲んで緊張の面持ちになると、自身の陰茎を蜜壺の縁に添えて、ちらりとユーリを見遣る。ユーリは白く湯立つ吐息を漏らし、情欲に満ちた目でタンゴを見つめていた。その目に応えるべく陰茎の先端を蜜壺に沈めれば、温かく柔らかな媚肉が締まる。

    「あっ……たんごぉ」
    「ゆーり……」

     見つめ合い、指を絡めて手を繋げば、愛おしさがいっそう溢れた。

    「ユーリ……」

     タンゴは息を含んでユーリを呼んで絡めた指に力を込めると、蜜壺の奥まで陰茎を沈めた。瞬間、ユーリは喉を逸らして喘ぎ、太腿でタンゴを捕らえて潤んだ目でタンゴを見つめる。

    「タンゴ……はぁ、はぁ……奥まで、きてるっ」
    「うん……ユーリのなか、きもちい」
    「私も、きもちいい……ねぇ、キスして?」

     ユーリがタンゴの頬を撫でてねだれば、すぐに唇は重なり舌は戯れ合うように絡む。そしてタンゴが無意識に腰を揺らすと、鼻にかかった嬌声が漏れる。

    「んん……ぁっ、はぁはぁ……っ! んんっ」
    「はぁ……あぁ、ユーリッ! ぁっ!」

     互いの喘ぎと淫靡な音が耳を犯し、滴る汗と蜜が白磁の肌を艶めかせる。その肌に牙を立てて滲む血を舐れば背徳的な悦びが心を満たす。
     タンゴは本能のままに律動し、組み敷くユーリを愛し貪るが、金色の瞳はそれとは違う感情で揺れてもいた。

    「ユーリ、ユーリッ……すきっ、だいすき!」
    「んっ! 私もタンゴのこと大好きよ……っあ!」
    「どうしよう……きもちいいっ、あっ! ゆーり、こわぃ」
    「怖くないわ……だから、一緒に気持ちよくなりましょう?」

     ユーリはタンゴの背に手を回して囁き、媚肉を締めつける。

    「アンッ! そんなっ、それ! だめぇ……」
    「ダメじゃないわ……それに、こうしたほうが……気持ち良いもん」
    「あぁ……だめっ、でちゃうっ! あっ!」
    「出して? 私のナカに」
    「ッ!」

     タンゴはユーリを強く抱き締めると、蜜壺の奥で果てた。ユーリが脱力したタンゴに頬擦りをして、汗ばむ頬に口づけをすれば、口づけなら此処にと言わんばかりに唇を重ねられた。それから何度か啄むような口づけの後、二人はベッドを出てバスルームへと向かった。
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    fumifude_mama

    DONE相互であるやくごさんのポストを基に書いたリリアラ。久しぶりの二次創作の筆慣らしで書いたので短いです。
    以下の文章は元ポストより引用。

    🍐様の逆鱗に触れて無機物相手にキジョイの練習させられるんだけど下手くそさん過ぎて居残り終わらない🦌
    様はその下手くそすぎる光景見てなんかほっこりしてきて怒り自体はとうの昔に収まってる(でも続けさせる)
    一人遊び 絹のように滑らかで艶やかな金の髪が歩調に合わせて揺れる。
     歩く。ただそれだけの仕草で美しさを体現し、周囲の者に強い存在感と畏怖の念を抱かせる女性の名はリリス。アダムの最初の妻にしてルシファーの妻でもある彼女は、ビスクドールのように表情を持たぬ面持ちで真紅の絨毯の上を歩み、一つの扉の前で歩みを止めた。ドアマンをつけていないその扉の奥からは、苦悶が滲むくぐもった声が聞こえる。その声を耳にしたリリスは微笑し、ゆっくり扉を開けた。扉の先には部屋があり、部屋は紫と黒を基調にしていて灯りは点いていない。だが、部屋の奥では何かがぎこちなく蠢いて息を漏らしている。リリスは暗がりに潜む存在を一瞥すると、灯りを点けた。一瞬にして照らされたそれは光に眩んだ目を強く瞑り、立ち上がっていた耳を寝かせて小さく鳴いた。その声は小鹿の鳴き声に似ていた。リリスはそれに歩み寄ると、首輪から続く鎖を掴んで引きせ寄せ俯く顔を上げさせた。すると再び小鹿のような鳴き声が部屋に響き、リリスを見上げる真紅の双眸が潤む。その様子を見たリリスは目を細めて鼻で嗤うと、身を屈めて囁いた。
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