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    nana

    @nana7hataraku

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    nana

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    借り物競争のキラ白描きました。

    今回は自分の素直な感覚に麻痺してしまってる班長
    「借り物競走で班長が46さんを必要な時、運動場で「こうちうきう!!」って大声で呼んでほしさある。
    そんで46さんも「なんだ?」ってほいほい来る。
    速攻抱えあげてゴール決めて💓」

    #キラ白
    cyraWhite

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    inaeta108

    MAIKINGたりないふたり2「あの好中球」と久々に再開したのはつい先だっての戦場だった。広い体内、そして数多い好中球である。巡回中にしろ戦場にしろ出会うことはなかった。モニター越しには何度か一方的な対面を果たしていたから、生きていることは知っていた。相変わらず右側だけ長い前髪と、無駄のない鋭い動きはモニター越しにも目を引いた。そのうち偶然会うこともあるだろう。そうしたらお互いの無事の再会を祝えばいい。キラーTは密かにそう思っていた。
    それなのに、ウイルスや雑菌をあらかた片付けた戦場で遭遇したあいつは。瞬きほどの間こちらを見て、首をひとつ傾げて、仕留めたのであろう雑菌を無造作に引きずって仲間のもとに歩いていった。それだけだった。
    めでたく活性化を果たしてエフェクターT細胞に、そして鍛錬を積んでキラーT細胞咽頭班班長に上り詰めた今でも、初めての戦場のことを思い出すと頭が熱くなる。禍々しい感染細胞、絶望と恐怖。そしてあいつのこと。一時は屋上にすら足を向けられず、特訓場所も変えざるを得なかったほどだ。
    その焼けつくような記憶が身体中を駆け巡った。悔しいのか、悲しいのか、苛立っているのか。どれも正しく思えたし、どれも違うよ 6646

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    inaeta108

    MAIKINGたりないふたり4初夏は免疫細胞にとって良い季節だ。乾燥や寒さから脱し、暑すぎることもなく、少し世界が平和になる。
    だからこの時期は種族を跨いでの慰労会が開かれることがあった。とはいえ24時間体制の免疫システムである。特に決まった非番のない好中球などは入れ替わり立ち替わり、パトロールついでに顔を出す程度だが。それでも今日は雑菌の侵入も落ち着いているらしい。白い制服は常よりも多かった。
    天井が高く、開放的な雰囲気の会場はその大半が黒色の集団で占められていた。テーブルや椅子が運び込まれ、飾り付けられたリンパ管内の集会場はちょっとしたパーティー会場へと姿を変えていた。こういった機会の音頭を取るのは大抵がキラーT細胞軍で、参加率が最も高いのもキラーT細胞軍である。軍隊式集団行動を旨としている彼らに、こういった行事への拒否権は基本的に存在しない。御多分に洩れず、咽頭班班長も班員たちと共にテーブルを囲んでいた。

    「面倒くせえ。ンな暇あったら筋トレしてえ」
    「まぁそう言わずに。訓練ばかりじゃ皆死んじまいますって。偶には気も鬱憤も晴らさないと」
    実の所あまり大勢の席を好まないキラーTは些か不機嫌だった。隣に座る副班長 8080